航空輸送市場では、半導体や電子部品を中心に回復の兆しが見られるものの、在庫積み増しの動きもあり、全体的な荷動きは力強さを欠いています。中国発Eコマース貨物の輸送需要増加により、アジア発欧米向けのスペースが逼迫し、運賃原価が高騰しています。海上輸送市場では、中東情勢悪化に端を発した海上輸送の混乱に伴う需給引き締めにより、一時的に運賃原価の上昇が進みました。その後、スペース供給の増加により混乱は収束し、運賃原価は下落に転じました。
当中間連結会計期間における当社グループの業績は、運賃原価上昇に伴う販売価格の上昇と円安進行が営業収入を押し上げました。収支環境は、競合他社との競争に加え、荷主のコスト抑制圧力が強く、販売価格転嫁のタイムラグもあり、第1四半期は営業利益率が低下するなど依然として状況は厳しいものの、第2四半期は顧客の価格転嫁の受入れが進んだことから改善しつつあります。
この結果、航空貨物輸送が輸出重量で255千トン(前年同期比5.1%増)、海上貨物輸送が輸出物量で363千TEU(同0.6%減)、営業収入が397,299百万円(同9.4%増)、営業利益が4,606百万円(同59.1%減)、経常利益が5,770百万円(同55.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は915百万円(同84.6%減)となりました。
2024/11/14 15:36