有価証券報告書-第100期(平成25年10月1日-平成26年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたって、経営者は、決算日における資産・負債及び報告期間における収益・費用の報告金額ならびに開示に影響を与える見積りを必要としております。
経営者は、この見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績の分析につきましては「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載しているとおりであります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く環境は、高速道路料金改定による高速バスへの影響、平成23年3月12日に全線開通した九州新幹線による福岡へのストロー現象での顧客の外部流出、都市部での交通渋滞による路線バス定時制の悪化、地方の過疎化などが更に進むことによるバス利用需要の収縮、新興国の経済成長による化石燃料の需要増に伴う原油価格上昇等、大変厳しい状況となることが予測されております。この他、熊本県による補助金行政の変更が平成18年10月に実施されたこと及び今後熊本県内市町村の財政悪化による補助金減少の可能性も否定できない状況であります。
(4) 戦略的現状と見通し
当社グループは、これらの現状を踏まえ、「攻めの経営」を基本方針として実践していくため、既存事業の拡大・保有不動産の有効活用・将来計画の着実な進捗による「成長基盤の構築」、内部統制システムの構築による「業務の効率的遂行・財務報告の信頼性の確保」、さらなる経費の削減・パワーの発揮(持続力・スピード・貫徹力)・変化への挑戦(非真面目・不常識)による「業務改革の推進」を目標に掲げ、収益力の向上と社員の能力向上による企業体質改善を進めていく所存であります。
自動車運送事業においては、熊本市営バスからの路線移譲の促進を進め、熊本都市圏の路線バス網再編を加速するため、九州産交バス㈱・熊本バス㈱・熊本電気鉄道㈱の共同出資により平成19年に設立した熊本都市バス㈱に対し、平成27年4月までに熊本市営バスから全路線の路線移譲が完了する計画で進められており、熊本都市圏の路線バス網再編が次のステップへ進む段階を迎えました。
旅行業においては、競争激化による低価格化競争を回避し利益の拡大を目指すため、当社グループ及び㈱エイチ・アイ・エスグループとの提携による競争力を持った旅行商品や、平成23年3月の九州新幹線の全線開通に関連し、日本初となる路線バス(高速バスを含む)と各種観光施設の利用をセットした着地型の旅行商品である「日帰りバス旅」を造成しました。また、お客様に満足していただける商品ラインアップの充実に取り組むと共に、お客様のニーズにマッチした魅力ある主催商品を造成するために、「日帰りバス旅」を含むバス旅行の企画運営を九州産交ツーリズム㈱から九州産交バス㈱へ移管させております。
不動産賃貸業においては、熊本都市部空洞化現象によるテナント売上減少という厳しい環境の中、当社グループが計画している桜町再開発事業を織り込んだ「熊本市中心市街地活性化基本計画」が平成19年5月28日に政府より認定されたことを受け、平成20年4月1日付で当社に発足させた再開発プロジェクトを平成20年6月16日に熊本桜町再開発準備株式会社として法人化し、将来の主軸事業となる再開発事業に取り組んでおります。そうした中、平成26 年4月22 日に熊本市長が「桜町地区再開発事業の都市計画」を決定したことを受け、平成26年5月22日 熊本桜町再開発株式会社へ商号変更をしております。現在 平成27年3月末の事業認可の取得へ向け事業計画を進めております。
食堂・売店事業においては、株式会社ワイズテーブルコーポレーションとのフランチャイズ契約により成24年3月に熊本市下通りにオープンした本格イタリアンレストラン「SALVATORE CUOMO & BAR 熊本店」に続き、平成25年4月に九州2号店となる「SALVATORE CUOMO & BAR 天神店」を福岡にオープンしております。今後も引き続き多店舗化を視野に入れ積極的な出店に向け取り組んでまいります。
(5) 資本の財源及び資産の流動性についての分析
当連結会計年度末の総資産残高は、前連結会計年度より1,167百万円(3.6%)増加し33,487百万円となっております。
流動資産は、短期貸付金の増加等により、前連結会計年度末より569百万円(12.3%)増加し5,202百万円となっております。固定資産は、桜町再開発の用地取得により「土地」が740百万円増加したこと等により、前連結会計年度末より597百万円(2.2%)増加し28,285百万円となっております。
負債残高は、前連結会計年度末より637百万円(3.2%)増加し20,824百万円となっております。
