当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が進み、各種政策効果と相まって、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、不安定な国際情勢等による世界経済の減速リスク、国内金融政策の見直し、為替変動及び物価上昇の影響等もあり、先行き不透明な状況が続きました。
このような事業環境のもと、当第1四半期連結累計期間におきましては、住宅事業における分譲マンションの売上計上戸数が増加した一方で、ビル事業及びアセットサービス事業における投資家向け物件売却による売上が減少いたしました。この結果、営業収益は1,161億9千5百万円(前年同四半期1,183億9千3百万円、前年同四半期比1.9%減)、営業利益は191億6千7百万円(前年同四半期272億8千9百万円、前年同四半期比29.8%減)、事業利益は191億8千万円(前年同四半期281億3千6百万円、前年同四半期比31.8%減)、経常利益は194億2千万円(前年同四半期274億7千2百万円、前年同四半期比29.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は116億6千1百万円(前年同四半期177億5千5百万円、前年同四半期比34.3%減)となりました。
なお、当社グループは営業利益に持分法による投資損益を加えた「事業利益」を利益指標として設定しております。
2024/05/13 13:12