有価証券報告書-第23期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

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2014/06/20 15:22
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連結財務諸表注記事項(US GAAP)

連結財務諸表注記
1 会計処理の原則及び手続ならびに連結財務諸表の表示方法
当社の連結財務諸表は、米国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準(以下「米国会計基準」)に基づいて作成されています。当社は、2002年3月にニューヨーク証券取引所に上場し、米国預託証券の発行等に関して要請されている用語、様式及び作成方法により連結財務諸表を作成し、米国証券取引委員会に登録しています。当社及び連結子会社(以下「当社グループ」)が採用している会計処理の原則及び手続ならびに連結財務諸表の表示方法のうち、わが国における会計処理の原則及び手続ならびに表示方法と異なるもので重要性のあるものは、次のとおりです。
(1) 持分法による投資損益の表示区分
持分法による投資損益については、「法人税等」の後に区分して表示しています。
(2) 売却目的債権
売却の意思決定を行った債権については、売却目的債権に組替え、原価と公正価値のいずれか低い金額で測定しています。
(3) 営業権及びその他の無形固定資産
営業権及び企業結合により取得された耐用年数が確定できない無形固定資産については償却していません。また、営業権及び耐用年数が確定できない無形固定資産については、年1回以上、減損テストを実施しています。
(4) 代理店へ支払う一定の手数料
再販目的で当社グループから端末機器を購入する代理店への一定の手数料支払を、これらの代理店への端末機器販売に係る収益の減額として組替えています。また、当該収益の減額を、手数料の支払時ではなく、端末機器を代理店へ引渡した時点で認識しています。
(5) 従業員の退職給付
「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上された年金数理上の差異のうち、予測給付債務もしくは年金資産の公正価値のいずれか大きい方の10%を超える額を、従業員の予測平均残存勤務期間にわたり定額法により償却しています。また、年金数理計算に起因する国内会計基準と米国会計基準との差異についても調整しています。
(6) 有給休暇
一定の条件に該当する場合、従業員の有給休暇の未消化残高を発生主義で負債認識しています。
(7) 利子費用の資産化
設備建設に要する借入金の利子のうち、資産を予定した利用に供するために発生した利子費用で、資産の取得がなければ理論上発生しなかったものについては取得原価に算入しています。
2 営業活動の内容
当社グループは、1991年8月に日本の法律に基づき日本電信電話株式会社(以下「NTT」)の移動通信事業部門を営むために発足した企業グループです。当社の発行済株式の63.32%及び議決権の66.65%は、2014年3月31日において、NTT(NTT株式の35.65%は日本政府が保有)が保有しています。
当社グループは、主として携帯電話サービス(Xiサービス、FOMAサービス)を契約者に対して提供しています。また、当社グループは、携帯端末及び関連機器を主に契約者へ再販を行う販売代理店に対して販売しています。

3 主要な会計方針の要約
(1) 新会計基準の適用
その他の包括利益累積額からの組替修正の報告
2013年4月1日より、2013年2月に米国財務会計基準審議会(Financial Accounting Standards Board、以下「FASB」)が公表した会計基準アップデート(Accounting Standards Update、以下「ASU」)2013-02「包括利益(トピック 220):その他の包括利益累積額からの組替修正の報告」を適用しています。
ASU2013-02は、構成要素別にその他の包括利益累積額の変動を組替修正とその他の変動とに区分して財務諸表の本表又は注記のいずれかで開示すること、及び、構成要素別にその他の包括利益累積額からの重要な組替修正の影響に関する情報を、全額が当期純利益に組替修正される場合には当期純利益が表示される計算書の各項目の特定により、全額が当期純利益に組替修正されない場合には組替修正の影響に関する追加情報が開示されている注記への相互参照により開示することを要求しています。
ASU2013-02の適用による経営成績及び財政状態への影響はありません。関連する開示は、注記11「資本」(3)その他の包括利益(△損失)累積額をご参照ください。
(2) 最近公表された会計基準
顧客との契約から生じる収益
2014年5月28日、FASBは、ASU2014-09「(トピック606):顧客との契約から生じる収益」を公表しました。当該基準は、企業が、約束した財又はサービスの顧客への移転の対価として権利を得ると見込んでいる金額を認識することを要求しています。当該基準が適用になると、現在の米国会計基準の収益認識に係るガイダンスの大部分が当該基準の内容に置き換わります。当該基準は、当社グループにおいて、2017年4月1日に開始する連結会計年度より適用されます。なお、早期適用は認められていません。
当社グループは、当該基準が当社グループの連結財務諸表及び関連する注記に与える影響の検討を行っていますが、移行方法の選択は実施しておらず、現行の財務報告に与える影響の算定も実施していません。
(3) 主要な会計方針
連結の方針
当社及び当社が過半数の議決権を所有する子会社を連結の範囲としています。当社と連結子会社間のすべての重要な取引及び債権債務は相殺消去しています。
当社グループは、ある事業体の支配的な財務持分を議決権以外の方法を通じて有しているかについても評価し、それをもって連結すべきかを判断しています。2013年3月31日及び2014年3月31日現在において、当社グループには連結またはその情報を開示すべき変動持分事業体はありません。
見積りの使用
当社グループの連結財務諸表を米国会計基準に準拠して作成するためには、経営者が見積りを実施し、仮定を設定する必要がありますが、見積り及び仮定の設定は連結財務諸表における資産及び負債の計上額、偶発資産及び偶発債務の開示、収益及び費用の計上額に影響を及ぼすものです。したがって、実際には見積りとは異なる結果が生じる場合があります。当社グループが見積りや仮定の設定が連結財務諸表にとって特に重要であると考えている項目は、有形固定資産、自社利用ソフトウェア及びその他の無形固定資産の耐用年数の決定、営業権及び非償却対象の無形固定資産の減損、長期性資産の減損、投資の減損、ポイントプログラム引当金、年金債務及び収益の認識です。
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、銀行預金及び当初の満期が3ヵ月以内の流動性が高い短期投資を含んでいます。
短期投資
短期投資は、当初の満期が3ヵ月超で期末日時点において満期までの期間が1年以内の流動性が高い投資を含んでいます。
売却目的債権
モバイル通信サービスに係る売上債権、契約者による端末機器の分割払いに伴う立替金及びその他の債権(以下「モバイル通信サービス等に係る債権」)のうち、売却の意思決定を行った債権については、売却目的債権に組替え、連結貸借対照表の「売却目的債権」及び「その他の資産」に含めて表示しています。
売却目的債権は、原価と公正価値のいずれか低い金額で測定し、原価が公正価値を超える金額を評価性引当額として連結貸借対照表の「貸倒引当金」及び「その他の資産」に計上しています。前連結会計年度及び当連結会計年度における評価性引当額は、それぞれ、9,079百万円及び7,064百万円です。また、モバイル通信サービス等に係る債権の売却損及び売却目的債権の公正価値への調整額の合計を「販売費及び一般管理費」として連結損益計算書に計上しています。前連結会計年度及び当連結会計年度における当該合計額は、それぞれ、65,280百万円及び64,789百万円です。売却目的債権の公正価値は、将来の割引キャッシュ・フローに基づいて算定しています。
貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、破産更生債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。
棚卸資産
棚卸資産の評価は、低価法によっています。端末機器原価の評価方法は先入先出法を採用しています。端末機器及び付属品等が主な棚卸資産ですが、棚卸資産については陳腐化等の評価を定期的に実施し、必要に応じて評価額の修正を計上しています。
移動通信事業における急速な技術革新により、前連結会計年度において12,662百万円、当連結会計年度において4,415百万円の評価損を認識し、連結損益計算書における「端末機器原価」に計上しています。
有形固定資産
有形固定資産は取得原価により計上されており、後述の「利子費用の資産化」で説明するように建設期間中の利子費用を取得原価に算入しています。有形固定資産のうち、キャピタル・リース資産については、最低リース料の現在価値で計上しています。
個々の資産の見積り耐用年数にわたり、建物は定額法により、それ以外の資産は定率法により減価償却の計算を行っています。耐用年数は取得時点で決定され、当該耐用年数は、予想される使用期間、類似する資産から推定される経験的耐用年数、及び予測される技術的あるいはその他の変化に基づいて決定されます。技術的あるいはその他の変化が、予測より速いもしくは遅い場合、あるいは予測とは異なる形で生じる場合、これらの資産の耐用年数は適切な年数に修正しています。キャピタル・リース資産またはリース物件改良設備は、リース期間または見積り耐用年数のいずれか短い期間で、資産の種類に応じて定額法または定率法により減価償却の計算を行っています。
主な減価償却資産の見積り耐用年数は、次のとおりです。
主な無線通信設備8年から16年
アンテナ設備用鉄塔柱30年から40年
鉄筋コンクリート造り建物42年から56年
工具、器具及び備品4年から15年

