首都圏物流施設賃貸市場では、需要の拡大を見込んだ大量供給により2020年1月の賃貸ストックは578万坪(前年同月比14.9%の増加)となりました。需給が逼迫する状況が続いており、空室率は1.9%と低水準で推移しています(民間調査機関調べ)。
不動産ファンド市場は、市場規模の拡大が続いています。2020年1月のJ-REITの運用資産額は19.2兆円(前年同月比1.1兆円の増加)となり、私募ファンドは運用資産額19.2兆円(2019年6月時点、前年同月比2.3兆円の増加)となりました。両者を合わせた証券化市場の規模は38.4兆円まで拡大しました(民間調査機関調べ)。
東京都のビジネスホテル市場では、2019年通年の平均客室稼働率は84.2%となり、好不調の目安となる80%を各月概ね上回って推移しました。また、東京都の全施設タイプにおける延べ宿泊者数は6,620万人泊/年(前年比0.1%増)とほぼ横ばいながら、外国人延べ宿泊者数は2,473万人泊と前年比で6.6%増加、インバウンド比率は37.4%(前年比2.3ポイント増加)となりました。しかし2020年に入り、2019年12月に発生した新型コロナウイルス感染症に伴う宿泊需要減少が2月以降より顕在化しており、感染拡大の長期化が懸念されています(観光庁調べ)。
2020/04/10 15:00