有価証券報告書-第104期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
有報資料
当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、本項に記載した予想、予見、見込み、見通し、方針、所存等の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、将来に関する事項には、不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意下さい。
(1) 経営成績の分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府・日銀による継続的な経済政策や金融緩和を背景に、企業収益や雇用環境が改善し緩やかな回復基調で推移する一方、個人所得の伸び悩みや中国をはじめとする新興国の景気減速を原因として、個人消費や設備投資の改善に遅れがみられました。
このような状況の中、当社グループは中期3ヵ年経営計画「シャイン2017」の1年目の年として、鉄道事業と乗合バス事業の20年ぶりとなる運賃値上げ(消費増税にともなう運賃改定を除く)や、遠鉄ストア店舗のリニューアルなどを中心に、既存の営業エリアにおける一層の基盤強化を図るとともに、豊川市における遠鉄ストアの出店、豊橋市における介護事業の進出、焼津市における自動車学校の営業開始など、従来の営業エリアを超えた事業展開を積極的に進めてまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、営業収益1,732億円(前連結会計年度比3.0%増加)、経常利益36億1千2百万円(同3.2%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億2千9百万円(同94.2%増加)となりました。
なお、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、第104期連結会計年度より、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの営業収益は、セグメント間取引を含んでおりません。
(運輸事業)
鉄道事業におきましては、平日夕方の4両編成を6便から14便へ増便するとともに、新浜松駅の改札にナイスパス専用レーン、遠州病院駅にエレベーターをそれぞれ新設し、利便性の向上に努めました。
乗合バス事業におきましては、磐田・掛川方面の空港バスを増便するとともに、掛川インター駐車場を拡張するなど、収益拡大に努めました。
貸切バス事業におきましては、外国人観光客の輸送に注力し収益拡大に努める一方、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置を装備した車両を導入するなど安全性向上に努め、「貸切バス事業者安全性評価認定制度」において最高ランクの三ツ星を獲得いたしました。
タクシー事業におきましては、遠鉄モール街ビル乗り場を新設するなど、営業エリア内における輸送シェア拡大に努めました。
以上の結果、運輸事業の営業収益は、158億3千8百万円(前連結会計年度比1.4%増加)となりました。
(レジャーサービス事業)
旅行業におきましては、バンビツアーでは、45周年記念コースを企画・販売し、利用人員の拡大に努めた結果、19万人を超えるお客様にご利用いただきました。遠鉄トラベルでは、昨年4月に浜北駅構内に「浜北駅店」を、遠鉄ストア天竜店内に「天竜店」をオープンするとともに、本年3月には「袋井店」をピアゴ袋井店内に移転オープンするなど、営業基盤の拡大に努めました。ホテル・旅館業におきましては、遠鉄観光開発では、華咲の湯に「桧香の湯サウナ」を、浜名湖パルパルに立体迷路「デテミーヤ」と空中ブランコ「まわっタワー」を導入し、各施設の魅力向上を図りました。ホテルコンコルド浜松では、外国人観光客の宿泊が好調に推移するとともに、客室や宴会場等のリニューアルを実施し、施設の魅力向上に努めました。
以上の結果、様々な取り組みをしてまいりましたが、レジャーサービス事業の営業収益は、101億5百万円(前連結会計年度比2.0%減少)となりました。
(商品販売事業)
百貨店業におきましては、特選ブランド「ロレックス」の新規導入及び「グッチ」のリニューアルを行いました。また、婦人靴売場や化粧品売場においても新ブランドの導入やリニューアルを実施し、売場の魅力向上に努めました。
食品スーパー業におきましては、遠鉄ストアでは、昨年11月に「豊川店」を新規オープン、昨年7月に「浅羽店」を建て替えオープンするとともに、昨年4月に「フードワン鴨江店」を、昨年9月に「磐田店」を、本年3月に「立野店」をリニューアルいたしました。また、遠鉄ストア隣接のドラッグストア「マツモトキヨシ」を新たに3店舗オープンいたしました。
自動車販売業におきましては、ネッツトヨタ浜松では、浜松市総合産業展示館にて「わくわくファミリーカーニバル」を3回実施するなど、新規顧客の獲得に努めました。
石油製品販売業におきましては、昨年7月にセブンイレブンを併設した「浜松三幸北サービスステーション」をオープンし、収益拡大に努めました。
以上の結果、商品販売事業の営業収益は、1,233億2千9百万円(前連結会計年度比3.5%増加)となりました。
(不動産事業)
不動産業におきましては、掛川市紅葉台や湖西市南台の分譲地を販売開始するなど、分譲住宅84棟、分譲土地90区画をお引渡しいたしました。
注文住宅では、掛川住宅プラザのモデルハウスをリニューアルするなど受注促進に努めた結果、101棟をお引渡しいたしました。また、フランチャイズ方式により、LIXILグループが展開する「フィアスホーム」を、輸入住宅専門の「メイプルホームズ」をそれぞれ販売開始し、新たな需要の獲得に努めました。
分譲マンションでは、「ブライトタウン小豆餅」を中心に24戸をお引渡しするとともに、「ブライトタウン大蒲」全65戸の販売を開始いたしました。
遠鉄建設では、浜松市西区村櫛町の約4万㎡の敷地に、発電規模約2,000kwの太陽光発電所を建設し、売電を開始いたしました。
