有価証券報告書-第46期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/20 9:55
【資料】
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【項目】
152項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定しております。資金調達については銀行等からの借入及び社債発行による方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である完成工事未収入金は、主として個人の顧客から受注する賃貸アパートの建築請負工事を工事進行基準に基づいて算定した工事債権の計上額であります。当社では、建築請負工事の受注契約時に顧客の信用状況について十分に把握することで信用リスクの管理を行っております。
投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主として業務上の関係を有する企業の株式であり、時価については定期的に取締役会に報告されております。
また、顧客に対して長期貸付金を有しております。当該長期貸付金は、過年度において顧客の住宅ローンの一部として貸し付けを行ったものであり、回収に問題が生じた場合は、督促状を発送等すると共に回収状況について経営企画部長に報告されることになっております。
営業債務である支払手形・工事未払金及び電子記録債務は、ほとんどが1年以内の支払期日であります。
借入金及び社債は、主に営業取引に係る資金調達であり、返済期間は主として5年以内であります。変動金利による借入金は、金利の変動リスクに晒されております。当社では、各金融機関ごとの借入金利の一覧表を毎月部門長会議に報告することで、借入金利の変動状況をモニタリングしております。
また、営業債務、借入金及び社債は流動性リスクに晒されておりますが、当社財務部が資金計画表を作成する等の方法により資金管理しております。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
(4)信用リスクの集中
当社グループの取引先は、主として個人であるため、当連結会計年度の連結決算日において、該当事項はありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注)2.をご参照ください。)。
前連結会計年度(2018年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時 価差 額
(1)現金及び預金10,486,57110,486,571-
(2)完成工事未収入金103,877103,877-
(3)投資有価証券565,734565,734-
(4)長期貸付金67,807
貸倒引当金(*)△7,253
60,55460,554-
資産計11,216,73711,216,737-
(1)支払手形・工事未払金3,963,9853,963,985-
(2)電子記録債務755,832755,832-
(3)短期借入金8,042,9508,042,950-
(4)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)78,816,41978,743,247△73,171
負債計91,579,18791,506,015△73,171

(*) 長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
当連結会計年度(2019年3月31日)
(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時 価差 額
(1)現金及び預金12,041,38012,041,380-
(2)完成工事未収入金191,646191,646-
(3)投資有価証券494,392494,392-
(4)長期貸付金63,354
貸倒引当金(*)△4,531
58,82258,822-
資産計12,786,24112,786,241-
(1)支払手形・工事未払金4,642,2574,642,257-
(2)電子記録債務1,023,2751,023,275-
(3)短期借入金7,249,0507,249,050-
(4)社債(1年内償還予定の社債を含む)1,000,0001,000,000-
(5)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)86,416,90586,417,591686
負債計100,331,487100,332,173686

(*) 長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産

(1)現金及び預金
預金はすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)完成工事未収入金
完成工事未収入金は短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
投資有価証券はすべて株式であり、その時価については取引所の価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記をご参照ください。
(4)長期貸付金
長期貸付金は回収状況に問題のある貸付先に対しては、見積り将来キャッシュ・フローに基づいて貸倒見積り高を算定しているため、時価は連結貸借対照表額から貸倒見積り高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としております。
負 債

(1)支払手形・工事未払金、(2)電子記録債務並びに(3)短期借入金
支払手形・工事未払金、電子記録債務及び1年内返済予定の長期借入金以外の短期借入金については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。また、1年内返済予定の長期借入金は、(5)長期借入金の項に記載したとおりであります。
(4)社債(1年内償還予定の社債を含む)
当社の発行する社債の時価は、元利金の合計額を、当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(5)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)
これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。なお、長期借入金のうち変動金利によるものは、短期間で金利を見直していることから、時価は帳簿価額と近似しておりますので、当該帳簿価額によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)

区分前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
非上場株式28,63928,639

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年以内5年超
現金及び預金10,486,571--
完成工事未収入金103,877--
長期貸付金4,89920,22142,686
合計10,595,34820,22142,686

当連結会計年度(2019年3月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超5年以内5年超
現金及び預金12,041,380--
完成工事未収入金191,646--
長期貸付金4,97520,35538,022
合計12,238,00220,35538,022

4.社債及び借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2018年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金8,042,950-----
長期借入金13,070,81317,656,59313,722,9088,640,50518,553,0077,172,588
合計21,113,76317,656,59313,722,9088,640,50518,553,0077,172,588

当連結会計年度(2019年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金7,249,050-----
社債200,000200,000200,000200,000200,000-
長期借入金16,658,24224,388,86414,625,28214,249,6153,335,40413,159,496
合計24,107,29224,588,86414,825,28214,449,6153,535,40413,159,496