前連結会計年度における有形固定資産の減価償却費は477,311百万円、当連結会計年度は480,836百万円です。
通常の営業過程で減価償却対象の電気通信設備が除却または廃棄された場合、当該電気通信設備に係る取得価額及び減価償却累計額が帳簿から控除され、未償却残高はその時点で費用計上されます。また、当社グループは、無線通信設備等を設置している賃借地及び賃借建物等に対する原状回復義務に関連する債務について、公正価値の見積りを実施しています。当該処理による経営成績及び財政状態への重要な影響はありません。
取替及び改良費用については資産化され、保守及び修繕費用については発生時に費用計上しています。建設中の資産は、使用に供されるまで減価償却を行っていません。付随する建物の建設期間中に支払う土地の賃借料については、費用計上しています。
利子費用の資産化
有形固定資産の建設に関連する利子費用で建設期間に属するものについては、取得原価に算入しており、自社利用のソフトウェアの開発に伴う利子費用についても取得原価に算入しています。当社グループは、取得原価に算入した利息を関連資産の見積り耐用年数にわたって償却しています。
関連会社投資
当社グループが支配力を有するまでの財務持分を有していないものの、重要な影響力を行使できる関連会社に対する投資については、持分法を適用しています。持分法では、関連会社の損益に対する当社グループの持分額を取得価額に加減算した金額を投資簿価として計上しています。当社グループは、関連会社の営業や財務の方針に重要な影響を与えることができるかを判定するために、定期的に関連する事実や状況を検討しています。一部の持分法適用会社については、当社グループは連結損益計算書において、3ヵ月以内の当該会社の直近の財務諸表を使用して持分法による投資損益を取り込んでいます。
当社グループは、関連会社投資に関して一時的ではないと考えられる価値の下落の兆候が見られる場合、営業権相当額を含む簿価の回復可能性について検討を行っています。価値及び価値の下落が見られる期間を算定する際に、当社グループはキャッシュ・フロー予測、外部の第三者による評価、及び株価分析などを含む入手可能な様々な情報を利用しています。価値の下落が一時的でないと判断された場合には、損失を計上し、投資簿価を切り下げています。
市場性のある有価証券及びその他の投資
市場性のある有価証券には、負債証券及び持分証券があります。当社グループは、そのような負債証券及び持分証券に対する投資について、取得時に適切に分類しています。また、市場性のある有価証券について、一時的でない価値の下落が生じた場合の減損処理の必要性について定期的に検討しています。検討の結果、価値の下落が一時的でないと判断される場合、当該有価証券について公正価値まで評価減を行っています。評価損は損益に計上し、評価損認識後の価額を当該有価証券の新しい原価としています。価値の下落が一時的でないかどうかの判断において当社グループが考慮する項目は、公正価値が回復するまで投資を継続する意思と能力、あるいは、投資額が回復可能であることを示す根拠が回復不能であることを示す根拠を上回るかどうかです。判断にあたって考慮する根拠には、価値の下落理由、下落の程度と期間、年度末後に生じた価値の変動、被投資会社の将来の収益見通し及び被投資会社の置かれた地域あるいは従事する産業における市場環境が含まれています。
当社グループが保有する持分証券のうち、公正価値が容易に算定可能なものは、売却可能有価証券に分類しています。売却可能有価証券に分類されている持分証券は公正価値で評価され、税効果調整後の未実現保有利益または損失を「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上しています。実現利益及び損失は平均原価法により算定し、実現時に損益に計上しています。
当社グループが保有する負債証券のうち、満期まで保有する意思と能力を有しているものは、満期保有目的有価証券に分類し、それ以外のものは売却可能有価証券に分類しています。満期保有目的有価証券は償却原価で計上しています。売却可能有価証券に分類されている負債証券は公正価値で評価され、税効果調整後の未実現保有利益または損失を「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上しています。実現利益及び損失は先入先出法により算定し、実現時に損益に計上しています。取得時において満期までの期間が3ヵ月以内の負債証券は「現金及び現金同等物」として、また、取得時における満期までの期間が3ヵ月超で期末時点において満期までの期間が1年以内の負債証券は「短期投資」として連結貸借対照表に計上しています。
当社グループは、前連結会計年度及び当連結会計年度において、売買目的有価証券を保有または取引していません。
その他の投資には公正価値が容易に算定可能でない持分証券が含まれます。公正価値が容易に算定可能でない持分証券は原価法で会計処理し、一時的でない価値の下落が生じた場合は評価損を計上しています。実現利益及び損失は平均原価法により算定し、実現時に損益に計上しています。
営業権及びその他の無形固定資産
営業権は、企業結合において取得した資産からもたらされる将来の経済的便益を表す資産であり、それは個別に識別、認識されることはありません。その他の無形固定資産は、主として、電気通信設備に関わるソフトウェア、自社利用のソフトウェア、端末機器製造に関連して取得したソフトウェア及び有線電気通信事業者の電気通信施設利用権です。
当社グループは、持分法を適用している投資先の取得を通して生じた営業権相当額を含むすべての営業権及び企業結合により取得された耐用年数が確定できない無形固定資産を償却していません。また、持分法投資に係る営業権相当額を除く営業権及び耐用年数が確定できない無形固定資産については、年1回主に3月31日時点で、また、減損の可能性を示す事象又は状況が生じた場合にはその時点で、減損テストを実施しています。
減損テストは二段階の手続によって実施しています。減損テストの第一段階では、報告単位の公正価値と営業権を含む簿価とを比較しています。報告単位の公正価値は主に割引キャッシュ・フロー法を用いて算定しています。報告単位の簿価が公正価値を上回る場合には、減損額を測定するため、第二段階の手続を行っています。第二段階では、報告単位の営業権の簿価とこの時点で改めて算定された営業権の公正価値を比較し、簿価が公正価値を上回っている金額を減損として認識します。改めて算定される営業権の公正価値は、子会社を取得した際に実施する資産評価と同様の方法によって算定されます。報告単位の公正価値が営業権を含む簿価を上回っている場合、第二段階の手続は実施していません。
報告単位である国内携帯電話事業は、133,505百万円の金額的に最も重要な営業権を有しており、携帯電話事業セグメントに含まれています。当該報告単位の公正価値は、前連結会計年度及び当連結会計年度の減損テストの第一段階の手続において、十分に簿価を超過していると判定されています。また、その他の報告単位が有する残りの営業権の公正価値も、簿価を十分に超過しているか、もしくは重要性がないと考えています。公正価値は、主に将来の事業計画に基づいた割引キャッシュ・フロー法により見積もられ、その計画は過去実績や最新の中長期的な見通しを基に作成されていますが、現時点で予期しない事象により将来の営業利益が著しく減少した場合、当該報告単位の予測公正価値に不利な影響を及ぼすことがあります。
前連結会計年度及び当連結会計年度の営業権の減損については、注記8「営業権及びその他の無形固定資産」に記載しています。
持分法投資に係る営業権相当額については、持分法投資全体の減損判定の一部として一時的な下落であるか否かの判定を行っています。
耐用年数が確定できる無形固定資産は、主に電気通信設備に関わるソフトウェア、自社利用のソフトウェア、端末機器製造に関連して取得したソフトウェア及び有線電気通信事業者の電気通信施設利用権で構成されており、その耐用年数にわたって定額法で償却しています。
当社グループは、1年を超える耐用年数を有する自社利用のソフトウェアに関する費用を資産計上しています。自社利用のソフトウェアへの追加、変更及び改良に関する費用は、そのソフトウェアに新しい機能が追加された範囲に限定して資産計上しています。また、端末機器製造に関連して取得するソフトウェアについては、当該ソフトウェアの取得時点において商用化される端末機器の技術的な実現可能性が確立されている場合に、資産計上しています。ソフトウェア保守費及び訓練費用は発生時に費用計上しています。資産計上されたソフトウェアに関する費用は最長5年にわたり償却しています。
資産計上しているNTT等の有線電気通信事業者の電気通信施設利用権は、20年間にわたり償却しています。
長期性資産の減損
当社グループは、有形固定資産、ソフトウェア及び償却性の無形固定資産等の長期性資産(営業権を除く)につき、簿価が回収できない可能性を示唆する事象や状況の変化が起こった場合には、減損の必要性を検討しています。使用目的で保有している資産の回収可能性は、資産の簿価と資産から発生する将来の割引前キャッシュ・フローを比較して評価しています。資産に減損が生じていると判断された場合には、その資産の簿価が、割引キャッシュ・フロー、市場価額及び独立した第三者による評価等により測定した公正価値を超過する額を損失として認識しています。
ヘッジ活動
当社グループは、金利及び外国為替の変動リスクを管理するために金利スワップ契約、先物為替予約契約、直物為替先渡取引(NDF)及び通貨オプション取引を含む金融派生商品(以下「デリバティブ」)ならびにその他の金融商品を利用しています。当社グループは、売買目的のためにデリバティブの保有または発行を行っていません。これらの金融商品は、ヘッジ対象の損益を相殺する損益を発生させることにより、もしくは金額及び時期に関して原取引のキャッシュ・フローを相殺するキャッシュ・フローを発生させることにより当社グループのリスク軽減目的に有効です。
当社グループは、すべてのデリバティブを公正価値にて測定し、連結貸借対照表に認識しています。デリバティブの公正価値は、各連結会計年度末において、当社グループが取引を清算した場合に受取るべき額、または支払うべき額を表しています。公正価値ヘッジの適格要件を満たすデリバティブ取引については、認識されたデリバティブの公正価値の変動額を損益に計上し、同じく当期の損益に計上されるヘッジ対象の資産及び負債の変動額と相殺しています。キャッシュ・フロー・ヘッジの適格要件を満たすデリバティブ取引については、認識されたデリバティブに係る公正価値の変動額を、まず「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上し、ヘッジ対象の取引が実現した時点で損益に振り替えています。ヘッジ適格要件を満たさないデリバティブ取引については、認識されたデリバティブの公正価値の変動額を、損益に計上しています。
デリバティブまたはその他の金融商品が高いヘッジ有効性を持たないと当社グループが判断した場合、またはヘッジ関係を解消すると当社グループが決定した場合には、ヘッジ会計は中止されます。
ヘッジ適格要件を満たすデリバティブからのキャッシュ・フローは、関連する資産や負債または予定されている取引からのキャッシュ・フローと同じ区分で連結キャッシュ・フロー計算書に分類されています。
ポイントプログラム引当金
当社グループは、携帯電話の利用などに応じて付与するポイントと引き換えに、当社グループの商品購入時の割引等の特典を提供する「ドコモポイントサービス」を実施しており、お客様が獲得したポイントについて「ポイントプログラム引当金」を計上しています。ポイントプログラム引当金の算定においては、将来の解約等による失効部分を反映したポイント利用率等の見積りを行っています。
退職給付制度
当社グループは、確定給付年金制度の積立状況、すなわち退職給付債務と年金資産の公正価値の差額を連結貸借対照表に全額認識しています。積立状況の変動は、その変動が発生した連結会計年度に包括利益を通じて認識しています。
年金給付増加額及び予測給付債務に係る利息については、その期において発生主義で会計処理しています。「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上された年金数理上の差異のうち、予測給付債務もしくは年金資産の公正価値のいずれか大きい方の10%を超える額及び給付制度の変更による過去勤務費用については、従業員の予測平均残存勤務期間にわたり定額法により償却しています。
償還可能非支配持分
一部の非支配持分所有者には、一定の事象が発生した場合に、当社グループに対して非支配持分を売却可能な権利が付与されています。当該権利の行使に伴う非支配持分の償還には、当社グループの支配力が及ばないため、連結貸借対照表の負債と資本の中間に「償還可能非支配持分」として計上しています。
なお、償還可能非支配持分は、期末時点において償還可能ではなく、また、償還可能となる可能性も高くありません。したがって、2014年3月31日において、当社グループは、償還可能非支配持分の計上金額に係る事後の修正は不要と判断しています。当社グループは、各連結会計年度において当該可能性を再評価します。
収益の認識
当社グループの収益は、主にモバイル通信サービスと端末機器販売の2つから生み出されています。これらの収益源泉は分離しており、別々の収益獲得プロセスとなっています。当社グループは、契約者と直接または代理店経由でモバイル通信サービスに関する契約を締結している一方、端末機器を主として代理店に販売しています。
当社グループは、日本の電気通信事業法及び政府の指針に従って料金を設定していますが、同法及び同指針では移動通信事業者の料金決定には政府の認可は不要とされています。モバイル通信サービスの収入は、主に月額基本使用料、通信料収入及び契約事務手数料等により構成されています。
月額基本使用料及び通信料収入はサービスを契約者に提供した時点で認識しています。なお、携帯電話(FOMA)サービスの月額基本使用料に含まれる一定限度額までを無料通信分として当月の通信料から控除しています。また、当社グループは当月に未使用の無料通信分を2ヵ月間自動的に繰越すサービス(「2ヵ月くりこし」サービス)を提供しており、2ヵ月を経過して有効期限切れとなる無料通信分の未使用額については、「ファミリー割引」サービスを構成する他回線の当該月の無料通信分を超過した通信料に自動的に充当しています。当月未使用の無料通信分のうち、有効期限前に使用が見込まれる額については収益の繰延を行っています。有効期限までに使用されず失効すると見込まれる無料通信分については、未使用の無料通信分が将来使用される割合に応じて、契約者が通信をした時点で認識する収益に加えて、収益として認識しています。
端末機器の販売については、販売代理店等へ端末機器を引渡し、在庫リスクが販売代理店等に移管された時点で収益を認識しています。また、販売代理店等への引渡し時に、端末機器販売に係る収益から代理店手数料及びお客様に対するインセンティブの一部を控除した額を収益として認識しています。
当連結会計年度より、当社グループは、契約者が分割払いで特定のスマートフォンを購入した場合にのみ割引を提供するプログラムを開始しています。当該プログラムにおいては、当社グループは、契約者が将来の分割支払期間中に当該スマートフォンを機種変更等した時点で、契約者に対し支払済み回数に応じた割引を提供することになりますが、当社グループは、将来の割引額を合理的に見積もるのに必要な過去実績が十分でないことから、予想される最大割引額を収益の控除として会計処理しています。
販売代理店等が契約者へ端末機器を販売する際には、12ヵ月もしくは24ヵ月の分割払いを選択可能としています。分割払いが選択された場合、当社グループは、契約者及び販売代理店等と締結した契約に基づき、契約者に代わって端末機器代金を販売代理店等に支払い、立替えた端末機器代金については、分割払いの期間にわたり、月額基本使用料及び通信料収入に合わせて契約者に請求しています。この契約は、当社グループと契約者との間で締結するモバイル通信サービスに関する契約及び販売代理店等と契約者との間で行われる端末機器売買とは別個の契約であり、契約者からの資金回収は、立替代金の回収であるため、当社グループの収益には影響を与えません。
契約事務手数料等の初期一括手数料は繰延べられ、サービス毎に契約者の見積平均契約期間にわたって収益として認識しています。また、関連する直接費用も、初期一括手数料の金額を限度として繰延べ、同期間で償却しています。
2013年3月31日及び2014年3月31日における上記に関連して繰延べを行った収益及び費用は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目科目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
短期繰延収益その他の流動負債68,95653,720
長期繰延収益その他の固定負債70,15055,841
短期繰延費用前払費用及び
その他の流動資産
24,94216,847
長期繰延費用その他の資産70,15055,841

販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費の主な項目は、代理店手数料、ポイントサービスに関する費用、広告宣伝費、サービスの運営や保守に直接従事していない従業員等の賃金や関連手当等その他の費用等となっています。
法人税等
繰延税金資産及び負債は、資産及び負債の財務諸表上の計上額と税務上の計上額との差異ならびに繰越欠損金及び繰越税額控除による将来の税効果見積額について認識しています。繰延税金資産及び負債の金額は、将来の繰越期間または一時差異が解消する時点において適用が見込まれる法定実効税率を用いて計算しています。税率変更が繰延税金資産及び負債に及ぼす影響額は、その根拠法規が成立した日の属する期の損益影響として認識されます。
当社グループは、タックス・ポジションの持続する可能性が持続しない可能性よりも高い場合に、タックス・ポジションの影響を認識しています。認識されたタックス・ポジションは、50%を超える可能性で実現する最大の金額で測定しています。認識あるいは測定を変更した場合、その判断がなされた連結会計年度に反映されます。未認識のタックス・ベネフィットに関する利息あるいは課徴金の計上が必要とされる場合は、連結損益計算書の法人税等に分類されます。
1株当たり当社に帰属する当期純利益
基本的1株当たり当社に帰属する当期純利益は、希薄化を考慮せず、普通株主に帰属する利益を各年の加重平均した発行済普通株式数で除することにより計算しています。希薄化後1株当たり当社に帰属する当期純利益は、新株予約権の行使や、転換社債の転換等により普通株式が発行される場合に生じる希薄化を考慮するものです。
当社グループは、前連結会計年度及び当連結会計年度において希薄効果のある有価証券を発行していないため、基本的1株当たり当社に帰属する当期純利益と希薄化後1株当たり当社に帰属する当期純利益に差異はありません。
外貨換算
海外子会社及び関連会社の資産及び負債は、各期末時点の適切なレートにより円貨に換算し、収益及び費用は当該取引時点の実勢レートに近いレートにより換算しています。結果として生じる為替換算調整額は、「その他の包括利益(△損失)累積額」に含まれています。
外貨建債権債務は、各期末時点の適切なレートで換算しており、その結果生じた換算差額は各期の損益に計上しています。
取引開始時点からその決済時点までの為替相場変動の影響は連結損益計算書において「営業外損益(△費用)」に含めて計上しています。
(4) 組替
前連結会計年度の連結財務諸表を当連結会計年度の表示方法に合わせるため、一定の組替を行っています。

