放送事業の主力である株式会社TBSテレビは、当第2四半期連結累計期間のタイム収入が424億8千9百万円(前年同期比2.6%減)、スポット収入が398億6千4百万円(同2.6%減)となりました。タイムセールスでは、8月の「世界陸上2015北京」による増収はありましたが、前年の「2014FIFAワールドカップ ブラジル」「アジア大会2014韓国仁川」の反動による減収をカバーするまでには至りませんでした。スポットセールスでは、広告主の東京地区投下量の減少傾向が続いていることに加え、「世界陸上」の放送に伴うスポットセールス枠の縮小が影響し、前年実績に届きませんでした。この上期の視聴率では、全日帯5.8%(前年同期比0.1ポイント増)、ゴールデン帯9.6%(同0.2ポイント増)、プライム帯9.6%(同0.3ポイント増)と、全てのカテゴリーにおいて前年同期を上回ることができました(ビデオリサーチ調べ 関東地区)。
株式会社BS-TBSは、当第2四半期連結累計期間で売上高79億3千万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は9億9百万円(同10.9%減)となりました。放送収入では、タイムセールスは苦戦しましたが、スポット、ショッピングはいずれも好調で、放送外収入についても堅調な伸びをみせました。しかしながら、開局15周年記念特別番組の放送やスポーツコンテンツの強化により番組制作費が増加したため、営業利益は前年同期に及びませんでした。
株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズは、今年8月のビデオリサーチ首都圏聴取率調査においてもトップを記録し、2001年8月調査以来、まる14年2ヶ月・85期連続で首都圏ラジオ首位の座を守り続けております。ラジオを取り巻く環境は依然厳しいものがありますが、コストコントロールを徹底するとともに聴取者の期待に応えてまいります。
2015/11/12 10:16