有価証券報告書-第60期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/30 9:03
【資料】
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【項目】
68項目

業績等の概要

(1)業績
当事業年度における我が国の経済は、金融政策、財政政策等の推進や原油価格の低下等により、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のもと、更なる経費節減と一層の業務効率化を推進した結果、売上高はラジオ収入513百万円(前年同期比0.3%増)、テレビ収入5,318百万円(前年同期比0.7%減)、その他の収入を加えた売上高の合計は6,014百万円(前年同期比1.0%減)となり、経常利益640百万円(前年同期比2.8%減)、当期純利益426百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
なお、当社は放送事業の単一セグメントのため、セグメント別の業績は記載しておりません。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の増加が486百万円、投資活動による資金の減少が285百万円、財務活動による資金の減少が54百万円であったことにより、現金及び現金同等物は前事業年度末に比べ147百万円増加し、当事業年度末には6,427百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は486百万円(前年同期比39.8%減)となりました。これは主に、税引前当期純利益が710百万円(前年同期比2.3%減)、減価償却費が329百万円(前年同期比1.0%増)であったことに対し、法人税等の支払額299百万円(前年同期比19.6%増)、売上債権の増加額が53百万円(前年同期比4.4%減)あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は285百万円(前年同期は資金の増加30百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が311百万円(前年同期比29.9%増)であったことに対し、有価証券の償還による収入が50百万円(前年同期比75.0%減)あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は54百万円(前年同期比6.3%減)となりました。これは主に、配当金の支払額が45百万円(前年同期比0.3%減)あったこと等によるものであります。