有価証券報告書-第59期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/30 9:02
【資料】
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【項目】
68項目

業績等の概要

(1)業績
当事業年度における我が国の経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が見られたものの、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のもと、更なる経費節減と一層の業務効率化を推進した結果、売上高はラジオ収入511百万円(前年同期比5.0%増)、テレビ収入5,358百万円(前年同期比2.0%増)、その他の収入を加えた売上高の合計は6,076百万円(前年同期比3.0%増)となり、経常利益658百万円(前年同期比23.0%増)、当期純利益393百万円(前年同期比28.6%増)となりました。
なお、当社は放送事業の単一セグメントのため、セグメント別の業績は記載しておりません。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の増加が808百万円、投資活動による資金の増加が30百万円、財務活動による資金の減少が58百万円であったことにより、現金及び現金同等物は前事業年度末に比べ780百万円増加し、当事業年度末には6,280百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローは次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は808百万円(前年同期比25.3%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益が726百万円(前年同期比30.2%増)、減価償却費が325百万円(前年同期比6.8%減)であったことに対し、法人税等の支払額250百万円(前年同期比20.2%減)、売上債権の増加額が55百万円(前年同期比113.3%増)あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果得られた資金は30百万円(前年同期は資金の減少224百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が239百万円(前年同期比35.7%減)であったことに対し、有価証券の償還による収入が200百万円(前年同期比32.9%増)あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は58百万円(前年同期比0.2%増)となりました。これは主に、配当金の支払額が46百万円(前年同期比0.2%増)あったこと等によるものであります。