有価証券報告書-第21期(2023/04/01-2024/03/31)
(3)戦略
当社グループは、中長期的に会社の業績に大きな影響を与える6つの重要課題(マテリアリティ)を抽出しています。マテリアリティの抽出に当たっては、当社事業が社会に与える影響についてバリューチェーン全体で評価したうえで、SDGsの17の目標の中で当社ビジネスモデルとの関連性の高いものを選定し、経営理念・事業戦略に紐付けて整理いたしました。抽出した重要課題については、確実で効率的な対応を心がけつつ、第五次中期経営計画「keep on trying 2027」と、さらにその先の成長シナリオをイメージしながら事業の推進に役立てています。
6つのマテリアリティについての、主なリスクおよび機会・取り組みは以下の通りです。
当社グループは、中長期的に会社の業績に大きな影響を与える6つの重要課題(マテリアリティ)を抽出しています。マテリアリティの抽出に当たっては、当社事業が社会に与える影響についてバリューチェーン全体で評価したうえで、SDGsの17の目標の中で当社ビジネスモデルとの関連性の高いものを選定し、経営理念・事業戦略に紐付けて整理いたしました。抽出した重要課題については、確実で効率的な対応を心がけつつ、第五次中期経営計画「keep on trying 2027」と、さらにその先の成長シナリオをイメージしながら事業の推進に役立てています。
6つのマテリアリティについての、主なリスクおよび機会・取り組みは以下の通りです。
| マテリアリティ | リスク | 機会・取り組み |
| 天の恵みである野菜を 100%使い切る | ●青果物流通量の減少 ●残渣・廃棄物の環境への負荷 ●残渣・廃棄物処理不十分の場合の レピュテーションリスク ●当社業績面にも影響 (仕入利益率悪化、損失の計上) | ○野菜残渣リサイクルの推進 ○規格外野菜や端材を有効活用した自社 製品の拡充 ○鮮度保持技術の開発 |
| 地球環境問題への 取り組み | ●天候不順、異常気象及びそれらに起因 する自然災害が青果物のサプライチェ ーン(生産・収穫~配送)を阻害 | ○物流部門における配送ルート効率化に よるCO2 排出量の削減 ○デマンドコントロールによる使用電力 量削減 |
| 心身両面における健全性を実現する人的資本政策 | ●人財不足(質・量)の結果として、 ・24時間365日稼働の青果物インフラ の維持が困難化 ・従業員のモチベーション低下、 スキル・専門性の不足が持たらす 企業活力および競争力の低下 | ○従業員のエンゲージメント向上 ○人財育成強化 ○多様な人財の活躍とそこから生まれる イノベーション |
| 健康で住みやすい 社会の実現 | ●野菜の価値が正しく伝わらないことに よる生産者サイドの業績悪化 ●地域社会における風評悪化等により、 当社業績面に甚大な影響 | ○野菜の分析・中身評価による青果物の 価値向上 ○総合的品質指標(デリカスコア)に基 づく双方向情報共有 ○各種CSR活動の継続的な推進 |
| 堅確な食品安全マネジメントシステムの構築 | ●商品に関連する重大事故発生による 消費者の健康被害発生 ●風評被害、事故への損害賠償等に より、当社業績面に甚大な影響 | 〇食品安全文化の醸成 〇FSSC22000取得拠点数の増加 |
| 「損得の前に善悪」で 考える公正かつ堅確な 企業運営の実践 | ●不祥事、ハラスメント、不適切なルー トからの原料調達等の発覚によりレピュテーションが悪化し、当社業績面に甚大な影響 | 〇予防に重点を置いた危機管理委員会運営 〇ヘルプライン、投稿箱など、従業員の 声を汲み上げる仕組みの活用推進 〇サプライチェーンガバナンスの徹底 |