- #1 対処すべき課題(連結)
具体的には、①生活路線の可能な限りの維持を基本とするも、効率化を図るための不採算路線の整理・縮小と採算の見込める路線への輸送力シフト、②不採算地域一括での分社化、管理の委託化、コミュニティバス体系化の推進、③高速バス路線の拡大、ニュータウン線の拡充、神戸中心地への短絡ルート線の充実、公営バスからの路線譲受け・管理受託、④適正な賃金レベル・労働条件の維持、⑤CS(顧客満足)から更に進んだCD(顧客感動)の実現、車両及び搭載機器の更新を進めております。また、バス事業以外のその他の事業においては、飲食、レジャー、建売分譲等、生活関連事業を中心としたサービス事業への積極的展開と、自動車整備等、自動車関連事業の堅実な展開を目指しております。具体的には、(a)サービス事業でのFC加盟による新規分野への進出、M&Aによる事業領域の拡大、(b)自治体等の施設の運営受託又は施設譲受け、及び(c)自動車整備工場(指定工場)の整備能力の増強を進めております。
以上を骨子とした諸施策の実施とともに、バス輸送をはじめ商品・サービスの安全性確保のために管理の徹底を図っております。当社は売上高及び経常利益の増大、及び不要不急の資産の売却・活用による借入額の軽減等を通じ、公共性の強い当社の事業展開と経営基盤の安定強化を図ることで、当社の企業価値の向上ひいては株主共同の利益の確保・向上に努めてまいります。
当社を中核とする神姫バスグループが、その経営理念とバス事業者としての公共的使命及びこれらを背景とする経営ビジョンに基づき企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上を図るためには、中核事業であるバス事業の健全経営によって生み出される信用とその知名度を生かして、地域との深い関わりを基盤とした事業展開を推進し、既存事業の周辺事業・派生事業を中心に事業の多角化を図ることが必要不可欠と考えます。今後もこの方針を継続し、事業ポートフォリオを拡充させていくことで、外的な要因によって経営に不安定要素が生じるリスクを分散させることを目指しております。また、当社の事業計画は、平成7年度から開始した3年単位の中期経営計画によって遂行されており、特に当社の中核事業であるバス事業においては、公共交通機関としての重要な要素である「安全性」に裏打ちされた、公共性と経済性の双方のバランスのとれた経営が必要であり、これらこそが企業価値の源泉であると考えております。
2014/06/27 13:10- #2 業績等の概要
このような情勢のなかで当社グループは、地域社会からの期待や要望に応えるため、バス事業を中心に様々な地域密着型営業を展開するとともに、公共輸送機関として欠かすことのできない安全の確保及びサービス向上に努めてまいりました。また、レジャーサービス業やその他事業において新店舗を出店するなど、さらなる収益力の向上を図ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は前年同期比1,864百万円(4.6%)増の42,333百万円、営業利益は前年同期比11百万円(1.1%)増の1,028百万円、経常利益は前年同期比78百万円(6.8%)増の1,241百万円となりました。更に特別損益を加減し、法人税等を控除した当期純利益は1,534百万円となり、前年同期比82百万円(5.7%)の増益となりました。
セグメントの業績は次の通りであります。なお、売上高、営業利益はセグメント間の内部売上高又は振替高控除前の金額であります。
2014/06/27 13:10- #3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
旅行貸切業は、旅行部門において開園30周年を迎えた東京ディズニーリゾートを中心とした募集型企画旅行が好調に推移し、貸切バス部門において効率的な配車により日車収入が増加したこと等により増収となりました。
一方、利益面では、不動産業が好調に推移したこと等により、営業利益は前連結会計年度に比べ11百万円(1.1%)増の1,028百万円、経常利益は、前連結会計年度に比べ78百万円(6.8%)増の1,241百万円となりました。
当連結会計年度の特別利益は、運行補助金の増加等により前連結会計年度に比べ52百万円(3.5%)増加しました。また、当連結会計年度の特別損失は、連結子会社元役員の不正行為による貸倒引当金繰入額を計上した前連結会計年度に比べ95百万円(△44.4%)減少しております。
2014/06/27 13:10