当第2四半期連結累計期間(平成28年3月1日~平成28年8月31日)におけるわが国経済は、企業収益については、高い水準にあるものの改善に足踏みがみられ、企業の業況判断は慎重さがみられます。個人消費については、総じてみれば底堅い動きとなっており、景気については、このところ弱さもみられますが、緩やかな回復基調が続いております。ただし、海外経済で弱さがみられており、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがあります。また、英国のEU離脱問題など、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響に留意する必要があります。
百貨店業界におきましては、主力である衣料品のクリアランスセールのスタート時期を前倒しした効果により、出足は好調だったものの中盤以降は失速し、前年並みの売上高となりました。また、都市部を中心としたインバウンド消費は、購買単価が下落傾向にありますが、購買客数は拡大傾向にあり、なかでも好調な化粧品は17か月連続前年同月比プラスとなっております。一方、富裕層の消費マインド低下は継続しており、美術・宝飾・貴金属は厳しい状況が続いております。
このような状況の下、当社におきましては、最終年度を迎える中期経営計画に基づき、「百貨店事業の強化」、「関連事業および新規事業への取り組み」、「財務体質の強化」、「人材育成の強化と組織風土の改革」の4つの主要課題に対応するための施策実行に全社を挙げて取り組んでまいりました。
2016/10/13 16:05