有価証券報告書-第105期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、本項に記載した予想、予見、見込み、見通し、方針、所存等の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、将来に関する事項には、不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意下さい。
(1) 経営成績の分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善し緩やかな回復基調で推移する一方、個人消費改善に遅れがみられました。当地におきましては、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映が始まり、浜松市北区細江町にオープンした大河ドラマ館は、当初の想定を上回るペースで来館者数が推移するなど、盛り上がりをみせております。
このような状況の中、当社グループは3ヵ年中期経営計画「シャイン2017」の2年目の年として、遠鉄ストアやネッツトヨタ浜松の店舗リニューアル、介護施設の新規拠点の開設とともに、人材の確保を積極的に推進するなど、一層の経営基盤の強化に努めてまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、営業収益1,783億6千4百万円(前連結会計年度比3.0%増加)、経常利益37億5千万円(同3.8%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億2千3百万円(同74.8%増加)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの営業収益は、セグメント間取引を含んでおりません。
(運輸事業)
鉄道事業におきましては、積志駅・西ヶ崎駅などで駐輪場の拡張や駐車場の整備を進めるとともに、浜北駅の待合室を拡張するなど、お客様の利便性向上を図りました。
乗合バス事業におきましては、大河ドラマ館や浜松市北区井伊谷周辺のアクセス向上を図るとともに、周遊きっぷを販売するなど観光客の回遊性向上に努めました。
貸切バス事業におきましては、新車8両(大型6両・中型2両)を導入し、継続的な車両更新を進めました。
タクシー事業におきましては、助信駅以北の各駅にタクシー乗り場を整備し、迎車料金無料サービスを開始するとともに、観光タクシーでゆく「井伊直虎ゆかりの地めぐり」の運行を開始するなど、収益拡大に努めました。
以上の結果、運輸事業の営業収益は、156億5千3百万円(前連結会計年度比1.2%減少)となりました。
(レジャーサービス事業)
旅行業におきましては、バンビツアーでは、大河ドラマ館のオープンにあわせ「直虎ゆかりの地めぐり」の募集を開始し、県内外から多くのお客様にご利用をいただいております。遠鉄トラベルでは、創立65周年記念コースを企画・販売し、利用人員の拡大に努めました。
ホテル・旅館業におきましては、遠鉄観光開発では、ホテルウェルシーズン浜名湖・華咲の湯にスチームサウナ「蒼(SОU)」を、浜名湖パルパルに「キャプテンパレオの海賊船」・「パルッキオの消防士アカデミー」を新たに導入し、各施設の魅力向上を図りました。また、ホテル九重では、「JTB・るるぶトラベルアワード」において「2015年クチコミ・アンケート旅館部門」で総合第1位に選ばれるなど、お客様の支持を獲得いたしました。
ホテルコンコルド浜松では、開業35周年を記念してレストランの特別メニューを販売する一方、館内に電子表示板を導入するなど、お客さまの利便性向上を図りました。
以上の結果、レジャーサービス事業の営業収益は、101億7千万円(前連結会計年度比0.6%増加)となりました。
(商品販売事業)
百貨店業におきましては、化粧品売場において「ロクシタン」など新ブランドの導入や「全国銘菓」など食料品売場の一部リニューアルを実施いたしました。また、「直虎おみやげショップ」の開設など、売場の魅力向上に努めました。
食品スーパー業におきましては、遠鉄ストアでは、昨年4月に「浅羽ショッピングタウンパディ」を建替えるとともに、昨年6月に「大人見店」を、昨年10月に「竜洋店」を、昨年11月に「遠鉄ショッピングタウンリブロス笠井」をリニューアルいたしました。
自動車販売業におきましては、ネッツトヨタ浜松では、昨年4月に「有玉店」を、昨年10月に「U-藤枝店」を建替えるとともに、昨年12月に「磐田店」・「湖西店」をリニューアルいたしました。トヨタレンタリース浜松では、浜松市北部エリアへの営業強化のため昨年5月に「高台店」を新規オープンし、収益拡大に努めました。