4 現金及び現金同等物
2013年3月31日及び2014年3月31日における「現金及び現金同等物」の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
現金及び預金260,109157,650
譲渡性預金60,00020,000
コマーシャル・ペーパー69,9892,212
金銭消費寄託契約に基づく預け金100,000346,911
その他3,576147
合計493,674526,920

2013年3月31日及び2014年3月31日におけるコマーシャル・ペーパー残高は、それぞれ69,989百万円、2,212百万円であり、その全額が連結貸借対照表の「現金及び現金同等物」に計上されています。2013年3月31日におけるコマーシャル・ペーパーは、満期保有目的有価証券に分類しており、その償却原価は公正価値と近似しています。2014年3月31日におけるコマーシャル・ペーパーは、売却可能有価証券に分類しており、その公正価値は償却原価と近似しています。
2013年3月31日及び2014年3月31日における譲渡性預金残高は、それぞれ60,000百万円及び20,000百万円であり、その全額が連結貸借対照表の「現金及び現金同等物」に計上されています。
金銭消費寄託契約に関する情報は、注記14「関連当事者との取引」に記載しています。
5 棚卸資産
2013年3月31日及び2014年3月31日における「棚卸資産」の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
商品及び製品178,019229,473
原材料及び貯蔵品2,7172,653
合計180,736232,126


6 関連会社投資
三井住友カード株式会社
三井住友カード株式会社(以下「三井住友カード」)は、非上場のクレジットカード事業者です。
当社グループは、2013年3月31日及び2014年3月31日において、三井住友カードの発行済普通株式(自己株式を除く)の34%を保有しています。
当社グループは、三井住友カード、株式会社三井住友フィナンシャルグループ及び株式会社三井住友銀行との間で、「おサイフケータイ」を利用したクレジット決済サービス事業の共同推進を中心とした業務提携に関する契約を締結しています。
Philippine Long Distance Telephone Company
Philippine Long Distance Telephone Company(以下「PLDT」)は、フィリピン証券取引所及びニューヨーク証券取引所に上場しているフィリピンの通信事業者です。
当社グループは、2013年3月31日及び2014年3月31日において、PLDTの発行済普通株式(自己株式を除く)及び議決権比率のそれぞれ約15%及び約9%を保有しています。次のとおり、2012年10月にPLDTが議決権付優先株式を発行したため、当社グループの持株比率と議決権比率は異なっています。
2006年3月14日、当社グループは、PLDTの発行済普通株式数(自己株式を除く)の約7%をエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下「NTTコム」)から取得しました。また、2007年3月から2008年2月までに、市場を通じて約7%を追加取得したことにより、当社グループの持分は約15%となり、NTTコムの持分約6%と合算してNTTグループの持分は約20%となりました。
この結果、PLDTと当社グループ及びNTTコムを含む主要株主間の契約に基づき、当社グループは、役員を派遣し、かつ、NTTグループを代表して議決権を行使する権利を有しているため、PLDTに対して重要な影響力を行使し得ることとなり、2008年3月期においてPLDTを関連会社とし、株式を当初取得した日に遡って持分法を適用しました。
2012年10月、フィリピン最高裁判所による公益企業の外国人持分に関する判決をうけ、PLDTは外国人持分を40%に制限するフィリピンの外資規制に抵触する状況となったため、PLDTは外国人持分の希薄化を目的としてフィリピン国内で議決権付優先株式を発行しました。その結果、当社が保有するPLDTに対する議決権比率が約15%から約9%に低下しました。
また、この時点では外資規制に関するガイドラインは明確には定まっておらず、外資規制に関して不確実性が存在していました。その結果、当社グループは、前連結会計年度の第3四半期において、PLDTにもはや重要な影響を及ぼす能力を喪失していると判断し、PLDTを持分法の適用範囲から除外しました。
2013年5月、フィリピン証券取引委員会は外資規制に関するガイドラインを明確化する条項を公表しました。これに伴い、当社グループは、PLDTに対して重要な影響を及ぼす能力を有していると判断し、PLDTに対して持分法を遡及的に再適用しました。
前連結会計年度数値は、持分法の再適用を反映した数値です。再適用による前連結会計年度数値への影響額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
連結貸借対照表の項目前連結会計年度末
2013年3月31日
遡及適用前増加(△減少)遡及適用後
関連会社投資352,025122,477474,502
市場性のある有価証券及びその他の投資371,569△215,646155,923
繰延税金資産239,01534,069273,084
投資その他の資産合計2,432,039△59,1002,372,939
利益剰余金4,117,073△4,6074,112,466
その他の包括利益(△損失)累積額5,381△54,493△49,112
株主資本合計5,427,575△59,1005,368,475


(単位:百万円)
連結損益計算書の項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
遡及適用前増加(△減少)遡及適用後
営業外損益(△費用)合計4,478△8,316△3,838
法人税等及び持分法による投資損益(△損失)前利益841,658△8,316833,342
法人税等325,628△2,569323,059
持分法による投資損益(△損失)△30,7101,140△29,570
当期純利益485,320△4,607480,713
当社に帰属する当期純利益495,633△4,607491,026

(単位:円)
1株当たり情報前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
遡及適用前増加(△減少)遡及適用後
基本的及び希薄化後1株当たり当社に帰属する当期純利益119.52△1.11118.41

(単位:百万円)
連結包括利益計算書の項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
遡及適用前増加(△減少)遡及適用後
売却可能有価証券未実現保有利益(△損失)75,614△48,82526,789
未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失)45△1431
為替換算調整額39,124△4,92834,196
年金債務調整額△4,742△726△5,468
その他の包括利益(△損失)合計110,041△54,49355,548
包括利益595,361△59,100536,261
当社に帰属する包括利益605,543△59,100546,443

2013年3月31日及び2014年3月31日におけるPLDT株式の簿価は、122,478百万円及び130,815百万円であり、市場価格は215,646百万円及び197,354百万円です。
Tata Teleservices Limited
Tata Teleservices Limited(以下「TTSL」)は、非上場のインドの通信事業者です。
当社グループは、2013年3月31日及び2014年3月31日において、TTSLの発行済普通株式(自己株式を除く)の約26.5%を保有しています。
2008年11月12日、当社グループは、TTSL及びその親会社であるTata Sons Limited(以下「タタ・サンズ」)との間で資本提携に合意しました。本合意に基づき、2009年3月25日、当社グループは、TTSLの発行済普通株式(自己株式を除く)の約26%を取得し、持分法を適用しました。当社グループは、TTSLの株主割当増資要請に応じて、2011年3月及び5月に追加出資を実施しました。当該出資金はインド市場における3Gネットワークのオペレーション強化に活用されています。株主割当増資の引き受けにより、当社グループのTTSLに対する持分はわずかに増加し、約26.5%となりました。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、TTSLに関して一時的でない価値の下落が見られると判断し、それぞれ、6,813百万円及び51,244百万円の減損額を計上しています。
2014年4月25日開催の取締役会において、TTSLが、2014年3月期において、所定の業績指標を達成できなかった場合、当社グループが保有するすべてのTTSL株式(1,248,974,378株、発行済株式の約26.5%に相当)を売却するためのオプションを行使することを決議しました。
当社グループは、2009年3月の出資時に、TTSL及びタタ・サンズの三者で締結した株主間協定において、TTSLが2014年3月期において所定の業績指標を達成できなかった場合、当社グループが保有するTTSL株式を、取得価格の50%(総額約72,500百万ルピー、約126,200百万円※)か、公正価値のいずれか高い価格で売却できる買い手の仲介をタタ・サンズに要求する権利(オプション)を得ることとなっており、当社グループは2014年5月末に同権利を得ました。今後は、株主間協定に従って同権利を行使しTTSL株式を売却する予定ですが、タタ・サンズの対応状況により、上記条件での取引が実現しない可能性があります。なお、当社グループの経営成績及び財政状態への影響は、これらの不確実性により見積ることができません。TTSL株式の売却時または上記条件での取引が実現しない場合、損益を認識する場合があります。
※ 1ルピー=1.74円(2014年5月31日時点)で計算
減損
当社グループは、上記の関連会社を含む関連会社投資に関し、一時的ではないと考えられる価値の下落の兆候が見られる場合、簿価の回復可能性について検討を行っています。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、TTSLを含む一定の投資について、一時的でない価値の下落が見られると判断し、それぞれ、25,913百万円及び51,279百万円の減損額を計上しています。減損額は、連結損益計算書の「持分法による投資損益(△損失)」に計上しています。
TTSL においては、業界を取り巻く最近の経済・金融状況により、投資の価値に一時的ではない下落が生じていないかを判断するため、TTSLの事業の見通しを検討しました。前連結会計年度においてインドの移動通信事業者間の料金競争が激化したことやその当時の長期的な見通しを踏まえると、TTSLの見積将来キャッシュ・フローは著しい下方修正となり、回収可能価額は投資簿価を著しく下回り減損が一時的でないと判断したため、TTSLに係る減損損失6,813百万円を認識しました。当連結会計年度は、インドにおける周波数の入札価格高騰により周波数の維持・獲得に伴うコストが増大する等、事業リスクが高まったことにより、TTSLの見積将来キャッシュ・フローは更なる下方修正となりました。また、高まる事業リスクと直近のTTSLの業績を反映して加重平均資本コストは12.6%に増加し、TTSLの見積りキャッシュ・フローに当該加重平均資本コストを適用した結果、更なる一時的ではない価値の下落があると判断し、更に51,244百万円の減損損失を認識しました。前述のとおり、当社グループは、TTSL株式を売却する予定ですが、TTSL株式の売却時または記載した条件での取引が実現しない場合、損益を認識する場合があります。
当社グループは、2014年3月31日におけるそれぞれの関連会社投資の公正価値は簿価と同程度以上になっていると判断しています。
その他
2014年3月31日における重要な関連会社は、PLDTを除いて、すべて非上場会社です。
利益剰余金に含まれる関連会社の未分配利益に係る当社グループの持分は、2013年3月31日において30,311百万円、2014年3月31日において36,111百万円です。当社グループと関連会社との間に重要な事業取引はありません。
2013年3月31日及び2014年3月31日における連結貸借対照表の「関連会社投資」の簿価から、関連会社の直近の財務諸表に基づく当社グループの純資産持分の合計金額を差し引いた額は、それぞれ314,038百万円及び264,751百万円です。当該差分には、主に営業権相当額及び償却性の無形固定資産の公正価値調整額が含まれています。
関連会社に係る要約財務情報は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
TTSLその他
貸借対照表情報
流動資産81,6591,204,470
固定資産453,2071,249,170
流動負債198,503968,680
固定負債388,539651,356
資本△52,176833,604
償還可能優先株式1,325-
非支配持分20,0571,501

(単位:百万円)
項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
TTSLその他
損益情報
営業収益210,092820,708
営業利益(△損失)△33,477156,955
継続事業からの利益(△損失)△72,301136,382
当期純利益(△損失)△72,301136,382
関連会社に帰属する当期純利益(△損失)△70,858119,567

(単位:百万円)
項目当連結会計年度末
2014年3月31日
TTSLその他
貸借対照表情報
流動資産55,0801,372,867
固定資産457,9601,444,558
流動負債201,4071,148,036
固定負債454,612717,908
資本△142,979951,481
償還可能優先株式1,433-
償還可能普通株式-555
非支配持分21,2771,639

(単位:百万円)
項目当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
TTSLその他
損益情報
営業収益227,582911,020
営業利益(△損失)△28,683171,193
継続事業からの利益(△損失)△85,026122,511
当期純利益(△損失)△85,026122,511
関連会社に帰属する当期純利益(△損失)△84,613122,324


7 市場性のある有価証券及びその他の投資
2013年3月31日及び2014年3月31日における「市場性のある有価証券及びその他の投資」の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
市場性のある有価証券:
売却可能140,865158,775
その他の投資15,05813,100
市場性のある有価証券及びその他の投資155,923171,875

2013年3月31日及び2014年3月31日における「市場性のある有価証券及びその他の投資」に含まれる売却可能な負債証券の満期別の簿価及び公正価値は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
区分簿価公正価値簿価公正価値
1年超5年以内--55
5年超10年以内----
10年超----
合計--55

2013年3月31日及び2014年3月31日における「市場性のある有価証券及びその他の投資」に含まれる売却可能有価証券の種類別の取得価額、未実現保有損益及び公正価値は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
項目取得価額
/償却原価
未実現
保有利益
未実現
保有損失
公正価値
売却可能:
持分証券95,45246,5391,126140,865
(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
項目取得価額
/償却原価
未実現
保有利益
未実現
保有損失
公正価値
売却可能:
持分証券105,48253,498210158,770
負債証券5-05

