有価証券報告書-第52期(平成27年3月1日-平成28年2月29日)

【提出】
2016/05/25 14:32
【資料】
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【項目】
112項目

有報資料

(1) 研究開発活動の体制
当社グループにおける研究開発活動は「生産技術研究チーム」、「モデル店舗開発チーム」を設け、それぞれ専任担当者を置いて各チームごとに研究開発活動にあたっております。
また、店舗のメニュー開発は「リンガーハット商品開発チーム」と、「浜勝商品開発チーム」が担当しております。
「生産技術研究チーム」においては店舗、工場の設備・機器・システムの研究開発と機器の内製化を推進することにより品質の向上とコストダウン及びノウハウの蓄積を担うべく活動しております。
「モデル店舗開発チーム」においては経営目標達成のために、お客さまのニーズにあった「競争力の高い」モデル店舗をつくりあげる企画開発を各業態、関連組織と連携して活動しております。
「商品開発チーム」においては商品戦略を業態別にロードサイド、フードコート、都心ビルインに分け年間商品開発カレンダーに落とし込み、商品コンセプト策定、消費者ニーズ等の調査、試作、役員試食、消費者試食、オペレーション検証と機器開発、自社工場製造ラインテスト、品質保証チームによる食品衛生チェックを経て、販売を決定する体制をとっております。
ちゃんぽん麺、皿うどん用フライ麺、ぎょうざ、チャーハンをはじめ多くの材料を自社工場で生産するシステムをとり「他社との絶対的な商品の差別化」を図っている当社グループでは、「商品開発チーム」は、素材調達を担当する「購買チーム」及び生産・加工を担当する「生産チーム」と連携して商品開発活動を行っております。
また、販売に際しては、店舗オペレーションマニュアルの作成と周知、店舗責任者への教育・訓練を「トレーニングチーム」と連携して行っております。
(2) 研究開発活動の方針
「すべてのお客さまに楽しい食事のひとときを心と技術でつくる」という企業ミッションを達成するために、研究開発におきましては「お客さまに喜んで頂ける研究開発活動を推進する」こと、商品開発におきましては「健康的で高品質な商品を手頃な価格で提供する」ことをその活動基本方針としております。国内にせまる少子高齢化対応、国内外の多様化する消費者ニーズ等、時代の変化、販売拠点の変化に対応、あるいは企業側からの積極的新提案ができるよう、業界動向、消費者調査、来店客調査から得られる情報を活動方針に反映させております。
(3) 当連結会計年度における研究開発活動
① 長崎ちゃんぽん事業
(イ)ちゃんぽん類の開発
春にゲームメーカーとコラボした「龍が如くちゃんぽん」にはじまり、夏には2年目を迎えた「冷やしちゃんぽん」を3種の味で提供し、秋には一部ショッピングセンター施設でかぼちゃを使用した限定商品「ハロウィンちゃんぽん」へ取組み、冬の定番「かきちゃんぽん」を経て、3年ぶりに「霜降白菜ちゃんぽん」を開発致しました。
(ロ)サイドメニューの開発
新たなチャレンジとして、ショッピングセンター施設を中心に「杏仁デザート」や「ふわふわかき氷」の商品リニューアルを行い、特に女性を中心に御支持をいただいております。
(ハ)モデル店舗の開発
2015年3月より、ごはんと味噌汁、手作り惣菜を合わせた定食タイプの「おかず屋」を開発し、リンガーハットイオンモール直方店(福岡県)を二分割改装し導入しました。当初ショーケース陳列タイプでスタートしましたが、同年9月にホテルパン形式に変更、メニュー品質向上、変更を繰り返し前年比売上・客数を約15%押し上げる効果を得ており関東圏への展開を目論んでおります。
また、既存店舗では「焼きぎょうざ」として40年以上内製化でこだわり提供している「ぎょうざ」に関して、お客さまの要望に応えるべく「生ぎょうざ」製造直売所の実現に着手しました。2015年12月に新宿神楽坂店にて成形機による製造オペレーション構築とアーム型AIロボットの同期を課題に取組み、2016年4月には大型ショッピングセンターセブンパークアリオ柏の食品物販店エリアに新業態のぎょうざ専門店「GYOZA LABO」を出店しております。
(ニ)食の安全・安心について
食の安全・安心を確保する為、今後も店頭及びホームページにて原産地情報及びアレルギー情報等の開示を積極的に行います。
また、健康志向及びカロリー制限、塩分制限等があるお客様に安心して食べていただける「減塩ちゃんぽん」及び海藻めんを使用しカロリーを抑えた「海藻めんと豆乳のヘルシーちゃんぽん」等のヘルシーメニューの開発を行っております。
上記の結果、当連結会計年度中に長崎ちゃんぽん事業の研究開発に投資した金額は、83,208千円であります。
② とんかつ事業
(イ)とんかつ類の開発
季節定番のブラッシュアップを行い、「桜香るミルフィーユかつ」「梅しそ巻とヒレ膳」「かきふらいとヒレ膳」を販売しました。また、支持されている商品を単品で頼めるように「おかわりかつ」の販売を開始しました。
(ロ)モデル店舗の開発
新店4店舗(イオンモールとなみ店、神奈川大和店、カラフルタウン岐阜店、赤坂店)にデザートビュッフェを展開し、新店モデルを構築しました。
(ハ)その他開発
定番商品をさらに美味しくするために、バッターミックスとパン粉の改良を実施しました。
名古屋以東以北に向けて、豆味噌を増量した赤味噌を開発しました。
お客様に更に支持されるように麦ごはんの設計を見直しました。
ワンランク上の商品として牛肉を使用した「ローストビーフかつ」を開発しました(小金井公園店、赤坂店限定販売)。
上記の結果、当連結会計年度中にとんかつ事業の研究開発に投資した金額は、45,291千円であります。
③ セグメントに区分できない基礎研究開発活動
生産技術研究チーム
(イ)GYOZA LABO ぎょうざ成形ラインの構築
(ロ)GYOZA LABO ロボット活用の構築
(ハ)冷凍麺解凍機の新規構造への取り組み
営業戦略リテールチーム
リンガーハット・とんかつ浜勝にて、店内物販を活性化させる活動を行っております。飲食チェーン店における新しい物販の形を実現するために、物販ブランド「まるり」を設立して差別化を図り、2016年4月より長崎の銘菓等をテスト店舗にて販売開始をするとともに、取扱商材のPB化へ向けた取り組みを実施しております。
CIプロジェクトチーム
店舗ブランドロゴマークの改定、および付随する制服、店舗看板等のデザイン活動を行いました。
長崎ちゃんぽんリンガーハットの店舗ロゴマークを2015年11月より変更し、とんかつ浜勝の店舗ロゴマークを2016年3月より変更しました。(新店及び改装店舗より順次変更中)
また、リンガーハットにおいてロゴマーク変更に合わせて店舗制服をリニューアルし、2016年4月より順次展開しております。
以上、当連結会計年度中に研究開発活動へ投資した金額の合計は、各セグメントに区分できない費用41,210千円を含め、169,709千円であります。

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