以上の結果、商品販売事業の営業収益は、1,247億6百万円(前連結会計年度比1.1%増加)となりました。
(不動産事業)
不動産業におきましては、浜松市中区曳馬や袋井市愛野の分譲地を販売開始するなど、分譲住宅78棟、分譲土地90区画をお引渡しいたしました。
注文住宅では、フィアスホームモデル邸をSBSマイホームセンター浜松展示場に初出店するとともに、メープルホームズモデル邸を浜松市浜北区染地台「きらりタウン浜北」にオープンいたしました。一方、従来からのラインアップである「ブライトシリーズ」をさらに断熱性能に優れた商品に改良するなど受注拡大に努めた結果、129棟を受注し、89棟をお引渡しいたしました。
分譲マンションでは、「ブライトタウン大蒲」を中心に62戸をお引渡しいたしました。
また、遠鉄百貨店新館13階の一部を「えんてつ浜松駅前貸会議室」として貸し出しを開始するとともに、浜松市中区鍛冶町の「日本生命浜松センタービル」を取得し、「遠鉄鍛冶町ビル」として安定的な賃貸収入の確保に努めました。
遠鉄建設では、太陽光発電事業で新たに6ヵ所、発電規模計3,400kwの太陽光発電所を建設し、売電を開始いたしました。
以上の結果、不動産事業の営業収益は、145億7千5百万円(前連結会計年度比25.8%増加)となりました。
(保険事業)
保険代理業におきましては、アフラック大手代理店とのアライアンス(業務提携)のさらなる強化のため本年1月に名古屋営業所を開設し、営業エリアの拡大に努めました。
以上の結果、保険事業の営業収益は、23億2千6百万円(前連結会計年度比0.9%増加)となりました。
(その他)
介護事業におきましては、「ラクラス広沢レジデンス」・「ラクラス志都呂」・「ラクラス豊橋南汐田」の3拠点を新規オープンするとともに、本年4月開業の介護付有料老人ホーム「ラクラス見付レジデンス」の開設準備を進めました。
自動車運転教習業におきましては、昨年4月に焼津市で「遠鉄中部自動車学校」の営業を開始し、計6校体制で教習生の受入拡大を図りました。
遠鉄アシストでは、生活支援サービス事業において昨年8月に2号店となる「ベンリーえんてつ浜松高林店」をオープンいたしました。
遠鉄システムサービスでは、学校現場における授業支援をはじめとしたICT機器の利活用に支援員を派遣することで実績を挙げ、県西部地域の小中学校を中心にICT機器の導入シェア拡大に努めました。
以上の結果、その他の事業の営業収益は、109億3千1百万円(前連結会計年度比8.9%増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における資産の部の残高は1,384億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ37億2千2百万円増加しております。これは主に、機械装置及び運搬具(純額)が10億3千6百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債の部の残高は961億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億1百万円増加しております。これは主に、長期借入金が48億6千7百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産の部の残高は423億3千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億2千1百万円増加しております。これは主に、利益剰余金が18億9千1百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
前述の「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。
(4) 次期の見通しについて
当社グループといたしましては、9年後のありたい姿の実現に向けた第一ステップとして、平成27年度より「グループ経営の推進と総合力の強化」「人材の人財化、定着の強化」「新しい分野への挑戦」「各事業シェア拡大と自律的発展」を重点政策とする新3ヵ年中期経営計画「シャイン2017」に基づき、さらに経営の質を高めグループ総合力を強化し連結業績の向上を図ってまいります。
現時点において、次期の業績は次のとおり見込んでおります。
なお、本項に記載した予想、予見、見込み、見通し、方針、所存等の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、将来に関する事項には、不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意下さい。