流動負債は、「短期借入金」が750百万円減少したこと、「リース債務」が87百万円減少したこと及び「未払法人税等」が197百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より1,132百万円(14.7%)減少し6,556百万円となっております。固定負債は、「長期借入金」が1,229百万円増加したこと、退職給付会計基準の変更により「退職給付引当金」が「退職給付に係る負債」に変更となり547百万円増加したこと等により、前連結会計年度末より1,770百万円(14.2%)増加し14,267百万円となっております。
純資産は、当期純利益を759百万円計上したこと、退職給付会計基準の変更により「退職給付に係る調整累計額」△240万円が新たに発生したこと等により、前連結会計年度末より530百万円(4.4%)増加し12,662百万円となっております。
なお、当社グループの資金の状況につきましては、「1.業績等の概要 (2)キャッシュフローの状況」に記載しているとおりであります。
(6) 経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループを取り巻く事業環境は、今後もさらに厳しくなるものと認識しております。
しかし、当社グループは、「攻めの経営」を基本方針としており、引き続き、平成23年3月に全線開通した九州新幹線を商機ととらえ、食堂・売店事業におけるJR熊本駅新幹線口フレスタ西館の売店、熊本城近く(熊本市二の丸)の観光物産施設「桜の馬場城彩苑」の食堂及び売店の出店、旅行事業における着地型の旅行商品(日帰りバス旅)の造成等を実行しております。その後も、本格イタリアンレストラン「SALVATORE CUOMO & BAR 熊本店」・「SALVATORE CUOMO & BAR 天神店」の出店、鈑金・塗装部門の「すまいる館ボディーセンター上熊本店」を出店しました。当連結会計期間においては、平成26年7月に阿蘇山ロープウェー西駅舎内にアミューズメント施設「阿蘇スーパーリング」をオープンし、更なる事業の拡大に努め好成績を収めております。
今後も「攻めの経営」を加速し、既存事業の事業拡大・保有不動産の有効活用・将来計画の着実な進捗による「成長基盤の構築」、内部統制システムの構築による「業務の効率的遂行・財務報告の信頼性の確保」、さらなる経費の削減・パワーの発揮(持続力・スピード・貫徹力)・変化への挑戦(非真面目・不常識)による「業務改革の推進」を目標に掲げ、収益力を最大化するため、人材育成を強化しながら必要な設備投資を実施すると共に、当社グループ各社の連携を強化しながら営業力を高め、新規事業の創出を図り事業拡大の実現に取り組んでいく所存であります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたって、経営者は、決算日における資産・負債及び報告期間における収益・費用の報告金額ならびに開示に影響を与える見積りを必要としております。
経営者は、この見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績の分析につきましては「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載しているとおりであります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループを取り巻く環境は、高速道路料金改定による高速バスへの影響、平成23年3月12日に全線開通した九州新幹線による福岡へのストロー現象での顧客の外部流出、都市部での交通渋滞による路線バス定時制の悪化、地方の過疎化などが更に進むことによるバス利用需要の収縮、新興国の経済成長による化石燃料の需要増に伴う原油価格上昇等、大変厳しい状況となることが予測されております。この他、熊本県による補助金行政の変更が平成18年10月に実施されたこと及び今後熊本県内市町村の財政悪化による補助金減少の可能性も否定できない状況であります。
(4) 戦略的現状と見通し
当社グループは、これらの現状を踏まえ、「攻めの経営」を基本方針として実践していくため、既存事業の拡大・保有不動産の有効活用・将来計画の着実な進捗による「成長基盤の構築」、内部統制システムの構築による「業務の効率的遂行・財務報告の信頼性の確保」、さらなる経費の削減・パワーの発揮(持続力・スピード・貫徹力)・変化への挑戦(非真面目・不常識)による「業務改革の推進」を目標に掲げ、収益力の向上と社員の能力向上による企業体質改善を進めていく所存であります。
自動車運送事業においては、熊本市営バスからの路線移譲の促進を進め、熊本都市圏の路線バス網再編を加速するため、九州産交バス㈱・熊本バス㈱・熊本電気鉄道㈱の共同出資により平成19年に設立した熊本都市バス㈱に対し、平成27年4月までに熊本市営バスから全路線の路線移譲が完了する計画で進められており、熊本都市圏の路線バス網再編が次のステップへ進む段階を迎えました。
