有価証券報告書-第58期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/30 10:10
【資料】
PDFをみる
【項目】
127項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
a.人員(当連結会計年度における監査役会設置の定めの廃止前の人員)
当社における監査役監査は、社外監査役2名を含む監査役3名(常勤監査役1名、非常勤監査役2名)で行っております。
b.監査役会の活動状況(当連結会計年度における監査役会設置の定めの廃止前の活動状況)
監査役会は、原則として年2回開催される他、必要に応じて随時開催されます。当事業年度は合計3回開催し、1回あたりの所要時間は約20分でした。監査役の出席率は100%でした。年間を通じ、次のような決議、報告がなされました。
決議3件:令和2年度決算にかかる監査役会の監査報告書作成および提出について、令和3年度の監査方針等について、会計監査人の監査報酬について
報告1件:令和3年度営業概況および会社業務執行状況について
c.監査役の主な活動(当連結会計年度における監査役会設置の定めの廃止前の主な活動)
監査役は、取締役会に出席し、議事運営、決議内容等を監査し、必要により意見陳述を行っています。
取締役会への監査役の出席率は94%(社外監査役92%、社内常勤監査役100%)でした。その他主に常勤監査役が、常勤役員会等社内の重要な会議または委員会に出席しています。また、会計監査人の実査立ち会いまたは共同調査、および会計監査人の監査を実施しています。その他必要に応じて、取締役・使用人および各部門担当者より報告を受け意見交換を行っています。
監査役会の監査の方針として、取締役会の業務執行全般について、法令・定款に基づく適法性を重点に誠実かつ公正に監査を実施しています。併せて、会社の対処すべき課題の推進と、安定経営のための運営効率化施策について、その実効性・安全性に留意しています。また、内部統制システムについて、基本方針が適切に整備され、基本方針に基づき、構築、運用がなされているか監視を行っています。
② 内部監査の状況
当社の内部監査は、「内部監査規程」に基づき、経営企画室長または同室長により指名された者が主任監査員を担う他、同室長に指名された者が監査員として、監査を実施しております。また、経営企画室長は、監査役および会計監査人と密接に連携を保っております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
太陽有限責任監査法人
b.継続監査期間
43年間
c.業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員 業務執行社員 石原 鉄也氏
指定有限責任社員 業務執行社員 五十嵐 忠氏
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は公認会計士4名、その他7名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社では会計監査は、一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施され、当社とは法令及び日本公認会計士協会に規定する利害関係のないことを確認し、「監査約款」に定めるところにより、監査契約を締結しております。
f.監査役および監査役会による監査法人の評価
監査役会設置の定めの廃止前の監査役会において、会計監査人の選任、不再任、解任の決定方針を定め、現任の会計監査人の監査活動実績、次期監査計画等の適切性・妥当性を評価し、当該会計監査人の再任の適否についての判断を行っております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬の内容
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社14,000-14,000-
連結子会社6,500-6,500-
20,500-20,500-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
前連結会計年度及び当連結会計年度において、該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
前連結会計年度及び当連結会計年度において、該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
太陽有限責任監査法人への監査報酬の決定方針は、同法人より年間監査計画の提示を受け、その監査内容、監査時間数等について当社の規模・業務特性に照らして妥当性の確認を行い、当該監査時間数に応じた報酬額等について同法人と協議の上決定することとしております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会設置の定めの廃止前の監査役会において、会計監査人の監査計画の内容、職務執行状況および報酬見積りの算出根拠等を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等について、監査品質を維持向上していくために合理的な水準であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っております。