以上の結果、不動産事業の営業収益は、分譲マンションの引渡し件数減少等の影響もあり、115億8千3百万円(前連結会計年度比6.5%減少)となりました。
(保険事業)
保険代理業におきましては、昨年11月に「アフラック豊川サービスショップ」を遠鉄ストア豊川店内にオープンし、営業エリアの拡大に努めました。
以上の結果、保険事業の営業収益は、23億5百万円(前連結会計年度比7.9%増加)となりました。
(その他)
介護事業におきましては、本年3月に豊橋市において「ラクラス豊橋西幸(にしみゆき)」の営業を開始するとともに、本年4月開業の介護付有料老人ホーム「ラクラス広沢レジデンス」の入居者募集に努めました。
自動車運転教習業におきましては、遠鉄袋井自動車学校の校舎を建て替えるとともに合宿寮をオープンし、教習生の受入増加に努めました。また、本年3月より、焼津市において静岡県中部自動車学校の営業を開始いたしました。
以上の結果、その他の事業の営業収益は、100億3千7百万円(前連結会計年度比17.5%増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における資産の部の残高は1,347億1千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ42億4千4百万円増加しております。これは主に、建物及び構築物(純額)が12億5千万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債の部の残高は946億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ40億3千8百万円増加しております。これは主に、短期借入金が34億6千4百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産の部の残高は401億1千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億5百万円増加しております。これは主に、利益剰余金が8億9千7百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
前述の「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。
(4) 次期の見通しについて
当社グループといたしましては、9年後のありたい姿の実現に向けた第一ステップとして、平成27年度より「グループ経営の推進と総合力の強化」「人材の人財化、定着の強化」「新しい分野への挑戦」「各事業シェア拡大と自律的発展」を重点政策とする新3ヵ年中期経営計画「シャイン2017」に基づき、さらに経営の質を高めグループ総合力を強化し連結業績の向上を図ってまいります。
現時点において、次期の業績は次のとおり見込んでおります。
なお、本項に記載した予想、予見、見込み、見通し、方針、所存等の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において判断したものであり、将来に関する事項には、不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意下さい。
(1) 経営成績の分析
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府・日銀による継続的な経済政策や金融緩和を背景に、企業収益や雇用環境が改善し緩やかな回復基調で推移する一方、個人所得の伸び悩みや中国をはじめとする新興国の景気減速を原因として、個人消費や設備投資の改善に遅れがみられました。
このような状況の中、当社グループは中期3ヵ年経営計画「シャイン2017」の1年目の年として、鉄道事業と乗合バス事業の20年ぶりとなる運賃値上げ(消費増税にともなう運賃改定を除く)や、遠鉄ストア店舗のリニューアルなどを中心に、既存の営業エリアにおける一層の基盤強化を図るとともに、豊川市における遠鉄ストアの出店、豊橋市における介護事業の進出、焼津市における自動車学校の営業開始など、従来の営業エリアを超えた事業展開を積極的に進めてまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、営業収益1,732億円(前連結会計年度比3.0%増加)、経常利益36億1千2百万円(同3.2%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億2千9百万円(同94.2%増加)となりました。
なお、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、第104期連結会計年度より、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、各セグメントの営業収益は、セグメント間取引を含んでおりません。
(運輸事業)
鉄道事業におきましては、平日夕方の4両編成を6便から14便へ増便するとともに、新浜松駅の改札にナイスパス専用レーン、遠州病院駅にエレベーターをそれぞれ新設し、利便性の向上に努めました。
乗合バス事業におきましては、磐田・掛川方面の空港バスを増便するとともに、掛川インター駐車場を拡張するなど、収益拡大に努めました。
貸切バス事業におきましては、外国人観光客の輸送に注力し収益拡大に努める一方、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報装置を装備した車両を導入するなど安全性向上に努め、「貸切バス事業者安全性評価認定制度」において最高ランクの三ツ星を獲得いたしました。
タクシー事業におきましては、遠鉄モール街ビル乗り場を新設するなど、営業エリア内における輸送シェア拡大に努めました。
以上の結果、運輸事業の営業収益は、158億3千8百万円(前連結会計年度比1.4%増加)となりました。
(レジャーサービス事業)
