当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続し、総じて緩やかな回復基調で推移しました。その一方、米中貿易摩擦の長期化など海外経済の減速が、生産や輸出をはじめとする日本の実体経済に影響を与えており、先行きの不透明感が高まっています。当社事業に関連の深い建設市場においては、インバウンドや都市再開発案件等による非住宅分野での需要は底堅く推移しているものの、新設住宅着工戸数は前年比減少で推移しており、住宅分野は全体として力強さを欠いた状況となりました。
このような状況のもと、当社グループは中期経営計画(2017-2019)「PLG 2019」に則り、外部環境の変化に対応し、グループ全体の持続的な企業価値向上を目指した施策に取り組んでまいりました。国内インテリアセグメントにおいては、新規商品の開発と販促を積極的に推し進める一方、3回目となる「サンゲツ壁紙デザインアワード」を開催し、若手デザイナーの発掘・育成の機会を提供するとともに、インテリアの魅力を社会に訴求するブランディング活動にも注力しました。海外セグメントにおいては、米国Koroseal Interior Products Holdings,Inc.における新規の壁紙生産設備の導入をはじめ、生産効率性の強化や営業体制の見直しを進めました。その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高119,610百万円(前年同期比1.5%増)、営業利益6,556百万円(同58.6%増)、経常利益7,001百万円(同45.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,013百万円(同52.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
2020/02/10 15:04