有価証券報告書-第38期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)

【提出】
2019/05/31 9:39
【資料】
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【項目】
98項目

対処すべき課題

今後のわが国の経済は、底堅い内需に支えられ、緩やかな景気回復が期待されるものの、海外の政治・経済の不確実性により、先行きが不透明な状況も続くものと予想されます。
また、コンビニエンスストア業界では、業界内の競争激化に加え、業態を超えた販売競争の激しさは増し、厳しい環境が続くものと考えております。
このような環境の下、当社グループは、「ローソン・スリーエフ」において、ローソンの「チェーン戦略」に軸足を置きながら「個店戦略」をバランス良く発揮することを目指してまいります。地域環境の変化を的確に捉え、お客様の多様なニーズにきめ細やかに応じていくために、個店ごとの品揃えを追求した過去の経験やgooz(グーツ)事業における次世代型コンビニフォーマットの取り組み、スリーエフの独自性商品(チルド弁当・やきとり等のオリジナル商品、BOOK・青果の強化店舗)を活かして、「店舗の個性」の“良い面”を打ち出すステップに漸次進んでいくことで、売上・収益性の向上を図ります。
また、ローソンと連携して「ローソン・スリーエフ」の事業展開の拡大と質の向上を進めるとともに、収益改善が見込めない店舗のリロケートも進めてまいります。
※文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。