(1) 経営成績の分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善し緩やかな回復基調で推移する一方、個人消費改善に遅れがみられました。当地におきましては、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の放映が始まり、浜松市北区細江町にオープンした大河ドラマ館は、当初の想定を上回るペースで来館者数が推移するなど、盛り上がりをみせております。
このような状況の中、当社グループは3ヵ年中期経営計画「シャイン2017」の2年目の年として、遠鉄ストアやネッツトヨタ浜松の店舗リニューアル、介護施設の新規拠点の開設とともに、人材の確保を積極的に推進するなど、一層の経営基盤の強化に努めてまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、営業収益1,783億6千4百万円(前連結会計年度比3.0%増加)、経常利益37億5千万円(同3.8%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億2千3百万円(同74.8%増加)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの営業収益は、セグメント間取引を含んでおりません。
(運輸事業)
鉄道事業におきましては、積志駅・西ヶ崎駅などで駐輪場の拡張や駐車場の整備を進めるとともに、浜北駅の待合室を拡張するなど、お客様の利便性向上を図りました。
乗合バス事業におきましては、大河ドラマ館や浜松市北区井伊谷周辺のアクセス向上を図るとともに、周遊きっぷを販売するなど観光客の回遊性向上に努めました。
貸切バス事業におきましては、新車8両(大型6両・中型2両)を導入し、継続的な車両更新を進めました。
タクシー事業におきましては、助信駅以北の各駅にタクシー乗り場を整備し、迎車料金無料サービスを開始するとともに、観光タクシーでゆく「井伊直虎ゆかりの地めぐり」の運行を開始するなど、収益拡大に努めました。
以上の結果、運輸事業の営業収益は、156億5千3百万円(前連結会計年度比1.2%減少)となりました。
(レジャーサービス事業)
旅行業におきましては、バンビツアーでは、大河ドラマ館のオープンにあわせ「直虎ゆかりの地めぐり」の募集を開始し、県内外から多くのお客様にご利用をいただいております。遠鉄トラベルでは、創立65周年記念コースを企画・販売し、利用人員の拡大に努めました。
ホテル・旅館業におきましては、遠鉄観光開発では、ホテルウェルシーズン浜名湖・華咲の湯にスチームサウナ「蒼(SОU)」を、浜名湖パルパルに「キャプテンパレオの海賊船」・「パルッキオの消防士アカデミー」を新たに導入し、各施設の魅力向上を図りました。また、ホテル九重では、「JTB・るるぶトラベルアワード」において「2015年クチコミ・アンケート旅館部門」で総合第1位に選ばれるなど、お客様の支持を獲得いたしました。
ホテルコンコルド浜松では、開業35周年を記念してレストランの特別メニューを販売する一方、館内に電子表示板を導入するなど、お客さまの利便性向上を図りました。
以上の結果、レジャーサービス事業の営業収益は、101億7千万円(前連結会計年度比0.6%増加)となりました。
(商品販売事業)
百貨店業におきましては、化粧品売場において「ロクシタン」など新ブランドの導入や「全国銘菓」など食料品売場の一部リニューアルを実施いたしました。また、「直虎おみやげショップ」の開設など、売場の魅力向上に努めました。
食品スーパー業におきましては、遠鉄ストアでは、昨年4月に「浅羽ショッピングタウンパディ」を建替えるとともに、昨年6月に「大人見店」を、昨年10月に「竜洋店」を、昨年11月に「遠鉄ショッピングタウンリブロス笠井」をリニューアルいたしました。
自動車販売業におきましては、ネッツトヨタ浜松では、昨年4月に「有玉店」を、昨年10月に「U-藤枝店」を建替えるとともに、昨年12月に「磐田店」・「湖西店」をリニューアルいたしました。トヨタレンタリース浜松では、浜松市北部エリアへの営業強化のため昨年5月に「高台店」を新規オープンし、収益拡大に努めました。
以上の結果、商品販売事業の営業収益は、1,247億6百万円(前連結会計年度比1.1%増加)となりました。
(不動産事業)
不動産業におきましては、浜松市中区曳馬や袋井市愛野の分譲地を販売開始するなど、分譲住宅78棟、分譲土地90区画をお引渡しいたしました。