前連結会計年度及び当連結会計年度における売却可能有価証券及びその他の投資に係る売却額及び実現利益(△損失)は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
売却額1,7232,729
実現利益8361,846
実現損失△44△44


2013年3月31日及び2014年3月31日における売却可能有価証券及びその他の投資に含まれる原価法投資に係る投資の種類別及び未実現保有損失が継続的に生じている期間別の公正価値及び未実現保有損失は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
項目12ヵ月未満12ヵ月以上合計
公正価値未実現保有
損失
公正価値未実現保有
損失
公正価値未実現保有
損失
売却可能:
持分証券4,0131,1241024,0231,126
原価法投資2711,7302159364862,666
(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
項目12ヵ月未満12ヵ月以上合計
公正価値未実現保有
損失
公正価値未実現保有
損失
公正価値未実現保有
損失
売却可能:
持分証券6,816210--6,816210
負債証券50--50
原価法投資161103261,6743421,784

その他の投資は、多様な非公開会社への長期投資を含んでいます。
多様な非公開会社への長期投資の合理的な公正価値を見積もるためには、公表されている市場価格がないため、過大な費用が必要となります。したがって、当社グループは、原価法投資として計上されたこれらの投資について公正価値を開示することは、実務的ではないと考えています。当社グループは、これらの投資の公正価値に重要なマイナスの影響を及ぼす事象の発生または変化がない限り、減損評価のための公正価値の見積りは行っていません。
2013年3月31日及び2014年3月31日におけるその他の投資に含まれる原価法投資の簿価総額及び減損評価のための公正価値の見積りを行っていない投資の簿価総額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
その他の投資に含まれる原価法投資の簿価総額15,01413,061
うち減損評価のための公正価値の見
積りを行っていない投資の簿価総額
11,85610,836

価値の下落が一時的でないと判断した「市場性のある有価証券及びその他の投資」については、評価損を計上しています。評価損に関する情報は、注記13「営業外損益(△費用)」に記載しています。
8 営業権及びその他の無形固定資産
営業権
当社グループの営業権のうち、主なものは2002年11月に株式交換により地域ドコモ8社におけるすべての非支配持分の買取りを実施し、これらを完全子会社化した際に計上されたものです。
前連結会計年度及び当連結会計年度における各セグメントにかかる営業権の計上額の増減は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
項目携帯電話事業その他事業合計
期首残高
取得原価151,86659,334211,200
減損損失累計額△6,310-△6,310
145,55659,334204,890
営業権期中取得額19,27898520,263
減損損失-△7,281△7,281
為替換算調整額1,4651,5863,051
その他△16△3,267△3,283
期末残高
取得原価172,59358,638231,231
減損損失累計額△6,310△7,281△13,591
166,28351,357217,640

(単位:百万円)
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
項目携帯電話事業その他事業合計
期首残高
取得原価172,59358,638231,231
減損損失累計額△6,310△7,281△13,591
166,28351,357217,640
営業権期中取得額2,06032,75234,812
為替換算調整額8,2331,77710,010
期末残高
取得原価182,88693,167276,053
減損損失累計額△6,310△7,281△13,591
176,57685,886262,462

セグメントについての情報は、注記15「セグメント情報」に記載しています。
前連結会計年度における営業権の取得額のうち主なものは、Buongiorno S.p.A.のすべての株式を取得したことによるものです。当連結会計年度における営業権の取得額のうち主なものは、株式会社ABC HOLDINGSの株式を51%取得したことによるものです。
前連結会計年度において、減損損失7,281百万円を計上しており、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含まれています。
その他の無形固定資産
2013年3月31日及び2014年3月31日におけるその他の無形固定資産の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
項目取得価額償却累計額簿価
償却対象の無形固定資産
電気通信設備に関わるソフトウェア967,249682,388284,861
自社利用のソフトウェア1,269,794983,028286,766
端末機器製造に関連して取得した
ソフトウェア
227,990151,88076,110
有線電気通信事業者の電気通信施設利用権16,9865,89511,091
その他54,21626,55127,665
償却対象の無形固定資産合計2,536,2351,849,742686,493
非償却対象の無形固定資産
商標及び商号5,158
非償却対象の無形固定資産合計5,158
合計691,651

(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
項目取得価額償却累計額簿価
償却対象の無形固定資産
電気通信設備に関わるソフトウェア1,042,875758,399284,476
自社利用のソフトウェア1,340,9631,073,233267,730
端末機器製造に関連して取得した
ソフトウェア
240,366175,44164,925
有線電気通信事業者の電気通信施設利用権17,2596,54510,714
その他56,77432,17324,601
償却対象の無形固定資産合計2,698,2372,045,791652,446
非償却対象の無形固定資産
商標及び商号13,514
非償却対象の無形固定資産合計13,514
合計665,960

当連結会計年度において取得した償却対象の無形固定資産は206,317百万円であり、主なものは電気通信設備に関わるソフトウェア99,882百万円及び自社利用のソフトウェア82,890百万円です。電気通信設備に関わるソフトウェア及び自社利用のソフトウェアの加重平均償却年数はそれぞれ5.0年及び4.8年です。前連結会計年度及び当連結会計年度の無形固定資産の償却額はそれぞれ222,895百万円及び237,858百万円です。無形固定資産償却の見積り額は、それぞれ2014年度が220,564百万円、2015年度が167,391百万円、2016年度が110,465百万円、2017年度が62,075百万円、2018年度が21,356百万円です。当連結会計年度に取得された無形固定資産の加重平均償却期間は4.9年です。
また、当連結会計年度において取得した非償却対象の無形固定資産(商号)は8,363百万円です。
9 その他の資産
2013年3月31日及び2014年3月31日における「その他の資産」の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
保証金等72,00283,627
繰延契約事務手数料等70,15055,841
長期売却目的債権149,972203,249
貸倒引当金△1,926△1,395
関連当事者への長期預け金240,000240,000
その他29,94147,852
合計560,139629,174

関連当事者への長期預け金に関する情報は、注記14「関連当事者との取引」に記載しています。
10 短期借入金及び長期借入債務
2013年3月31日及び2014年3月31日における1年以内に返済予定の長期借入債務を除く、短期借入金は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
円建短期借入債務:
金融機関からの無担保借入金-7,700
(2014年3月期-加重平均変動利率:2014年3月31日現在 年0.5%)
ユーロ建短期借入債務:
金融機関からの無担保借入金12,3071,795
(2013年3月期-加重平均変動利率:2013年3月31日現在 年1.2%)
(2014年3月期-加重平均変動利率:2014年3月31日現在 年1.3%)
短期借入金合計12,3079,495

2013年3月31日及び2014年3月31日における長期借入債務は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
円建借入債務:
無担保社債240,000220,000
(2013年3月期-利率:年0.2%-2.0%、償還期限:2014年3月期-2019年3月期)
(2014年3月期-利率:年0.2%-2.0%、償還期限:2018年3月期-2024年3月期)
金融機関からの無担保借入金1,016836
(2013年3月期-利率:年0.9%-1.5%、償還期限:2014年3月期-2018年3月期)
(2014年3月期-利率:年0.9%-1.2%、償還期限:2015年3月期-2018年3月期)
ユーロ建借入債務:
金融機関からの無担保借入金44315
(2013年3月期-利率:年2.4%-7.5%、償還期限:2014年3月期-2018年3月期)
(2014年3月期-利率:年7.5%、償還期限:2018年3月期)
小計241,459220,851
控除:1年以内の返済予定分△70,437△248
長期借入債務合計171,022220,603


当社グループは、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ、60,000百万円及び70,000百万円の無担保社債を償還し、また、60,000百万円の無担保社債(利率:年0.2%、償還期限:2018年3月期)及び50,000百万円の無担保社債(利率:年0.73%、償還期限:2024年3月期)を新規に発行しました。
当社グループの借入債務は主に固定金利となっていますが、ALM(資産・負債の総合管理)上、特定の借入債務の公正価値の変動をヘッジするため、固定金利受取・変動金利支払の金利スワップ契約を行うことがあります。金利スワップ契約に関する情報は、注記20「金融商品」に記載しています。なお、前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社グループは、公正価値ヘッジが適用される金利スワップ取引の契約を締結していません。2013年3月31日及び2014年3月31日において、当社グループは、公正価値ヘッジが適用される金利スワップ取引を行っていません。
短期借入金及び長期借入債務に関連した支払利息は前連結会計年度において3,916百万円、当連結会計年度において3,096百万円です。なお、連結損益計算書における「支払利息」については、資産化された利子費用控除後の金額を計上しています。
2014年3月31日における長期借入債務の年度別返済予定額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
連結会計年度金額
2014年度248
2015年度203
2016年度200
2017年度60,200
2018年度110,000
上記以降50,000
合計220,851


11 資本
(1) 配当
会社法は、(i)株主総会の決議によって剰余金の配当ができること、(ⅱ)定款に定めがある場合、取締役会の決議によって中間配当ができること、(ⅲ)配当により減少する剰余金の額の10%を、資本金の25%に達するまで準備金として計上しなければならないことを定めています。なお、準備金は株主総会の決議によって取り崩すことができます。
2014年3月31日における、資本剰余金及び利益剰余金に含まれている当社グループの分配可能額は4,181,996百万円です。2014年4月25日の取締役会の決議に基づき、2014年3月31日時点の登録株主に対する総額124,403百万円、1株当たり30円の配当が、2014年6月19日に開催された定時株主総会で決議されています。
(2) 発行済株式及び自己株式
会社法は、(i)株主総会の決議によって、自己株式の取得枠の設定ができること、(ⅱ)定款に定めがある場合、取締役会の決議によって、市場取引等による自己株式の取得枠の設定ができることを定めています。当社グループは、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行を可能とするために、(ⅱ)に基づいて、取締役会の決議によって、市場取引等による自己株式の取得枠の設定ができる旨を定款に定めています。
2014年4月25日開催の取締役会において、2014年4月26日から2015年3月31日にかけて、発行済普通株式総数3億2000万株、取得総額500,000百万円の自己株式の取得枠に係る事項を決議しています。
2014年3月31日における発行済株式総数及び自己株式数は、それぞれ4,365,000,000株及び218,239,900株であり、2012年3月31日から変動していません。当社グループは、普通株式以外の株式を発行していません。
2013年4月26日の取締役会決議に基づき、2013年10月1日付で、株式分割を実施するとともに単元株制度を採用しました。2007年11月に全国証券取引所が公表した「売買単位の集約に向けた行動計画」の趣旨を踏まえ、普通株式1株を100株に分割するとともに、100株を1単元とする単元株制度を採用するものです。株式分割及び単元株制度の採用に伴う投資単位の実質的な変更はありません。
株式分割及び単元株制度の効力発生日は、2013年10月1日であり、株式分割の基準日の公告日は2013年9月13日、基準日は2013年9月30日です。
連結財務諸表及び連結財務諸表注記は、株式分割後の株式数に基づいて記載しています。
(3) その他の包括利益(△損失)累積額
その他の包括利益(△損失)累積額の変動
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるその他の包括利益(△損失)累積額(税効果調整後)の変動は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
売却可能
有価証券
未実現保有利益(△損失)
未実現
キャッシュ・
フロー・
ヘッジ利益
(△損失)
為替換算
調整額
年金債務
調整額
合計
2012年3月31日残高9,586△111△83,973△30,031△104,529
その他の包括利益(△損失)26,7863134,066△5,46655,417
2013年3月31日残高36,372△80△49,907△35,497△49,112


(単位:百万円)
項目当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
売却可能
有価証券
未実現保有利益(△損失)
未実現
キャッシュ・
フロー・
ヘッジ利益
(△損失)
為替換算
調整額
年金債務
調整額
合計
2013年3月31日残高36,372△80△49,907△35,497△49,112
組替修正前その他の包括利益
(△損失)
8,751△7631,65315,29055,618
その他の包括利益(△損失)累積額からの組替修正△84596,010△2,7083,277
その他の包括利益(△損失)8,667△1737,66312,58258,895
控除:非支配持分に帰属する
その他の包括損益(△利益)
△1-△1931△193
2014年3月31日残高45,038△97△12,437△22,9149,590

その他の包括利益(△損失)累積額から当期純利益への組替修正
当連結会計年度において、その他の包括利益(△損失)累積額から当期純利益に組替修正された金額及び影響を受ける連結損益計算書の項目は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
その他の包括利益
(△損失)累積額からの
組替修正額(※1)
組替修正の影響を受ける
連結損益計算書の項目
売却可能有価証券未実現保有利益(△損失)△492営業外損益(△費用) - その他(純額)
657持分法による投資損益(△損失)
165税効果調整前
△81税効果
84税効果調整後
未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失)△92持分法による投資損益(△損失)
△92税効果調整前
33税効果
△59税効果調整後
為替換算調整額△6営業外損益(△費用) - その他(純額)
△9,483持分法による投資損益(△損失)
△9,489税効果調整前
3,479税効果
△6,010税効果調整後
年金債務調整額4,218(※2)
4,218税効果調整前
△1,510税効果
2,708税効果調整後
組替修正額合計△3,277税効果調整後

