有価証券報告書-第31期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営方針
当社は、令和元年度から3年間の経営方針や経営目標を掲げた「中期経営計画2019」を平成31年3月に策定いたしました。これからの期間を、拡大・拡張期への飛躍の機会と捉え、お客様や地域の皆様から満足度で選ばれ、当社を沿線の誇りと感じて頂けるような会社となることを目指します。
当社は令和元年からの「経営方針」として、以下3つを掲げ取り組んでまいります。
①鉄道事業の使命である安全・安定・安心輸送確保と、快適な旅客サービスの提供に向けて、今後も弛まぬ努力を続けていきます。
②臨海副都心を支える基幹的公共交通機関として、沿線地域の活性化に貢献するとともに、東京圏における広域鉄道ネットワークを構成する路線として、利便性の更なる向上に努めていきます。
③収益力を高めるとともに、社員一人ひとりの能力向上といきいきと働ける職場づくりに努め、企業として発展・成長を続けていきます。
(2) 経営戦略
上記「経営方針」のもと、具体的な経営戦略として以下の経営目標の実現に取り組んでまいります。
①安全・安定・安心輸送への取組強化
鉄道事業者の使命は、安全かつ安定した質の高い輸送サービスの提供です。当社線を利用されるお客様が増加する中、輸送の安全確保の更なる徹底を最優先にホームドアの設置や災害及びテロ等への対策を強化するなど、全社一丸となり、安全・安定・安心輸送に取り組みます。
②お客様サービスの質的向上
だれでも、どこでも利用しやすく快適な施設を整備し、インバウンド対策やバリアフリー・高齢者対策を推進します。
③営業収益の確保等による財務体質の健全化
開業時の未払金等の返済や経年劣化による設備の維持更新に計画的に取り組むためには、経営基盤の強化が必要です。そのため、安定した経常黒字の確保を目標に収益力を高めるとともに、適宜・適切な支出に取り組みます。
④沿線のバリューアップ
臨海副都心を支える基幹的公共交通機関として、沿線地域との連携を強化し、地域の活性化に貢献します。
また、社会の一員としてCSR活動にも積極的に取り組みます。
⑤社員が主役となりいきいきと働ける職場づくり
安全・安定・安心輸送の確保と質の高いお客様サービスを提供していくため、社員一人ひとりの能力向上とともに人材育成や技術継承を図り、社員が仕事にやりがいを感じながら、明るくいきいきと働ける会社を目指します。
⑥東京2020大会への協働とその後を見据えた対応
東京2020大会では、りんかい線沿線において多数の競技が実施予定であることから、当社は主要な公共交通機関として最大の使命である安全・安定・安心輸送を確保するとともに、快適なお客様サービスを提供していきます。また大会後その経験とノウハウを活かしてまいります。
これらの経営戦略に取り組んでいくに当たり、営業収益と安定した経常黒字の確保のための指標として営業収益及び経常利益を、財務体質の健全化と経営基盤の強化のための指標として自己資本比率と長期未払金・長期借入金残高をそれぞれ重視しています。
(3) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
現在、当社の置かれた経営環境としては、昨年来からの新型コロナウイルス感染症の拡大による訪日外国人の激減や外出自粛要請、テレワークの浸透などにより、運輸収入が大きく減少しております。そのような中、今後も当社は公共交通機関である鉄道事業者として、社長を本部長とする新型コロナウイルス感染症対策本部のもと、ご利用になるお客様や社員等の新型コロナウイルス感染症への感染防止対策を徹底しつつ、生活行動や経済活動を支える重要な公共交通機関として事業継続の責務を果たし、本来の使命である安全・安定・安心輸送に引き続き取り組んでまいります。
併せて、新型コロナウイルス感染症の影響により今後の乗車人員の動向を見通すことが困難な状況にあることを踏まえ、引き続き事業の精査をはじめとして、適宜、収支見通しを見直すなど経済動向に対応した弾力的な経営判断のもとで、「中期経営計画2019」を踏まえつつ、持続的かつ安定的な事業運営を目指して以下の取組を進めております。
①安全・安定・安心輸送への取組強化
鉄道事業者の使命である安全・安定・安心輸送の確保に向けて、事故や災害に備えた異常時総合訓練等を着実に実施するほか、以下の設備更新等を実施してまいります。
・ホーム上の安全性向上のため、天王洲アイル駅、品川シーサイド駅、東京テレポート駅へのホームドア導入関連工事を進めます。
・大規模地震の発生に備えて、高架橋等の橋脚について、耐震補強工事を進めます。
