一方、米国で強力な金融緩和政策が実施されていることもあり、ドル円相場は緩やかな円高ドル安基調で推移しました。金融市場で不安が高まる場面では円高ドル安が加速する場面もありましたが、日本企業や公的年金の対外投資に前向きな姿勢などが円高を抑制する要因となったことから、4月に概ね1ドル=107円台だったドル円相場は、9月には105円台前半を中心に推移し、1ドル=105円台半ばで9月の取引を終えました。
このような状況のもと当社グループ各社においては、新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、グループ各社でお客さま並びに社員の健康・安全を確保しつつ営業活動を行いました。中核子会社の岡三証券株式会社では、本年4月にスタートした新中期経営計画のもと、お客さまの中長期・安定的な資産形成に資する運用商品の導入を進めたほか、営業社員のチーム担当制の試験導入など、お客さまの体験価値を高める営業活動を展開しました。一方、インターネット取引を主体とする岡三オンライン証券株式会社においては、マーケティング・オートメーションの活用による顧客属性に応じた投資情報やキャンペーンのご案内、8月に他社から取引所CFDの事業を承継したことなどにより、口座数や預り資産が拡大しました。また、岡三アセットマネジメント株式会社においては、経済環境分析やリサーチ強化で運用パフォーマンス向上を図るとともに、販売会社を通じてお客さまへ分かりやすくタイムリーな情報提供を行い、運用資産の拡大に努めました。商品としては、「米国バイオ&テクノロジー株オープン」や「ワールド・リート・セレクション(アジア)」などの公募投資信託において純資産残高が増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの営業収益は318億17百万円(前年同期比102.3%)、純営業収益は312億49百万円(同102.0%)となりました。販売費・一般管理費は295億89百万円(同95.9%)となり、経常利益は23億90百万円(同372.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億61百万円(前年同期は2億23百万円の損失)となりました。
2020/11/12 9:25