(※1)組替修正額の△は、当期純利益に対する減少影響を示しています。
(※2)年金債務調整額からの組替修正額は、年金費用純額の計算に含まれています。詳細は、注記16「退職給付」をご参照ください。
その他の包括利益(△損失)に係る税効果
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるその他の包括利益(△損失)の各項目に対する税効果は、次のとおりであり、非支配持分に帰属する金額が含まれています。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
税効果調整前税効果税効果調整後
売却可能有価証券未実現保有利益(△損失)32,172△11,49220,680
控除:当期純利益への組替修正額9,890△3,7816,109
未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失)48△1731
為替換算調整額45,531△11,49034,041
控除:当期純利益への組替修正額241△86155
年金債務調整額
年金数理上の差異の発生額(純額)△9,1723,277△5,895
控除:過去勤務費用償却額△2,271813△1,458
控除:年金数理上の差異償却額2,812△1,0071,805
控除:会計基準変更時差異償却額125△4580
その他の包括利益(△損失)合計79,376△23,82855,548

前連結会計年度における非支配持分に帰属する税効果調整後の売却可能有価証券未実現保有利益(△損失)、為替換算調整額及び年金数理上の差異の発生額(純額)は、それぞれ3百万円、130百万円及び△2百万円です。
(単位:百万円)
項目当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
税効果調整前税効果税効果調整後
売却可能有価証券未実現保有利益(△損失)13,574△4,8238,751
控除:当期純利益への組替修正額△16581△84
未実現キャッシュ・フロー・ヘッジ利益(△損失)△11943△76
控除:当期純利益への組替修正額92△3359
為替換算調整額36,447△4,79431,653
控除:当期純利益への組替修正額9,489△3,4796,010
年金債務調整額
年金数理上の差異の発生額(純額)18,585△6,65611,929
過去勤務費用の発生額(純額)5,235△1,8743,361
控除:過去勤務費用償却額△2,270813△1,457
控除:縮小利益△5,1311,837△3,294
控除:年金数理上の差異償却額3,058△1,0951,963
控除:会計基準変更時差異償却額125△4580
その他の包括利益(△損失)合計78,920△20,02558,895

当連結会計年度における非支配持分に帰属する税効果調整後の売却可能有価証券未実現保有利益(△損失)、為替換算調整額及び年金数理上の差異の発生額(純額)は、それぞれ1百万円、193百万円及び△1百万円です。
12 研究開発費及び広告宣伝費
研究開発費
研究開発費は、発生時に費用計上しています。研究開発費は主として「販売費及び一般管理費」に含まれており、前連結会計年度は111,294百万円、当連結会計年度は102,039百万円です。
広告宣伝費
広告宣伝費は、発生時に費用計上しています。広告宣伝費は主として「販売費及び一般管理費」に含まれており、前連結会計年度は69,969百万円、当連結会計年度は67,128百万円です。
13 営業外損益(△費用)
前連結会計年度及び当連結会計年度における営業外損益(△費用)のうち、「その他(純額)」の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
関連会社投資実現損益△31,888
市場性のある有価証券及びその他の投資の実現損益7921,802
市場性のある有価証券及びその他の投資の評価損△10,928△3,055
為替差損益△9134,409
賃貸料収入2,3781,270
受取配当金5,6493,999
延滞金及び損害賠償金2,1731,840
貸倒損失△2,454△35
その他-純額△3331,263
合計△3,63913,381


14 関連当事者との取引
当社グループの株式の過半数は、NTTが保有しています。NTTは、当社グループを含む900社以上の会社から構成されるNTTグループの持株会社です。
当社グループは、NTT、その子会社及び関連会社と通常の営業過程で様々な取引を行っています。当社グループとNTTグループ各社との取引には、当社グループのオフィス及び営業設備等のために必要な有線電気通信サービスの購入、様々な電気通信設備のリースや当社グループの各種移動通信サービスの販売等があります。2013年3月31日及び2014年3月31日における関連当事者に係る「仕入債務」は、主にNTTグループ各社及び当社グループの関連会社である三井住友カードとの各種取引に関する債務です。当社グループは、前連結会計年度において93,207百万円、当連結会計年度において75,768百万円の設備をNTTグループから購入しています。
NTTファイナンス株式会社(以下「NTTファイナンス」)は、2014年3月31日においてNTT及びその連結子会社が99.9%の議決権を保有しており、当社グループの関連当事者となっています。当社グループは2014年3月31日において、2.9%の議決権を保有しています。当社グループは、NTTファイナンスとの間で、次の取引を行っています。
当社グループは、資金の効率的な運用施策の一環としてNTTファイナンスと金銭消費寄託契約を締結しています。
当該契約の下、当社グループが資金をNTTファイナンスに寄託し、NTTファイナンスは当社グループに代わって資金の運用を行います。当社グループは必要に応じて資金を引き出すことが可能であり、NTTファイナンスから資金に係る利息を受領します。当該契約に伴う資金は当初の契約期間に応じて「現金及び現金同等物」、「短期投資」もしくは「その他の資産」に分類されます。
2013年3月31日における金銭消費寄託契約の残高は350,000百万円であり、100,000百万円が「現金及び現金同等物」として、10,000百万円が「短期投資」として、240,000百万円が「その他の資産」として連結貸借対照表に計上されています。また、2013年3月31日における当該金銭消費寄託契約の残存期間は3年未満であり、年平均0.2%の利子率にて寄託しています。
2014年3月31日における金銭消費寄託契約の残高は586,911百万円であり、346,911百万円が「現金及び現金同等物」として、240,000百万円が「その他の資産」として連結貸借対照表に計上されています。また、2014年3月31日における当該金銭消費寄託契約の残存期間は2年未満であり、年平均0.2%の利子率にて寄託しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、期中に終了した金銭消費寄託契約の平均残高は、それぞれ67,836百万円及び99,206百万円です。なお、NTTファイナンスへの金銭消費寄託に伴う利息248百万円及び796百万円をそれぞれ「受取利息」として連結損益計算書に計上しています。
当社グループは、お客様の利便性向上の一環として、当社グループのモバイル通信サービス等に係る債権について、NTTファイナンスとの間で、2012年5月に通信サービス等料金の請求・回収業務に関する基本契約を締結し、同年6月に債権譲渡契約を締結しています。
当該契約に基づき、モバイル通信サービス等に係る債権のうち、売却の意思決定を行った債権については、売却目的債権に組替え、毎月公正価値でNTTファイナンスに売却されます。売却代金は売却月の翌月末までにその全額がNTTファイナンスから当社グループに入金されます。当社グループは、売却後の債権に対して継続的な関与を有していません。
前連結会計年度において、当社グループがNTTファイナンスに売却したモバイル通信サービス等に係る債権の売却金額は2,741,252百万円であり、売却損及び売却目的債権の公正価値への調整額の合計65,280百万円を「販売費及び一般管理費」として連結損益計算書に計上しています。2013年3月31日において、NTTファイナンスより受領していない売却代金240,205百万円を「未収入金」として連結貸借対照表に計上しています。
当連結会計年度において、当社グループがNTTファイナンスに売却したモバイル通信サービス等に係る債権の売却金額は3,717,135百万円であり、売却損及び売却目的債権の公正価値への調整額の合計64,789百万円を「販売費及び一般管理費」として連結損益計算書に計上しています。2014年3月31日において、NTTファイナンスより受領していない売却代金248,732百万円を「未収入金」として連結貸借対照表に計上しています。
15 セグメント情報
当社グループの最高経営意思決定者は取締役会です。最高経営意思決定者は内部のマネジメントレポートからの情報に基づいて当該事業セグメントの営業成績を評価し、経営資源を配分しています。なお、セグメントごとの損益及びセグメントごとの資産の決定に用いられる会計方針は、米国会計基準に準拠した連結財務諸表の作成において用いられる会計方針と一致しています。事業セグメント間の取引はありません。
当社グループは、事業セグメントを携帯電話事業、クレジットサービス事業、通信販売事業、ホテル向けインターネット接続サービス事業及びその他の事業の5つに分類しています。携帯電話事業には、携帯電話サービス(Xiサービス、FOMAサービス)、衛星電話サービス、国際サービス及び各サービスの端末機器販売などがあります。クレジットサービス事業には、DCMXサービスなどが含まれます。通信販売事業には、TVメディアを主たるチャネルとした通信販売事業が含まれます。ホテル向けインターネット接続サービス事業には、アジアやヨーロッパをはじめとした世界各国におけるホテル向け高速インターネット接続サービス事業が含まれます。その他の事業には、広告事業及びシステム開発・販売・保守受託事業などが含まれます。
その金額的な重要性により、携帯電話事業のみが報告セグメントに該当し、残りの4つのセグメントは、「その他事業」としてまとめて開示されています。
セグメント別資産については最高経営意思決定者に報告するマネジメントレポートに記載していませんが、ここでは追加的な情報を示すためだけに開示しています。「調整」に含まれる資産は、特定のセグメントに分類することができない共有資産の金額を示し、主なものは、現金及び現金同等物、有価証券、関連会社投資です。電気通信事業用の建物や共有設備等のその他の共有資産については、資産額及び関連する減価償却費をネットワーク資産価額比等を用いた体系的かつ合理的な配賦基準により各セグメントに配賦しています。また、「調整」として示される設備投資額には、特定のセグメントに分類されない電気通信事業用の建物及び共有設備に関連した設備投資額が含まれています。
(単位:百万円)
前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
携帯電話事業その他事業セグメント合計調整連結
営業収益4,275,172194,9504,470,122-4,470,122
営業費用3,406,855226,0873,632,942-3,632,942
営業利益(△損失)868,317△31,137837,180-837,180
営業外損益(△費用)△3,838
法人税等及び持分法による投資損益(△損失)前利益833,342
減価償却費682,26017,946700,206-700,206
その他の重要な非現金項目:
ポイントプログラム経費
営業権の減損損失
64,998
-
9,652
7,281
74,650
7,281
-
-
74,650
7,281
資産5,199,591411,9865,611,5771,558,1487,169,725
設備投資額606,13719,272625,409128,251753,660


(単位:百万円)
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
携帯電話事業その他事業セグメント合計調整連結
営業収益4,235,897225,3064,461,203-4,461,203
営業費用3,400,444241,5603,642,004-3,642,004
営業利益(△損失)835,453△16,254819,199-819,199
営業外損益(△費用)13,850
法人税等及び持分法による投資損益(△損失)前利益833,049
減価償却費700,51618,178718,694-718,694
その他の重要な非現金項目:
ポイントプログラム経費59,15111,68670,837-70,837
資産5,487,312485,6975,973,0091,535,0217,508,030
設備投資額581,92516,728598,653104,471703,124

海外で発生した営業収益及び海外における長期性資産の金額には重要性がないため、所在地別セグメント情報は開示していません。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、単一の外部顧客との取引により計上される営業収益のうち、総収益の10%以上を占めるものはありません。
各サービス項目及び端末機器販売による営業収益に係る情報は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
モバイル通信サービス3,168,4782,955,788
音声収入1,274,5841,065,196
パケット通信収入1,893,8941,890,592
端末機器販売758,093872,000
その他の営業収入543,551633,415
営業収益合計4,470,1224,461,203


16 退職給付
退職手当及び規約型企業年金制度
当社グループの従業員は、通常、退職時において社員就業規則等に基づき退職一時金及び年金を受給する権利を有しています。支給金額は、従業員の給与資格、勤続年数等に基づき計算されています。年金については、従業員非拠出型確定給付年金制度である規約型企業年金制度により、支給されています。
当連結会計年度において、当社グループは、当社の規約型企業年金制度に係る2014年4月1日以降の積立分について確定拠出年金制度を導入することを決定しました。なお、当社の2014年3月31日以前の積立分は、引き続き規約型企業年金制度として維持します。今回の規約型企業年金制度の縮小に伴い、当連結会計年度において過去勤務費用の残額を一括償却し、縮小利益5,131百万円を計上しています。
前連結会計年度及び当連結会計年度における規約型企業年金制度の予測給付債務及び年金資産の公正価値の変動は、次のとおりです。なお、測定日は3月31日です。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
給付債務の変動:
期首予測給付債務202,403214,805
勤務費用9,87910,435
利息費用3,7893,171
年金数理上の差異8,710△11,418
NTTグループの規約型企業年金制度からの
転籍者調整額
714504
その他852-
給付支払額△11,542△11,442
期末予測給付債務214,805206,055
年金資産の公正価値の変動:
期首年金資産の公正価値81,26290,345
年金資産実際運用利益6,9758,258
会社による拠出額5,3233,765
NTTグループの規約型企業年金制度からの
転籍者調整額
171118
給付支払額△3,386△3,646
期末年金資産の公正価値90,34598,840
3月31日現在の積立状況△124,460△107,215

