(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の営業収益は6,574,035千円(前連結会計年度比2.2%減)であり、運送営業費及び売上原価3,890,926千円(同1.3%増)と、販売費及び一般管理費2,631,461千円(同0.6%減)を控除した営業利益は51,647千円(同77.5%減)となりました。これに、営業外収益52,698千円(同14.7%減)と営業外費用29,037千円(同9.9%減)を加減した経常利益は75,307千円(同71.0%減)となりました。さらに特別利益35,436千円(同73.7%減)、特別損失255,614千円(同46.1%増)を加減した税金等調整前当期純損失は144,871千円(前連結会計年度は219,301千円の税金等調整前当期純利益)となり、法人税等合計△65,014千円(同△16,335千円)を計上した結果、少数株主損失9,285千円を差し引いた当期純損失は70,571千円(同197,267千円の当期純利益)となりました。
当連結会計年度は、前年度に東日本大震災の影響から緩やかながらも着実な回復をみせたことで、当社の命題であるアルペンルート100万人観光地の復活に向けスタートしました。4月から6月までは、国内の団体、個人客および訪日団体客の全ての客種において好調で、なかでもビジットキャンペーンや富山~台北定期便の増便等により、訪日団体客の増加が顕著でした。しかし、7月以降はバス規制の強化により国内団体客が減少、さらに度重なる台風の上陸や集中豪雨などにより国内個人客も減少したことで、大幅に落ち込み、その結果909千人の入り込みに終わりました。このようにアルペンルートへの入り込み数は減少しましたが、営業収益に直結する当社線利用人員の確保に努力し、減収を最小限に留めました。また、数年前より入り込み数が90万人前後でも利益を確保できるよう人件費、物件費など経営全般にわたる効率化に努めてきたことが効果を現し、当年度においても営業利益を確保いたしました。
2015/06/29 9:00