有価証券報告書-第19期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/25 10:04
【資料】
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【項目】
137項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社は、退職一時金制度、確定給付型の企業年金制度及び確定拠出制度を設けております。なお、従業員の退職等に際して、退職給付に係る会計基準に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない退職金を支給する場合があります。また、当社において、退職給付信託を設定しております。
一部の連結子会社は、確定給付制度として退職一時金制度を設けております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
退職給付債務の期首残高311,672322,449
勤務費用7,6457,269
利息費用977923
数理計算上の差異の発生額△2,658△2,228
退職給付の支払額△16,041△15,665
過去勤務費用の発生額△2,073
関西みらい銀行の制度変更に伴う移換額20,763
その他90△56
退職給付債務の期末残高322,449310,617


(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
年金資産の期首残高323,559330,672
期待運用収益4,9064,796
数理計算上の差異の発生額△8,084△978
事業主からの拠出額3,0412,786
退職給付の支払額△10,655△11,098
連結子会社における退職給付信託の拠出額3,000
関西みらい銀行の制度変更に伴う移換額17,833
その他71△38
年金資産の期末残高330,672329,141


(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
積立型制度の退職給付債務322,440310,613
年金資産△330,672△329,141
△8,232△18,528
非積立型制度の退職給付債務94
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△8,223△18,523
退職給付に係る負債3,269232
退職給付に係る資産△11,493△18,755
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額△8,223△18,523


(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
勤務費用7,6457,269
利息費用977923
期待運用収益△4,906△4,796
数理計算上の差異の費用処理額4,3207,754
過去勤務費用の費用処理額△2,073
その他(退職給付債務の対象外の退職金等)602517
確定給付制度に係る退職給付費用8,6409,594


(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
数理計算上の差異△4,0369,004


(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(百万円)
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
未認識数理計算上の差異△37,397△28,392


(7) 年金資産に関する事項
①年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
債券66%68%
株式2%5%
現金及び預金等32%27%
合計100%100%

(注)年金資産合計には、企業年金制度及び一時金制度に対して設定した退職給付信託が28%(前連結会計年度28%)含まれております。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
期末における主要な数理計算上の計算基礎は、次のとおりであります。
区分前連結会計年度
(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
割引率(加重平均)0.27%0.44%
長期期待運用収益率0.30%~2.00%0.10%~2.00%

3 確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は784百万円(前連結会計年度776百万円)であります。