2013年3月31日及び2014年3月31日において、連結貸借対照表に認識された金額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末当連結会計年度末
2013年3月31日2014年3月31日
退職給付に係る負債△124,517△120,296
退職給付に係る資産5713,081
純額△124,460△107,215

退職給付に係る資産は「その他の資産」に含まれています。
2013年3月31日及び2014年3月31日において「その他の包括利益(△損失)累積額」として認識された金額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末当連結会計年度末
2013年3月31日2014年3月31日
年金数理上の差異(純額)△44,927△25,338
過去勤務費用(純額)8,6851,919
会計基準変更時差異△687△564
合計△36,929△23,983

2013年3月31日及び2014年3月31日における規約型企業年金制度の累積給付債務額の総額は、それぞれ208,538百万円及び206,052百万円です。
2013年3月31日及び2014年3月31日において、規約型企業年金制度における、予測給付債務が年金資産を超過する年金制度の予測給付債務及び年金資産の公正価値、ならびに累積給付債務が年金資産を超過する年金制度の累積給付債務及び年金資産の公正価値は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末当連結会計年度末
2013年3月31日2014年3月31日
予測給付債務が年金資産を超過する制度:
予測給付債務214,724205,939
年金資産の公正価値90,20798,670
累積給付債務が年金資産を超過する制度:
累積給付債務208,457205,937
年金資産の公正価値90,20798,670

前連結会計年度及び当連結会計年度における規約型企業年金制度の年金費用純額の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
勤務費用9,87910,435
利息費用3,7893,171
年金資産の期待運用収益△1,617△1,791
過去勤務費用償却額△1,898△1,635
縮小利益-△5,131
年金数理上の差異償却額1,6671,704
会計基準変更時差異償却額123123
年金費用純額11,9436,876


前連結会計年度及び当連結会計年度において、「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上された規約型企業年金制度の給付債務及び年金資産のその他の変動の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
給付債務及び年金資産のその他の変動の内訳:
年金数理上の差異の発生額(純額)3,352△17,885
過去勤務費用償却額1,8981,635
縮小利益-5,131
年金数理上の差異償却額△1,667△1,704
会計基準変更時差異償却額△123△123
「その他の包括利益(△損失)累積額」計上額3,460△12,946

前連結会計年度及び当連結会計年度における年金費用純額及び「その他の包括利益(△損失)累積額」計上額の合計は、それぞれ15,403百万円及び△6,070百万円です。
翌連結会計年度中に、償却を通じて「その他の包括利益(△損失)累積額」から年金費用純額に組替修正される年金数理上の差異、会計基準変更時差異及び過去勤務費用の額は、それぞれ557百万円、112百万円及び△851百万円です。
2013年3月31日及び2014年3月31日における規約型企業年金制度に係る予測給付債務の計算上の基礎率は、次のとおりです。
項目前連結会計年度末当連結会計年度末
2013年3月31日2014年3月31日
割引率1.5%1.4%
長期昇給率2.9%2.9%

前連結会計年度及び当連結会計年度における規約型企業年金制度に係る年金費用純額の計算上の基礎率は、次のとおりです。
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
割引率1.9%1.5%
長期昇給率2.9%2.9%
年金資産の長期期待収益率2.0%2.0%

規約型企業年金制度では年金資産の長期期待収益率の決定に際し、現在及び将来の年金資産のポートフォリオや、各種長期投資の過去の実績利回りの分析をもとにした期待収益とリスクを考慮しています。
2013年3月31日及び2014年3月31日における規約型企業年金制度に係る年金資産の公正価値は、次のとおりです。公正価値の階層及び公正価値の測定に用いるインプットの内容は、注記19「公正価値の測定」に記載しています。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3
現金及び現金同等物625625--
負債証券
日本国債・地方債25,73924,973766-
国内社債6,846-6,846-
外国国債5,6852,4723,213-
外国社債20414190-
持分証券
国内株式9,0199,0154-
外国株式5,8835,881-2
証券投資信託受益証券
国内負債証券901-901-
国内持分証券816-816-
外国負債証券558-558-
外国持分証券691-691-
合同運用信託21,159-21,159-
生保一般勘定10,028-10,028-
その他2,191-62,185
合計90,34542,98045,1782,187

(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3
現金及び現金同等物356356--
負債証券
日本国債・地方債20,13819,868270-
国内社債6,507-6,507-
外国国債5,2965,22472-
外国社債14736111-
持分証券
国内株式7,3467,346--
外国株式5,7095,709--
証券投資信託受益証券
国内負債証券829-829-
国内持分証券718-718-
外国負債証券541-541-
外国持分証券725-725-
合同運用信託33,319-33,319-
生保一般勘定15,036-15,036-
その他2,173-02,173
合計98,84038,53958,1282,173

現金及び現金同等物
現金及び現金同等物には、外貨預金、コールローン等が含まれており、すべてレベル1に分類しています。
負債証券
負債証券には、日本国債・地方債、国内社債、外国国債及び外国社債が含まれています。負債証券は、活発な市場における市場価格が入手できるものについては、活発な市場における同一資産の市場価格を使用して公正価値を評価しており、レベル1に分類しています。また、活発な市場における市場価格が入手できないものについては、金融機関から提供された観察可能な市場データを基本としたインプットにより公正価値を評価しており、レベル2に分類しています。
持分証券
持分証券には、国内株式及び外国株式が含まれています。持分証券は、活発な市場における市場価格が入手できるものについては、活発な市場における同一資産の市場価格を使用して公正価値を評価しており、レベル1に分類しています。また、活発な市場における市場価格が入手できないものについては、金融機関から提供された観察可能な市場データを基本としたインプットにより公正価値を評価しており、レベル2に分類しています。観察不可能なデータを基本としたインプットにより公正価値を評価しているものはレベル3に分類しています。
証券投資信託受益証券
証券投資信託受益証券には、公社債投資信託、外国株式投資信託等が含まれています。証券投資信託受益証券は、金融機関から提供された観察可能な市場データを基本としたインプットにより公正価値を評価しており、レベル2に分類しています。
合同運用信託
合同運用信託には、国債・地方債、国内株式、海外株式等が含まれています。合同運用信託については、運用機関により計算された純資産価値により公正価値を評価しており、すべてレベル2に分類しています。
生保一般勘定
生保一般勘定は、予定利率と元本を保証されている金融資産であり、すべてレベル2に分類しています。
その他
その他には、ファンド・オブ・ヘッジファンズ等が含まれており、観察不可能なデータを基本としたインプットにより公正価値を評価しているものはレベル3に分類しています。
レベル3における金額には重要性がないため、レベル3の調整表は開示していません。
当社グループの規約型企業年金制度の年金資産に係る運用方針は、年金給付金の支払いを将来にわたり確実に行うことを目的として策定されており、健全な年金財政を維持するために必要とされる総合収益の確保を長期的な運用目標としています。この運用目標を達成するために、運用対象を選定し、その期待収益率、リスク、各運用対象間の相関等を考慮したうえで、年金資産の政策的資産構成割合を定め、これを維持するよう努めることとしています。政策的資産構成割合については、中長期観点から策定し、毎年検証を行うとともに、運用環境等に著しい変化があった場合などにおいては、必要に応じて見直しの検討を行うこととしています。なお、2014年3月における政策的資産構成割合は、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式、生保一般勘定に対し、それぞれ47.0%、13.0%、10.0%、10.0%、20.0%です。
2013年3月31日及び2014年3月31日において、規約型企業年金制度が年金資産として保有している有価証券には、NTT及び当社グループを含むNTT上場グループ会社株式がそれぞれ267百万円(年金資産合計の0.3%)及び283百万円(年金資産合計の0.3%)含まれています。
当社グループは、翌連結会計年度の規約型企業年金制度に対する拠出額を1,126百万円と見込んでいます。
規約型企業年金制度の給付支払額の予想は、次のとおりです。
(単位:百万円)
連結会計年度金額
2014年度11,284
2015年度12,628
2016年度12,447
2017年度12,883
2018年度12,038
2019年度 - 2023年度65,607


公的年金制度及びエヌ・ティ・ティ企業年金基金
当社グループは、厚生年金及びNTTグループの企業年金基金制度(エヌ・ティ・ティ企業年金基金、以下「NTT企業年金基金」)に加入しています。厚生年金は、厚生年金保険法によって日本国政府が所掌する公的年金制度であり、会社と従業員の双方は、同制度に対し毎年拠出金を支出しています。厚生年金は、複数事業主制度に該当するものとみなされるため、同制度への拠出金は支出時に費用として認識しています。前連結会計年度及び当連結会計年度における支出額は、それぞれ16,044百万円及び15,982百万円となっています。なお、厚生年金は公的年金基金制度であり、会計基準が要求する情報が限定されることから、複数事業主制度への参加に関するその他の定量的な情報は開示していません。
NTT企業年金基金は、当社グループを含むNTTグループの会社と従業員の双方が一定の拠出金を支出し、NTTグループの従業員の年金支給に独自の加算部分を付加するための年金制度であり、確定給付企業年金法の規制を受けるものです。NTT企業年金基金は確定給付型企業年金とみなされ、退職給付債務等を計算しています。当社グループ及び当社グループの連結子会社によるNTT企業年金基金への加入は単一事業者年金制度として会計処理されています。同基金の給付対象となっている当社グループの従業員数は、2013年3月31日及び2014年3月31日において、それぞれ加入者総数の約11.4%及び約10.7%となっています。
前連結会計年度及び当連結会計年度における当社グループの従業員に係るNTT企業年金基金の予測給付債務及び年金資産の公正価値の変動は、次のとおりです。なお、当該金額は当社グループの従業員に係る数理計算を基礎として算出されています。また、2013年3月31日及び2014年3月31日における積立状況については、「退職給付に係る負債」として連結貸借対照表に全額認識しています。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
給付債務の変動:
期首予測給付債務102,784116,939
勤務費用3,5854,067
利息費用1,8911,690
年金数理上の差異10,8441,424
年金制度変更-△5,235
NTT企業年金基金制度内の転籍者調整額△48730
その他7127
給付支払額△1,749△2,044
期末予測給付債務116,939116,898
年金資産の公正価値の変動:
期首年金資産の公正価値63,86470,235
年金資産実際運用利益7,4397,031
会社による拠出額841863
従業員による拠出額420406
NTT企業年金基金制度内の転籍者調整額△65110
その他7127
給付支払額△1,749△2,044
期末年金資産の公正価値70,23576,528
3月31日現在の積立状況△46,704△40,370

2013年3月31日及び2014年3月31日において「その他の包括利益(△損失)累積額」として認識された金額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末当連結会計年度末
2013年3月31日2014年3月31日
年金数理上の差異(純額)△22,983△17,807
過去勤務費用(純額)3564,973
合計△22,627△12,834

2013年3月31日及び2014年3月31日における当社グループの従業員に係るNTT企業年金基金の累積給付債務額の総額は、それぞれ90,670百万円、90,418百万円です。
2013年3月31日及び2014年3月31日において、当社グループの従業員に係るNTT企業年金基金における、予測給付債務が年金資産を超過する年金制度の予測給付債務及び年金資産の公正価値、ならびに累積給付債務が年金資産を超過する年金制度の累積給付債務及び年金資産の公正価値は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末当連結会計年度末
2013年3月31日2014年3月31日
予測給付債務が年金資産を超過する制度:
予測給付債務116,939116,898
年金資産の公正価値70,23576,528
累積給付債務が年金資産を超過する制度:
累積給付債務90,56190,294
年金資産の公正価値70,11576,393

前連結会計年度及び当連結会計年度における当社グループの従業員に係るNTT企業年金基金の年金費用純額の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
勤務費用3,5854,067
利息費用1,8911,690
年金資産の期待運用収益△1,523△1,719
過去勤務費用償却額△356△618
年金数理上の差異償却額1,0771,288
従業員拠出額△420△406
年金費用純額4,2544,302

前連結会計年度及び当連結会計年度において、「その他の包括利益(△損失)累積額」に計上された当社グループの従業員に係るNTT企業年金基金の給付債務及び年金資産のその他の変動の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
給付債務及び年金資産のその他の変動の内訳:
過去勤務費用の発生額-△5,235
年金数理上の差異の発生額(純額)4,928△3,888
過去勤務費用償却額356618
年金数理上の差異償却額△1,077△1,288
「その他の包括利益(△損失)累積額」計上額4,207△9,793

前連結会計年度及び当連結会計年度における年金費用純額及び「その他の包括利益(△損失)累積額」計上額の合計は、それぞれ8,461百万円及び△5,491百万円です。
翌連結会計年度中に、償却を通じて「その他の包括利益(△損失)累積額」から年金費用純額に組替修正される年金数理上の差異及び過去勤務費用の額は、それぞれ686百万円及び△525百万円です。
2013年3月31日及び2014年3月31日において、当社グループの従業員に係るNTT企業年金基金における予測給付債務の計算上の基礎率は、次のとおりです。
項目前連結会計年度末当連結会計年度末
2013年3月31日2014年3月31日
割引率1.5%1.4%
長期昇給率3.9%3.4%

