当第1四半期累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う企業の景況感の悪化と個人消費の急激な冷え込みなど先行き不透明な状況が続いております。アパレルファッション業界におきましても、店舗の臨時休業や営業時間の短縮、加えて外国人観光客の渡航規制によるインバウンド需要の消失等もあり、総じて厳しい状況で推移しました。
当社におきましても、政府・自治体等による外出自粛要請や4月7日の緊急事態宣言発出等により、全ての実店舗が営業時間短縮または臨時休業を余儀なくされ、4~5月度での既存店の営業時間数が前年同期間対比:55%と大幅な稼働率低下となりました。5月25日に緊急事態宣言が解除され6月1日から全店で営業を再開しましたが、引き続き多くの店舗で営業時間の短縮を継続したため、6月度に関しても既存店営業時間数前年比:83%となりました。加えて第1四半期を通して免税売上が前年に対して大幅なマイナスとなったことで、都心の免税売上比率が高かった店舗の落ち込みが大きく、6月度に入り復調してきたSC立地の店舗の売上増だけではカバーするに至らず、6月度単月既存店売上高前年比:81%と苦戦が続きました。
このような経営環境のもと、当社は今期より改めて非対面事業強化に向けてEC事業へ最注力し、人員の増強・プロモーション強化・専用商材の拡充を行うことで、前年同期間対比:119.1%と着実なEC売上の増加を達成いたしました。加えて、前期より継続するMD改革によるプライベートブランド(PB)商品強化に向け、4月上旬にJEANS MATE全店に、当社PBである「OUTDOOR PRODUCTS」と「fort point」の専用什器を投入してブランドコーナーを設置し、VMD強化を行いました。また、売上高の減少に応じて仕入を前年比:72%まで抑制することで、期末在庫原価前年比:106%に留め、店舗運営人員のミニマム化や賃料減額交渉等の経費削減にも並行して注力することで、販管費前年同期間対比:68%となりました。
2020/08/14 15:44