・安全かつ安定な列車運行のため、新木場駅に設置された電子連動装置更新工事を進めます。
・ゲリラ豪雨・台風などに伴う浸水対策として八潮トンネルにおいて既設の排水ポンプの改良工事と移設工事を進めます。
②お客様サービスの質的向上、沿線のバリューアップ
だれでも、どこでも利用しやすく快適な施設となるよう、バリアフリー・高齢者対策を推進するとともに、清掃の強化等により新型コロナ感染症拡大防止を徹底するほか、以下の施策を実施してまいります。
・異常時に、迅速に対応が行えるよう、天王洲アイル駅及び品川シーサイド駅にエレベーター及びエスカレーター監視盤設置工事を実施します。
・お客様の衣服等の引っ掛かりによる事故等を未然に防ぐため、大井町駅のエスカレーター停止時の侵入防止器具の更新工事を実施します。
・沿線の観光施設等とのタイアップ企画実施や、ネット販売も含めたオリジナル商品を作成し販売していきます。
③営業収益の確保等による財務体質の健全化、社員が主役となりいきいきと働ける職場づくり等
営業収益の安定的な確保に努めることなどにより財務体質の健全化を図るとともに、社員が仕事にやりがいを感じながら、明るくいきいきと働ける職場づくり等の推進に向けて、以下の施策を実施してまいります。
・広告収入やオリジナル商品の販売収入など関連事業収入の確保に取り組みます。
・事業の安定的な継続に必要な資金を確保するため、収支見込や金融市場の動向等を勘案し、必要に応じて外部資金調達を行います。
・東京テレポート駅において従業員用トイレの洋式化工事を進めます。
④東京2020大会への協働とその後を見据えた対応
臨海副都心の基幹的公共交通機関として、大会期間中の輸送の一翼を担っていくため、安全・安定・安心輸送の実現に向けて以下の施策を実施してまいります。
・東京都オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会を始めとする関係機関と緊密な連携を図りながら、新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえた東京2020大会の開催に関する状況変化に的確に対応します。
・大会時の輸送を成功に導く取組や対応強化の教訓を踏まえ、ハード・ソフト面のレガシーを、今後の事業運営に着実に継承し、更なる安全・安定・安心輸送の実現を図ります。
(1) 経営方針
当社は、令和元年度から3年間の経営方針や経営目標を掲げた「中期経営計画2019」を平成31年3月に策定いたしました。これからの期間を、拡大・拡張期への飛躍の機会と捉え、お客様や地域の皆様から満足度で選ばれ、当社を沿線の誇りと感じて頂けるような会社となることを目指します。
当社は令和元年からの「経営方針」として、以下3つを掲げ取り組んでまいります。
①鉄道事業の使命である安全・安定・安心輸送確保と、快適な旅客サービスの提供に向けて、今後も弛まぬ努力を続けていきます。
②臨海副都心を支える基幹的公共交通機関として、沿線地域の活性化に貢献するとともに、東京圏における広域鉄道ネットワークを構成する路線として、利便性の更なる向上に努めていきます。
③収益力を高めるとともに、社員一人ひとりの能力向上といきいきと働ける職場づくりに努め、企業として発展・成長を続けていきます。
(2) 経営戦略
上記「経営方針」のもと、具体的な経営戦略として以下の経営目標の実現に取り組んでまいります。
①安全・安定・安心輸送への取組強化
鉄道事業者の使命は、安全かつ安定した質の高い輸送サービスの提供です。当社線を利用されるお客様が増加する中、輸送の安全確保の更なる徹底を最優先にホームドアの設置や災害及びテロ等への対策を強化するなど、全社一丸となり、安全・安定・安心輸送に取り組みます。
②お客様サービスの質的向上
だれでも、どこでも利用しやすく快適な施設を整備し、インバウンド対策やバリアフリー・高齢者対策を推進します。
③営業収益の確保等による財務体質の健全化
開業時の未払金等の返済や経年劣化による設備の維持更新に計画的に取り組むためには、経営基盤の強化が必要です。そのため、安定した経常黒字の確保を目標に収益力を高めるとともに、適宜・適切な支出に取り組みます。
④沿線のバリューアップ
臨海副都心を支える基幹的公共交通機関として、沿線地域との連携を強化し、地域の活性化に貢献します。
また、社会の一員としてCSR活動にも積極的に取り組みます。
⑤社員が主役となりいきいきと働ける職場づくり
安全・安定・安心輸送の確保と質の高いお客様サービスを提供していくため、社員一人ひとりの能力向上とともに人材育成や技術継承を図り、社員が仕事にやりがいを感じながら、明るくいきいきと働ける会社を目指します。