旅行業においては、競争激化による低価格化競争を回避し利益の拡大を目指すため、当社グループ及び㈱エイチ・アイ・エスグループとの提携による競争力を持った旅行商品や、平成23年3月の九州新幹線の全線開通に関連し、日本初となる路線バス(高速バスを含む)と各種観光施設の利用をセットした着地型の旅行商品である「日帰りバス旅」を造成しました。また、お客様に満足していただける商品ラインアップの充実に取り組むと共に、お客様のニーズにマッチした魅力ある主催商品を造成するために、「日帰りバス旅」を含むバス旅行の企画運営を九州産交ツーリズム㈱から九州産交バス㈱へ移管させております。
不動産賃貸業においては、熊本都市部空洞化現象によるテナント売上減少という厳しい環境の中、当社グループが計画している桜町再開発事業を織り込んだ「熊本市中心市街地活性化基本計画」が平成19年5月28日に政府より認定されたことを受け、平成20年4月1日付で当社に発足させた再開発プロジェクトを平成20年6月16日に熊本桜町再開発準備株式会社として法人化し、将来の主軸事業となる再開発事業に取り組んでおります。そうした中、平成26 年4月22 日に熊本市長が「桜町地区再開発事業の都市計画」を決定したことを受け、平成26年5月22日 熊本桜町再開発株式会社へ商号変更をしております。現在 平成27年3月末の事業認可の取得へ向け事業計画を進めております。
食堂・売店事業においては、株式会社ワイズテーブルコーポレーションとのフランチャイズ契約により成24年3月に熊本市下通りにオープンした本格イタリアンレストラン「SALVATORE CUOMO & BAR 熊本店」に続き、平成25年4月に九州2号店となる「SALVATORE CUOMO & BAR 天神店」を福岡にオープンしております。今後も引き続き多店舗化を視野に入れ積極的な出店に向け取り組んでまいります。
(5) 資本の財源及び資産の流動性についての分析
当連結会計年度末の総資産残高は、前連結会計年度より1,167百万円(3.6%)増加し33,487百万円となっております。
流動資産は、短期貸付金の増加等により、前連結会計年度末より569百万円(12.3%)増加し5,202百万円となっております。固定資産は、桜町再開発の用地取得により「土地」が740百万円増加したこと等により、前連結会計年度末より597百万円(2.2%)増加し28,285百万円となっております。
負債残高は、前連結会計年度末より637百万円(3.2%)増加し20,824百万円となっております。
流動負債は、「短期借入金」が750百万円減少したこと、「リース債務」が87百万円減少したこと及び「未払法人税等」が197百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より1,132百万円(14.7%)減少し6,556百万円となっております。固定負債は、「長期借入金」が1,229百万円増加したこと、退職給付会計基準の変更により「退職給付引当金」が「退職給付に係る負債」に変更となり547百万円増加したこと等により、前連結会計年度末より1,770百万円(14.2%)増加し14,267百万円となっております。
純資産は、当期純利益を759百万円計上したこと、退職給付会計基準の変更により「退職給付に係る調整累計額」△240万円が新たに発生したこと等により、前連結会計年度末より530百万円(4.4%)増加し12,662百万円となっております。
なお、当社グループの資金の状況につきましては、「1.業績等の概要 (2)キャッシュフローの状況」に記載しているとおりであります。
(6) 経営者の問題意識と今後の方針について
当社グループを取り巻く事業環境は、今後もさらに厳しくなるものと認識しております。
しかし、当社グループは、「攻めの経営」を基本方針としており、引き続き、平成23年3月に全線開通した九州新幹線を商機ととらえ、食堂・売店事業におけるJR熊本駅新幹線口フレスタ西館の売店、熊本城近く(熊本市二の丸)の観光物産施設「桜の馬場城彩苑」の食堂及び売店の出店、旅行事業における着地型の旅行商品(日帰りバス旅)の造成等を実行しております。その後も、本格イタリアンレストラン「SALVATORE CUOMO & BAR 熊本店」・「SALVATORE CUOMO & BAR 天神店」の出店、鈑金・塗装部門の「すまいる館ボディーセンター上熊本店」を出店しました。当連結会計期間においては、平成26年7月に阿蘇山ロープウェー西駅舎内にアミューズメント施設「阿蘇スーパーリング」をオープンし、更なる事業の拡大に努め好成績を収めております。
今後も「攻めの経営」を加速し、既存事業の事業拡大・保有不動産の有効活用・将来計画の着実な進捗による「成長基盤の構築」、内部統制システムの構築による「業務の効率的遂行・財務報告の信頼性の確保」、さらなる経費の削減・パワーの発揮(持続力・スピード・貫徹力)・変化への挑戦(非真面目・不常識)による「業務改革の推進」を目標に掲げ、収益力を最大化するため、人材育成を強化しながら必要な設備投資を実施すると共に、当社グループ各社の連携を強化しながら営業力を高め、新規事業の創出を図り事業拡大の実現に取り組んでいく所存であります。