旅行業におきましては、バンビツアーでは、45周年記念コースを企画・販売し、利用人員の拡大に努めた結果、19万人を超えるお客様にご利用いただきました。遠鉄トラベルでは、昨年4月に浜北駅構内に「浜北駅店」を、遠鉄ストア天竜店内に「天竜店」をオープンするとともに、本年3月には「袋井店」をピアゴ袋井店内に移転オープンするなど、営業基盤の拡大に努めました。ホテル・旅館業におきましては、遠鉄観光開発では、華咲の湯に「桧香の湯サウナ」を、浜名湖パルパルに立体迷路「デテミーヤ」と空中ブランコ「まわっタワー」を導入し、各施設の魅力向上を図りました。ホテルコンコルド浜松では、外国人観光客の宿泊が好調に推移するとともに、客室や宴会場等のリニューアルを実施し、施設の魅力向上に努めました。
以上の結果、様々な取り組みをしてまいりましたが、レジャーサービス事業の営業収益は、101億5百万円(前連結会計年度比2.0%減少)となりました。
(商品販売事業)
百貨店業におきましては、特選ブランド「ロレックス」の新規導入及び「グッチ」のリニューアルを行いました。また、婦人靴売場や化粧品売場においても新ブランドの導入やリニューアルを実施し、売場の魅力向上に努めました。
食品スーパー業におきましては、遠鉄ストアでは、昨年11月に「豊川店」を新規オープン、昨年7月に「浅羽店」を建て替えオープンするとともに、昨年4月に「フードワン鴨江店」を、昨年9月に「磐田店」を、本年3月に「立野店」をリニューアルいたしました。また、遠鉄ストア隣接のドラッグストア「マツモトキヨシ」を新たに3店舗オープンいたしました。
自動車販売業におきましては、ネッツトヨタ浜松では、浜松市総合産業展示館にて「わくわくファミリーカーニバル」を3回実施するなど、新規顧客の獲得に努めました。
石油製品販売業におきましては、昨年7月にセブンイレブンを併設した「浜松三幸北サービスステーション」をオープンし、収益拡大に努めました。
以上の結果、商品販売事業の営業収益は、1,233億2千9百万円(前連結会計年度比3.5%増加)となりました。
(不動産事業)
不動産業におきましては、掛川市紅葉台や湖西市南台の分譲地を販売開始するなど、分譲住宅84棟、分譲土地90区画をお引渡しいたしました。
注文住宅では、掛川住宅プラザのモデルハウスをリニューアルするなど受注促進に努めた結果、101棟をお引渡しいたしました。また、フランチャイズ方式により、LIXILグループが展開する「フィアスホーム」を、輸入住宅専門の「メイプルホームズ」をそれぞれ販売開始し、新たな需要の獲得に努めました。
分譲マンションでは、「ブライトタウン小豆餅」を中心に24戸をお引渡しするとともに、「ブライトタウン大蒲」全65戸の販売を開始いたしました。
遠鉄建設では、浜松市西区村櫛町の約4万㎡の敷地に、発電規模約2,000kwの太陽光発電所を建設し、売電を開始いたしました。
以上の結果、不動産事業の営業収益は、分譲マンションの引渡し件数減少等の影響もあり、115億8千3百万円(前連結会計年度比6.5%減少)となりました。
(保険事業)
保険代理業におきましては、昨年11月に「アフラック豊川サービスショップ」を遠鉄ストア豊川店内にオープンし、営業エリアの拡大に努めました。
以上の結果、保険事業の営業収益は、23億5百万円(前連結会計年度比7.9%増加)となりました。
(その他)
介護事業におきましては、本年3月に豊橋市において「ラクラス豊橋西幸(にしみゆき)」の営業を開始するとともに、本年4月開業の介護付有料老人ホーム「ラクラス広沢レジデンス」の入居者募集に努めました。
自動車運転教習業におきましては、遠鉄袋井自動車学校の校舎を建て替えるとともに合宿寮をオープンし、教習生の受入増加に努めました。また、本年3月より、焼津市において静岡県中部自動車学校の営業を開始いたしました。
以上の結果、その他の事業の営業収益は、100億3千7百万円(前連結会計年度比17.5%増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当連結会計年度末における資産の部の残高は1,347億1千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ42億4千4百万円増加しております。これは主に、建物及び構築物(純額)が12億5千万円増加したことによるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債の部の残高は946億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ40億3千8百万円増加しております。これは主に、短期借入金が34億6千4百万円増加したことによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産の部の残高は401億1千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億5百万円増加しております。これは主に、利益剰余金が8億9千7百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
前述の「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。
(4) 次期の見通しについて
当社グループといたしましては、9年後のありたい姿の実現に向けた第一ステップとして、平成27年度より「グループ経営の推進と総合力の強化」「人材の人財化、定着の強化」「新しい分野への挑戦」「各事業シェア拡大と自律的発展」を重点政策とする新3ヵ年中期経営計画「シャイン2017」に基づき、さらに経営の質を高めグループ総合力を強化し連結業績の向上を図ってまいります。
現時点において、次期の業績は次のとおり見込んでおります。
| 区分 | 平成27年度 (当連結会計年度) | 平成28年度計画 | 当連結会計年度比(%) |
| 営業収益(百万円) | 173,200 | 181,400 | 104.7 |
| 営業利益(百万円) | 3,278 | 3,700 | 112.9 |
| 経常利益(百万円) | 3,612 | 3,900 | 108.0 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) | 1,329 | 2,100 | 158.0 |
| 1株当たり当期純利益 | 18円48銭 | 29円20銭 | 158.0 |