⑥東京2020大会への協働とその後を見据えた対応
東京2020大会では、りんかい線沿線において多数の競技が実施予定であることから、当社は主要な公共交通機関として最大の使命である安全・安定・安心輸送を確保するとともに、快適なお客様サービスを提供していきます。また大会後その経験とノウハウを活かしてまいります。
これらの経営戦略に取り組んでいくに当たり、営業収益と安定した経常黒字の確保のための指標として営業収益及び経常利益を、財務体質の健全化と経営基盤の強化のための指標として自己資本比率と長期未払金・長期借入金残高をそれぞれ重視しています。
(3) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
現在、当社の置かれた経営環境としては、昨年来からの新型コロナウイルス感染症の拡大による訪日外国人の激減や外出自粛要請、テレワークの浸透などにより、運輸収入が大きく減少しております。そのような中、今後も当社は公共交通機関である鉄道事業者として、社長を本部長とする新型コロナウイルス感染症対策本部のもと、ご利用になるお客様や社員等の新型コロナウイルス感染症への感染防止対策を徹底しつつ、生活行動や経済活動を支える重要な公共交通機関として事業継続の責務を果たし、本来の使命である安全・安定・安心輸送に引き続き取り組んでまいります。
併せて、新型コロナウイルス感染症の影響により今後の乗車人員の動向を見通すことが困難な状況にあることを踏まえ、引き続き事業の精査をはじめとして、適宜、収支見通しを見直すなど経済動向に対応した弾力的な経営判断のもとで、「中期経営計画2019」を踏まえつつ、持続的かつ安定的な事業運営を目指して以下の取組を進めております。
①安全・安定・安心輸送への取組強化
鉄道事業者の使命である安全・安定・安心輸送の確保に向けて、事故や災害に備えた異常時総合訓練等を着実に実施するほか、以下の設備更新等を実施してまいります。
・ホーム上の安全性向上のため、天王洲アイル駅、品川シーサイド駅、東京テレポート駅へのホームドア導入関連工事を進めます。
・大規模地震の発生に備えて、高架橋等の橋脚について、耐震補強工事を進めます。
・安全かつ安定な列車運行のため、新木場駅に設置された電子連動装置更新工事を進めます。
・ゲリラ豪雨・台風などに伴う浸水対策として八潮トンネルにおいて既設の排水ポンプの改良工事と移設工事を進めます。
②お客様サービスの質的向上、沿線のバリューアップ
だれでも、どこでも利用しやすく快適な施設となるよう、バリアフリー・高齢者対策を推進するとともに、清掃の強化等により新型コロナ感染症拡大防止を徹底するほか、以下の施策を実施してまいります。
・異常時に、迅速に対応が行えるよう、天王洲アイル駅及び品川シーサイド駅にエレベーター及びエスカレーター監視盤設置工事を実施します。
・お客様の衣服等の引っ掛かりによる事故等を未然に防ぐため、大井町駅のエスカレーター停止時の侵入防止器具の更新工事を実施します。
・沿線の観光施設等とのタイアップ企画実施や、ネット販売も含めたオリジナル商品を作成し販売していきます。
③営業収益の確保等による財務体質の健全化、社員が主役となりいきいきと働ける職場づくり等
営業収益の安定的な確保に努めることなどにより財務体質の健全化を図るとともに、社員が仕事にやりがいを感じながら、明るくいきいきと働ける職場づくり等の推進に向けて、以下の施策を実施してまいります。
・広告収入やオリジナル商品の販売収入など関連事業収入の確保に取り組みます。
・事業の安定的な継続に必要な資金を確保するため、収支見込や金融市場の動向等を勘案し、必要に応じて外部資金調達を行います。
・東京テレポート駅において従業員用トイレの洋式化工事を進めます。
④東京2020大会への協働とその後を見据えた対応
臨海副都心の基幹的公共交通機関として、大会期間中の輸送の一翼を担っていくため、安全・安定・安心輸送の実現に向けて以下の施策を実施してまいります。
・東京都オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会を始めとする関係機関と緊密な連携を図りながら、新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえた東京2020大会の開催に関する状況変化に的確に対応します。
・大会時の輸送を成功に導く取組や対応強化の教訓を踏まえ、ハード・ソフト面のレガシーを、今後の事業運営に着実に継承し、更なる安全・安定・安心輸送の実現を図ります。