四半期報告書-第68期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/09 16:10
【資料】
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【項目】
37項目

企業結合等関係

(企業結合等関係)
(比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し)
2017年12月20日に行われたGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.との企業結合について前第1四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第1四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報において取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されました。この結果、前第1四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書は、売上原価が324百万円増加、販売費及び一般管理費が4百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ320百万円減少しております。
(子会社株式の譲渡)
1.株式譲渡の概要
(1)譲渡先企業の名称
オーデリック株式会社
(2)譲渡した子会社の名称及び事業の内容
子会社の名称 :山田照明株式会社
事業の内容 :照明器具の製造及び販売
(3)株式譲渡の理由
山田照明は照明器具の専業メーカーとして、特注品・特殊品を中心にホテル・外構等のコントラクト市場において強みを持っており、当社コントラクト営業部と連携した事業拡大を目指して参りました。しかしながら、商談・営業活動の対象や、商流の違い等から営業面での両社シナジーの効果は限定されたものとなっております。このような背景の中、照明業界においてコントラクト市場での事業拡大に意欲のあるオーデリック株式会社への株式譲渡が山田照明の成長にとって最善であり、かつ、当社グループにとっても経営資源の選択と集中を再構築することで経営の効率を高めることにつながるなど、サンゲツグループの総合的な企業価値の向上に資すると判断し、全株式を譲渡することを決定しました。
(4)株式譲渡日
2019年4月5日(みなし譲渡日 2019年4月1日)
(5)法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
受取対価を現金とする株式譲渡
2.実施した会計処理の概要
(1)譲渡損益の金額
関係会社株式売却益 162百万円
(2)譲渡した子会社に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産1,860百万円
固定資産263
資産合計2,124
流動負債
固定負債
1,380
525
負債合計1,905

(3)会計処理
当該株式会社の連結上の帳簿価額と売却価額の差額を「関係会社株式売却益」として特別利益に計上しております。
3.譲渡した子会社の事業が含まれていた報告セグメント
照明器具セグメント
4.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
当第1四半期連結会計期間の期首をみなし譲渡日として事業分離を行っているため、当第1四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書に分離した事業に係る損益は含まれておりません。