前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社グループの従業員に係るNTT企業年金基金における年金費用純額の計算上の基礎率は、次のとおりです。
項目前連結会計年度当連結会計年度
2012年4月1日から2013年4月1日から
2013年3月31日まで2014年3月31日まで
割引率1.9%1.5%
長期昇給率3.3%3.9%
年金資産の長期期待収益率2.5%2.5%

NTT企業年金基金では年金資産の長期期待収益率の決定に際し、現在及び将来の年金資産のポートフォリオや、各種長期投資の過去の実績利回りの分析をもとにした期待収益とリスクを考慮しています。
2013年3月31日及び2014年3月31日におけるNTT企業年金基金に係る年金資産の公正価値は、次のとおりです。公正価値の階層及び公正価値の測定に用いるインプットの内容は、注記19「公正価値の測定」に記載しています。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3
現金及び現金同等物517517--
負債証券
日本国債・地方債20,73820,122616-
国内社債5,859-5,859-
外国国債4,6762,0792,597-
外国社債1194115-
持分証券
国内株式13,03713,0289-
外国株式7,4997,493-6
証券投資信託受益証券
国内負債証券1,193-1,193-
国内持分証券1,637-1,637-
外国負債証券1,018-1,018-
外国持分証券1,041-1,041-
合同運用信託8,192-8,192-
生保一般勘定4,441-4,441-
その他268-1267
合計70,23543,24326,719273


(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3
現金及び現金同等物568568--
負債証券
日本国債・地方債21,57621,210366-
国内社債5,843-5,843-
外国国債5,5415,47566-
外国社債921280-
持分証券
国内株式13,47713,477--
外国株式8,2848,284-0
証券投資信託受益証券
国内負債証券1,295-1,295-
国内持分証券1,871-1,871-
外国負債証券1,298-1,298-
外国持分証券1,194-1,194-
合同運用信託6,704-6,704-
生保一般勘定8,564-8,564-
その他221-2219
合計76,52849,02627,283219

現金及び現金同等物
現金及び現金同等物には、外貨預金、コールローン等が含まれており、すべてレベル1に分類しています。
負債証券
負債証券には、日本国債・地方債、国内社債、外国国債及び外国社債が含まれています。負債証券は、活発な市場における市場価格が入手できるものについては、活発な市場における同一資産の市場価格を使用して公正価値を評価しており、レベル1に分類しています。また、活発な市場における市場価格が入手できないものについては、金融機関から提供された観察可能な市場データを基本としたインプットにより公正価値を評価しており、レベル2に分類しています。
持分証券
持分証券には、国内株式及び外国株式が含まれています。持分証券は、活発な市場における市場価格が入手できるものについては、活発な市場における同一資産の市場価格を使用して公正価値を評価しており、レベル1に分類しています。また、活発な市場における市場価格が入手できないものについては、金融機関から提供された観察可能な市場データを基本としたインプットにより公正価値を評価しており、レベル2に分類しています。観察不可能なデータを基本としたインプットにより公正価値を評価しているものはレベル3に分類しています。
証券投資信託受益証券
証券投資信託受益証券には、公社債投資信託、外国株式投資信託等が含まれています。証券投資信託受益証券は、金融機関から提供された観察可能な市場データを基本としたインプットにより公正価値を評価しており、レベル2に分類しています。
合同運用信託
合同運用信託には、国債・地方債、国内株式、海外株式等が含まれています。合同運用信託については、運用機関により計算された純資産価値により公正価値を評価しており、すべてレベル2に分類しています。
生保一般勘定
生保一般勘定は、予定利率と元本を保証されている金融資産であり、すべてレベル2に分類しています。
その他
その他には、従業員への貸付、リース債権等が含まれており、観察不可能なデータを基本としたインプットにより公正価値を評価しているものはレベル3に分類しています。
レベル3における金額には重要性がないため、レベル3の調整表は開示していません。
NTT企業年金基金の年金資産に係る運用方針は、年金給付金の支払いを将来にわたり確実に行うことを目的として策定されており、健全な年金財政を維持するために必要とされる総合収益の確保を長期的な運用目標としています。この運用目標を達成するために、運用対象を選定し、その期待収益率、リスク、各運用対象間の相関等を考慮したうえで、年金資産の政策的資産構成割合を定め、これを維持するよう努めることとしています。政策的資産構成割合については、中長期観点から策定し、毎年検証を行うとともに、運用環境等に著しい変化があった場合などにおいては、必要に応じて見直しの検討を行うこととしています。なお、2014年3月における加重平均した政策的資産構成割合は、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式、生保一般勘定に対し、それぞれ42.9%、20.9%、10.0%、14.4%、11.8%です。
2013年3月31日及び2014年3月31日において、NTT企業年金基金が年金資産として保有している有価証券には、NTT及び当社グループを含むNTT上場グループ会社株式がそれぞれ4,473百万円(年金資産合計の0.5%)及び4,278百万円(年金資産合計の0.4%)含まれています。
当社グループは、翌連結会計年度のNTT企業年金基金に対する拠出額を2,031百万円と見込んでいます。
NTT企業年金基金の給付支払額の予想は、次のとおりです。
(単位:百万円)
連結会計年度金額
2014年度1,822
2015年度1,936
2016年度2,008
2017年度2,126
2018年度2,193
2019年度 - 2023年度11,753


17 法人税等
前連結会計年度及び当連結会計年度における法人税等の総額の内訳は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
継続事業からの利益323,059307,979
その他の包括利益(△損失)23,82820,025
法人税等の総額346,887328,004

前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社及び日本国内の子会社には、それぞれ税率約28%の法人税(国税)、同約5%の法人住民税及び損金に算入可能な同約8%の法人事業税及び地方法人特別税が課されています。なお、法人住民税及び法人事業税の税率は地方公共団体毎に異なります。
前連結会計年度及び当連結会計年度における法定実効税率は、それぞれ38.1%です。前連結会計年度及び当連結会計年度における税負担率は、それぞれ38.8%及び37.0%です。
当社グループの税負担率と法定実効税率との差異の内訳は、次のとおりです。
項目前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
法定実効税率38.1%38.1%
交際費等の永久差異0.40.1
研究開発促進税制による税額控除△0.9△0.8
評価性引当額の変動1.51.1
税率変更の影響0.31.0
持分法適用会社の子会社化影響0.3-
持分法投資に係る繰延税額△1.4△3.1
その他0.50.6
税負担率38.8%37.0%

2014年3月20日、「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が成立し、法人税率等が変更されることとなりました。この改正により、2014年度に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び負債の金額の算定に適用される法定実効税率は、38.1%から35.8%に低下しました。税率変更による経営成績及び財政状態への影響は軽微です。
繰延税金は、資産及び負債の財務諸表上の簿価と税務上の価額との一時差異によるものです。2013年3月31日及び2014年3月31日における繰延税金資産及び負債の主な項目は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
繰延税金資産:
関連会社投資81,764108,244
有形・無形固定資産72,65874,996
退職給付に係る負債60,77157,662
ロイヤリティプログラム引当金74,68355,409
繰越欠損金24,84437,566
「2ヵ月くりこし」サービスに関する繰延収益16,76913,000
未払事業税11,27011,754
市場性のある有価証券及びその他の投資11,76611,255
有給休暇引当金11,78011,156
売却目的債権-10,276
未払賞与7,1456,263
棚卸資産6,3163,373
代理店手数料未払金5,9133,104
資産除去債務3,7621,893
その他16,03012,545
繰延税金資産小計405,471418,496
控除:評価性引当額△28,158△39,641
繰延税金資産合計377,313378,855
繰延税金負債:
関連会社投資18,18722,980
売却可能有価証券未実現保有利益16,44119,284
識別可能無形固定資産7,55510,033
その他4624,963
繰延税金負債合計42,64557,260
繰延税金資産(純額)334,668321,595

2013年3月31日及び2014年3月31日における繰延税金資産(純額)の連結貸借対照表への計上額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
繰延税金資産(流動資産)70,78461,592
繰延税金資産(投資その他の資産)273,084269,500
その他の流動負債△4△199
その他の固定負債△9,196△9,298
合計334,668321,595

2014年3月31日現在、当社グループの一部の連結子会社において、将来の課税所得の算定において控除可能な税務上の繰越欠損金が143,296百万円あります。将来の課税所得との相殺に利用できる期間は、次のとおりであり、それぞれの税務管轄により異なります。
(単位:百万円)
項目当連結会計年度末
2014年3月31日
5年以内18,122
6~20年95,768
無期限29,406
合計143,296


前連結会計年度及び当連結会計年度において、重要な未認識のタックス・ベネフィットはありません。当社グループは、12ヵ月以内に未認識のタックス・ベネフィットに対するリザーブの重要な変動はないと判断しています。前連結会計年度及び当連結会計年度において、未認識のタックス・ベネフィットに関して計上した利息及び課徴金の金額には重要性はありません。
繰延税金資産の回収可能性を評価するにあたり、繰延税金資産の全額あるいは個別部分について回収見込みの有無の検討をしています。最終的に繰延税金資産が回収されるか否かは、一時差異及び繰越税額控除が解消する期間にわたって税額控除のもととなる課税所得を生み出すことができるかどうかにかかっており、この評価の過程では、繰延税金負債の計画的解消、課税所得の将来計画、タックス・プランニング戦略についての検討を重ねています。当社グループのすべての繰延税金資産の回収可能性は、実質的に将来の会計上の利益の発生に依存していますが、当社グループは、継続的に十分な会計上の利益が発生すると考えています。
繰延税金資産に対する評価性引当額は、前連結会計年度には17,478百万円及び当連結会計年度には11,483百万円それぞれ増加しています。当社グループは、近い将来において繰延期間における課税所得の見積額の切下げに伴い繰延税金資産の見積額を変更する可能性はあるものの、一部の連結子会社に係る評価性引当額を差し引いた繰延税金資産が回収できる可能性は50%を超えると考えています。
当社グループは、主に日本において法人税の申告を行っています。なお、当社グループは、2013年3月31日以前の税務年度に関する税務調査が終了しています。
海外で発生した継続事業からの利益及び法人税等の金額に重要性がないため、海外で発生した法人税等の金額を別個に開示していません。
その他の税金
消費税率は、わずかな例外を除いて、課税対象となるすべての物品及びサービスに対して5%となっています。営業収益にかかる消費税と当社グループの物品購入及びサービス対価の支払で直接支払われる消費税とを相殺することにより未払消費税もしくは未収消費税のいずれかを計上しています。

18 契約債務及び偶発債務
リース
当社グループは、キャピタル・リース及びオペレーティング・リースとして設備及び備品のリースを受けています。
2013年3月31日及び2014年3月31日におけるキャピタル・リース資産は、次のとおりです。
(単位:百万円)
資産種別前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
機械、車両及び器具備品8,4197,100
減価償却累計額△5,598△4,699
合計2,8212,401

2014年3月31日におけるキャピタル・リースに係る年度ごとの最低リース料とその現在価値は、次のとおりです。
(単位:百万円)
連結会計年度金額
2014年度1,763
2015年度1,269
2016年度851
2017年度479
2018年度183
上記以降15
最低リース料合計4,560
控除-利息相当額△248
最低リース料純額の現在価値4,312
控除-見積リース執行費用△654
最低リース料純額3,658
控除-1年内支払額△1,379
長期キャピタル・リース債務2,279

上記債務は、「その他の流動負債」及び「その他の固定負債」として適切に区分しています。
2014年3月31日において、1年超の解約不能残存(もしくは初期)リース契約期間を有するオペレーティング・リースに係る年度別最低支払レンタル料は、次のとおりです。
(単位:百万円)
連結会計年度金額
2014年度9,306
2015年度7,595
2016年度5,807
2017年度4,467
2018年度3,351
上記以降8,758
最低支払レンタル料合計39,284

前連結会計年度及び当連結会計年度におけるすべてのオペレーティング・リース(リース期間が1ヵ月以内の契約でかつ更新されなかったものを除く)のレンタル料合計額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
レンタル料74,63676,429


