当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が見られ、個人消費も持ち直すなど緩やかな回復基調が見られましたが、事業年度末に入り新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、内外経済は先行き不透明な状況となりました。
このような状況の中、当社は地域住民の生活の足としての役割を果たすとともに、新幹線の二次交通機関としての役割も果たしており、列車の安全・安定輸送を第一に、イベント列車の企画・運行、県外からの団体利用の誘客など、全力で利用促進に取り組んでまいりましたが、秋口の首都圏直撃の台風、大雨による北陸新幹線の運休やコロナウイルス感染拡大の影響による往来自粛などによる県外団体客のキャンセル、学校の休校、主催旅行等の中止や冬季間限定で行っている飲食業の営業期間の短縮により、当事業年度の営業収益は239,468千円(前年同期比7.1%減)となりました。営業費は、車両の法定検査である全般検査を2両実施したことによる修繕費が増加し、543,723千円(前年同期比4.1%増)となり、営業損失は304,255千円(前年同期比14.9%増)となりました。また、営業外収益として、補助金等280,947千円を計上したことにより、経常損失は23,307千円(前年同期比58.6%減)となりました。
なお、当期純損益は特別利益として、施設整備に対する補助金や運営費補助など98,319千円の計上、特別損失として、固定資産圧縮損等75,156千円の計上により、681千円の当期純損失(前年同期比97.6%減)の計上となりました。
2020/06/30 13:14