注文住宅では、フィアスホームモデル邸をSBSマイホームセンター浜松展示場に初出店するとともに、メープルホームズモデル邸を浜松市浜北区染地台「きらりタウン浜北」にオープンいたしました。一方、従来からのラインアップである「ブライトシリーズ」をさらに断熱性能に優れた商品に改良するなど受注拡大に努めた結果、129棟を受注し、89棟をお引渡しいたしました。
分譲マンションでは、「ブライトタウン大蒲」を中心に62戸をお引渡しいたしました。
また、遠鉄百貨店新館13階の一部を「えんてつ浜松駅前貸会議室」として貸し出しを開始するとともに、浜松市中区鍛冶町の「日本生命浜松センタービル」を取得し、「遠鉄鍛冶町ビル」として安定的な賃貸収入の確保に努めました。
遠鉄建設では、太陽光発電事業で新たに6ヵ所、発電規模計3,400kwの太陽光発電所を建設し、売電を開始いたしました。
以上の結果、不動産事業の営業収益は、145億7千5百万円(前連結会計年度比25.8%増加)となりました。
(保険事業)
保険代理業におきましては、アフラック大手代理店とのアライアンス(業務提携)のさらなる強化のため本年1月に名古屋営業所を開設し、営業エリアの拡大に努めました。
以上の結果、保険事業の営業収益は、23億2千6百万円(前連結会計年度比0.9%増加)となりました。
(その他)
介護事業におきましては、「ラクラス広沢レジデンス」・「ラクラス志都呂」・「ラクラス豊橋南汐田」の3拠点を新規オープンするとともに、本年4月開業の介護付有料老人ホーム「ラクラス見付レジデンス」の開設準備を進めました。
自動車運転教習業におきましては、昨年4月に焼津市で「遠鉄中部自動車学校」の営業を開始し、計6校体制で教習生の受入拡大を図りました。
遠鉄アシストでは、生活支援サービス事業において昨年8月に2号店となる「ベンリーえんてつ浜松高林店」をオープンいたしました。
遠鉄システムサービスでは、学校現場における授業支援をはじめとしたICT機器の利活用に支援員を派遣することで実績を挙げ、県西部地域の小中学校を中心にICT機器の導入シェア拡大に努めました。
以上の結果、その他の事業の営業収益は、109億3千1百万円(前連結会計年度比8.9%増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における資産の部の残高は1,384億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ37億2千2百万円増加しております。これは主に、機械装置及び運搬具(純額)が10億3千6百万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債の部の残高は961億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億1百万円増加しております。これは主に、長期借入金が48億6千7百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産の部の残高は423億3千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億2千1百万円増加しております。これは主に、利益剰余金が18億9千1百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
前述の「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。
(4) 次期の見通しについて
当社グループといたしましては、9年後のありたい姿の実現に向けた第一ステップとして、平成27年度より「グループ経営の推進と総合力の強化」「人材の人財化、定着の強化」「新しい分野への挑戦」「各事業シェア拡大と自律的発展」を重点政策とする新3ヵ年中期経営計画「シャイン2017」に基づき、さらに経営の質を高めグループ総合力を強化し連結業績の向上を図ってまいります。
現時点において、次期の業績は次のとおり見込んでおります。
| 区分 | 平成28年度 (当連結会計年度) | 平成29年度計画 | 当連結会計年度比(%) |
| 営業収益(百万円) | 178,364 | 182,300 | 102.2 |
| 営業利益(百万円) | 3,406 | 3,700 | 108.6 |
| 経常利益(百万円) | 3,750 | 4,100 | 109.3 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) | 2,323 | 2,700 | 116.2 |
| 1株当たり当期純利益 | 32円31銭 | 37円56銭 | 116.2 |