有価証券報告書-第124期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/25 10:41
【資料】
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【項目】
163項目
(2)戦略
当社では、気候関連にかかるリスクおよび機会として検討すべき要因について、1.5℃シナリオ/2℃未満シナリオ2および4℃シナリオ3に基づき、想定される影響、対応策の検討を行っております。なお、影響にかかる期間の定義は下記となります。
分類期間の目安
短期2~3年後
中期~2030年度4
長期2030年度~

シナリオ分析においては、主に下記を参照しております。また、現状は定性分析に留まっておりますが、今後、事業インパクト評価等含めた定量分析も検討してまいります。
シナリオ参照シナリオ
1.5℃シナリオ/2℃未満シナリオIEA/Net Zero Emissions by 2050 Scenario
IPCC/RCP2.6 等
4℃シナリオIPCC/RCP8.5 等

①リスクと機会
区分種類要因想定される影響期間
移行リスク
<1.5℃シナリオ/2℃未満シナリオ>
政策・
法規制
カーボンプライシングの導入炭素税や排出権取引制度により、コスト増が見込まれ、価格転嫁が難しければ、利益率の低下に繋がる。短中期
環境規制の強化リサイクルや廃棄物規制の強化短中期
CO2排出量の抑制(EV化の促進)ガソリン車の使用禁止に伴う車両入替コストの発生中長期
技術再生可能エネルギーの普及光熱費等の増加短中期
脱炭素燃料の普及燃料コストの増加短中期
市場脱炭素を意識したトラック配送需要の低下収益の低下中長期
顧客における運送事業者の選別が進む(GHG排出基準等)シェアの低下中期
脱炭素促進に伴うエネルギーコストの増加燃料コストの増加短中期
評判ESG投資の増加市場調達コストの増加中長期
環境への関心の高いZ世代が主要労働力となる人材獲得が困難/採用コストの増加中長期
物理リスク
<4℃シナリオ>
急性自然災害/異常気象の規模・頻度の増加本業の営業停止に伴う減収短中期
拠点の罹災に伴う修繕・移転コストの増加短中期
従業員が被災するリスク短中期
リスクが高い地域の拠点(資産)に対する保険料の増加短中期
慢性降水/気象パターンの変化・ボラティリティの増加本業の営業停止に伴う減収中長期
拠点の物理的増強に伴うコストの増加中長期
平均気温の上昇従業員の健康面等への悪影響(離職、生産性の低下)中長期
空調設備新設・更新等に伴うコストの増加中長期
海水面の上昇沿岸部の拠点が罹災し、稼働停止となるリスク中長期
リスク増大地域における保険料の増加又は保険が付与できないリスク中長期

区分種類要因想定される影響期間
機会資源効率性共同輸送システム輸送効率向上に伴うコストの削減短中期
省エネ原価の低減可能性短中期
エネルギー源新エネルギーの活用EV等の技術進歩/エネルギー源の多様化によるコストの減少短中期
製品/
サービス
顧客の「脱炭素」選考グリーン物流推進によるシェアの拡大中長期
輸送手段多様化収益機会の拡大中長期
市場SDGsに関するビジネスの拡大再生可能エネルギー・新エネルギー/リバースロジスティクスへの取組による収益機会の拡大短中期
調達手段の拡大グリーンボンド(ローン)、サステナビリティボンド(ローン)等の調達市場の拡大短中期
レジリエンス強靭な物流システム(ハード・ソフト)の維持顧客の信頼確保、市場価値の向上中長期

②対応策
区分項目対応策
移行リスクカーボンプライシングの導入EVシフト、自然エネルギー由来の電力への切替
CO2排出量の抑制(EV化の促進)
再生可能エネルギーの普及
脱炭素燃料の普及
脱炭素を意識したトラック配送需要の低下
顧客における運送事業者の選別が進む
(GHG排出基準等)
脱炭素促進に伴うエネルギーコストの増加
環境規制の強化リサイクルの推進、廃棄物処理に関する管理の強化
ESG投資の増加ESG関連指標の開示強化及び質の改善・向上
環境への関心の高いZ世代が主要労働力となる
物理リスク自然災害/異常気象の規模・頻度の増加BCPの維持・更新
降水/気象パターンの変化・ボラティリティの増加
海水面の上昇
平均気温の上昇健康管理経営の推進、適切な設備(更新)の実施
機会共同輸送システムパートナー企業との共同プラットフォームの策定
強靭な物流システム(ハード・ソフト)の維持
省エネモーダルシフトの推進
輸送手段多様化
新エネルギーの活用蓄電池他新エネルギー分野の物流推進
顧客の「脱炭素」選考CO2排出量(荷主からみたスコープ3)の可視化
SDGsに関するビジネスの拡大蓄電池他新エネルギー分野の物流推進、
CO2排出量(荷主からみたスコープ3)の可視化
調達手段の拡大外部評価(ESG関連)の向上

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