訴訟
当社グループは、通常の営業過程で生じる訴訟及び損害賠償請求に係わっています。当社グループの経営成績、財政状態又はキャッシュ・フローに重要な悪影響を及ぼすと考えられる訴訟または損害賠償請求はないと考えています。
購入契約債務
当社グループは、有形固定資産、棚卸資産(主として端末)及びサービスの購入に関して様々な契約を行っています。2014年3月31日における契約残高は有形固定資産分が45,096百万円(うち2,119百万円が関連当事者に対するもの)、棚卸資産分が691,341百万円(関連当事者に対するものはありません)、その他の購入契約債務が11,294百万円(うち323百万円が関連当事者に対するもの)です。
購入契約債務の金額は、一定の仮定に基づき算定された見積金額であり、また、将来に予測されるすべての購入契約の内容を反映したものではありません。
貸出コミットメント
当社グループは、クレジットカード事業に付帯するキャッシング業務を行っています。2013年3月31日及び2014年3月31日において、当該業務における貸出コミットメントに係る貸出未実行残高はそれぞれ125,892百万円及び127,710百万円です。
なお、これらの契約には、相当の事由がある場合、利用枠の減額をすることができる旨の条項が付されているため、必ずしも全額が貸出実行されるものではありません。
保証
当社グループは、通常の営業過程で、様々な相手先に対し保証を与えています。これらの相手先は、契約者、関連当事者、海外の移動通信事業者ならびにその他の取引先を含んでいます。
当社グループは、契約者に対して、販売した携帯電話端末の欠陥に係る製品保証を提供していますが、当社グループは、メーカーからほぼ同様の保証を受けているため、当該製品保証に係る負債の計上は行っていません。
さらに、その他の取引において提供している保証または免責の内容はそれぞれの契約により異なりますが、そのほぼすべてが実現可能性の極めて低い、かつ一般的に金額の定めの無い契約です。これまで、これらの契約に関して多額の支払いが生じたことはありません。当社グループは、これらの契約に関する保証債務の公正価値は僅少であると考えており、これらの保証債務に伴う負債計上は行っていません。
19 公正価値の測定
公正価値は「測定日における市場参加者間の通常の取引において、資産を売却するために受取るであろう価格、または負債を移転するために支払うであろう価格」と定義されています。米国会計基準においては、3つからなる公正価値の階層が設けられており、公正価値の測定において用いるインプットには、観察可能性に応じた優先順位付けがなされています。それぞれのインプットの内容は、次のとおりです。
レベル1:活発な市場における同一資産及び負債の市場価格
レベル2:資産及び負債に関するレベル1に含まれる市場価格以外の観察可能なインプット
レベル3:資産及び負債に関する観察不可能なインプット
また、当社グループは、すべての会計期間毎に「継続的に」公正価値が求められる資産及び負債と、特定の状況下にある場合のみ「非継続的に」公正価値が求められる資産及び負債とを区分しています。
(1) 継続的に公正価値を測定している資産及び負債
当社グループは、主に売却可能有価証券及びデリバティブについて、継続的に公正価値を測定しています。
2013年3月31日及び2014年3月31日における、当社グループが継続的に公正価値を測定している資産及び負債は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3
資産:
売却可能有価証券
持分証券(国内)62,07662,076--
持分証券(海外)78,78978,789--
負債証券(海外)2929--
売却可能有価証券合計140,894140,894--
デリバティブ
先物為替予約契約7-7-
デリバティブ合計7-7-
合計140,901140,8947-
負債:
デリバティブ
通貨オプション取引369-369-
デリバティブ合計369-369-
合計369-369-

レベル1とレベル2の間における移動はありません。
(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3
資産:
売却可能有価証券
持分証券(国内)81,59881,598--
持分証券(海外)77,17277,172--
負債証券(海外)55--
売却可能有価証券合計158,775158,775--
デリバティブ
金利スワップ契約25-25-
通貨オプション取引272-272-
デリバティブ合計297-297-
合計159,072158,775297-
負債:
デリバティブ
先物為替予約契約2-2-
デリバティブ合計2-2-
合計2-2-

レベル1とレベル2の間における移動はありません。
売却可能有価証券
売却可能有価証券は、市場性のある持分証券及び負債証券を含み、活発な市場における同一資産の市場価格で公正価値を測定しているため、レベル1に分類しています。
デリバティブ
デリバティブは、金利スワップ契約、先物為替予約契約及び通貨オプション取引であり、公正価値は観察可能な市場データに基づいて評価され、レベル2に分類されています。また、評価額は為替レート等の観察可能な市場データを用いて、定期的に検証されています。
(2) 非継続的に公正価値を測定している資産及び負債
特定の資産及び負債については、特定の状況下においては非継続的に公正価値で測定されます。
当社グループは、長期性資産及び公正価値が容易に算定可能でない持分証券などについて、非継続的な公正価値の測定が必要となる可能性があります。
当社グループは、レベル3に分類される資産及び負債の公正価値の測定において、割引キャッシュ・フロー法やマーケット・アプローチ等の評価技法を用いています。評価技法については、個々の資産及び負債の性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価技法に決定し、観察不可能なインプットについては最も適切かつ入手可能なデータにより決定しています。また、評価技法の適切性及び観察不可能なインプットの妥当性について、検証しています。その際、第三者評価機関が算定した公正価値等を参考にすることがあります。
2013年3月31日及び2014年3月31日における、当社グループが非継続的に公正価値を測定した資産は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3損益
(税効果調整前)
資産:
売却目的債権779,042-779,042-△8,620
関連会社投資132,010--132,010△25,913
営業権7,855--7,855△7,281
長期性資産----△452

売却目的債権
売却目的債権は、原価と公正価値のいずれか低い金額で測定しています。
売却目的債権はレベル2に分類され、その公正価値は、類似債権に係るデフォルト確率や損失率等を加味して将来キャッシュ・フローを見積もり、LIBORを基にした割引率で割り引いて算定しています。
関連会社投資
TTSLを含む関連会社投資の公正価値は、観察不可能なインプットを用いた割引キャッシュ・フロー法によって測定し、レベル3に分類しています。
営業権
報告単位の公正価値は、観察不可能なインプットを用いた割引キャッシュ・フロー法によって測定し、レベル3に分類しています。
長期性資産
減損損失の認識に伴い、観察不可能なインプットを用いたロイヤルティ免除法によって測定し、レベル3に分類しています。
(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
合計レベル1レベル2レベル3損益
(税効果調整前)
資産:
売却目的債権836,638-836,638-△6,630
関連会社投資44,968--44,968△51,279

売却目的債権
売却目的債権は、原価と公正価値のいずれか低い金額で測定しています。
売却目的債権はレベル2に分類され、その公正価値は、類似債権に係るデフォルト確率や損失率等を加味して将来キャッシュ・フローを見積もり、LIBORを基にした割引率で割り引いて算定しています。
関連会社投資
TTSLを含む関連会社投資の公正価値は、観察不可能なインプットを用いた割引キャッシュ・フロー法によって測定し、レベル3に分類しています。
レベル3に分類される主な資産の非継続的な公正価値の測定に使用した評価技法及び重要な観察不可能なインプットは、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
公正価値評価技法重要な観察不可能な
インプット
インプット値
資産:
関連会社投資132,010割引キャッシュ・フロー法加重平均資本コスト11.3%-15.9%
営業権7,855割引キャッシュ・フロー法加重平均資本コスト9.5%
長期性資産-ロイヤルティ免除法ロイヤルティレート1.5%

(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
公正価値評価技法重要な観察不可能な
インプット
インプット値
資産:
関連会社投資44,826割引キャッシュ・フロー法加重平均資本コスト12.6%


20 金融商品
(1)リスク・マネジメント
当社グループが保有する資産・負債の公正価値及び当社グループのキャッシュ・フローは、金利及び外国為替の変動によりマイナスの影響を受ける可能性があります。当社グループは、このリスクを管理するために金利スワップ契約、先物為替予約契約、直物為替先渡取引(NDF)及び通貨オプション取引を含むデリバティブを利用する場合があります。これらの金融商品は信用力のある金融機関を取引相手としており、取引先の契約不履行に係るリスクはほとんどないものと当社グループは判断しています。当社グループは、デリバティブ取引を行う場合の取引条件及び承認と管理の手続を定めた社内規程を制定しており、これを遵守しています。
(2)信用リスクの集中
2013年3月31日及び2014年3月31日において、NTTファイナンスへの債権の売却により生じた未収入金は、それぞれ240,205百万円及び248,732百万円であり、売却を予定している債権は、それぞれ779,042百万円及び983,644百万円です。
NTTファイナンスとの取引に関する情報は、注記14「関連当事者との取引」に記載しています。
(3)公正価値
金融商品
「現金及び現金同等物」、「短期投資」、「売上債権」、「売却目的債権」、「クレジット未収債権」、「未収入金」及び「仕入債務」などの簿価は公正価値に概ね近似しています。ただし、次に個別に記載するものは除きます。
長期借入債務(1年以内返済予定分を含む)
長期借入債務(1年以内返済予定分を含む)の公正価値は、当社グループが同等な負債を新たに借入れる場合の利子率を使用した将来の割引キャッシュ・フローに基づき見積もっています。
2013年3月31日及び2014年3月31日における長期借入債務(1年以内返済予定分を含む)の簿価及び公正価値は、次のとおりです。公正価値は観察可能な市場データに基づいて評価・検証されており、レベル2に分類しています。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
項目簿価公正価値簿価公正価値
長期借入債務
(1年以内返済予定分を含む)
241,459252,220220,851229,053

デリバティブ
(i)公正価値ヘッジ
当社グループは、ALM(資産・負債の総合管理)上、特定の借入債務の公正価値の変動をヘッジするため、固定金利受取・変動金利支払の金利スワップ契約を行うことがあります。
前連結会計年度及び当連結会計年度において、当社グループは、公正価値ヘッジが適用される金利スワップ契約を締結していません。2013年3月31日及び2014年3月31日において、当社グループは、公正価値ヘッジが適用される金利スワップ契約を行っていません。
(ⅱ)ヘッジ会計が適用されないデリバティブ
当社グループは、金利や外国為替の変動のリスクを管理するため、金利スワップ契約、先物為替予約契約、直物為替先渡取引(NDF)及び通貨オプション取引を含むデリバティブを利用する場合があります。当該取引に関してはヘッジ会計が適用されていません。
2013年3月31日及び2014年3月31日における当該デリバティブの契約額は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
金利スワップ契約-4,500
先物為替予約契約842474
通貨オプション取引55,05685,338
合計55,89890,312

(ⅲ)連結貸借対照表への影響額
2013年3月31日及び2014年3月31日におけるデリバティブの公正価値と連結貸借対照表の計上科目は、次のとおりです。
デリバティブ資産(単位:百万円)
項目科目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
ヘッジ会計の適用されないデリバティブ
金利スワップ契約前払費用及びその他の資産-11
その他の資産-14
先物為替予約契約前払費用及びその他の資産7-
通貨オプション取引前払費用及びその他の資産-64
その他の資産-208
合計7297

デリバティブ負債(単位:百万円)
項目科目前連結会計年度末
2013年3月31日
当連結会計年度末
2014年3月31日
ヘッジ会計の適用されないデリバティブ
先物為替予約契約その他の流動負債-2
通貨オプション取引その他の流動負債20-
その他の固定負債349-
合計3692

デリバティブの公正価値は、観察可能な市場データに基づいて評価・検証されています。2013年3月31日及び2014年3月31日の額は、当社グループが同日をもって取引を清算した場合に受取る(支払う)べき額を表しています。
(ⅳ)連結損益計算書への影響額
前連結会計年度及び当連結会計年度におけるデリバティブの連結損益計算書への影響は、次のとおりです。
(単位:百万円)
項目科目損益に認識した利益(△損失)の金額
前連結会計年度
2012年4月1日から
2013年3月31日まで
当連結会計年度
2013年4月1日から
2014年3月31日まで
ヘッジ会計の適用されないデリバティブ
金利スワップ契約その他(純額)(※)-25
先物為替予約契約その他(純額)(※)△487713
直物為替先渡取引(NDF)その他(純額)(※)△6△29
通貨オプション取引その他(純額)(※)1041,549
合計△3892,258

(※)「その他(純額)」は「営業外損益(△費用)」に含まれています。
(ⅴ)偶発特性を有するデリバティブ
2014年3月31日現在、信用リスク関連の偶発特性を有するデリバティブはありません。
その他
関連会社投資に関する情報ならびに市場性のある有価証券及びその他の投資に関する情報は、それぞれ、注記6「関連会社投資」及び注記7「市場性のある有価証券及びその他の投資」に記載しています。

21 金融債権
当社グループは、割賦債権、クレジット未収債権及び債権譲渡未収金を含む金融債権を保有しています。割賦債権は契約者の端末機器代金の販売代理店等に対する立替払いから生じる債権、クレジット未収債権は契約者のクレジットサービスの利用に伴って生じる債権、債権譲渡未収金はモバイル通信サービス等に係る債権のNTTファイナンスへの売却により生じる債権であり、これらの債権は概ね利息の生じない債権です。
当社グループは、これらの取引において適切な与信及びリスク管理を実施しています。分割払い契約、クレジットカード契約及びNTTファイナンスとの債権譲渡契約の締結にあたり、当社グループは、信用調査を行い、支払いの延滞をモニタリングすることによって信用リスクを管理しています。端末購入及びクレジットカード利用時の取引高は一般的に少額であり、請求サイクルも通常1ヵ月と短期です。そのため、当社グループは、適時に正確な延滞情報を管理しています。また、これらの契約者のほとんどは口座振替等の自動支払いを利用しており、債権回収のリスクは大幅に軽減されています。債権譲渡未収金につきましても、請求サイクルが通常2ヵ月と短期であるため、当社グループは、適時に正確な延滞情報を管理しており、債権回収のリスクは軽減されています。事業の性質及び効果的な信用管理システムを用いていることから、事業に係る信用リスクは僅少です。この結果、貸倒実績は、割賦債権及びクレジット未収債権については引き続き僅少であり、債権譲渡未収金についてはありません。
当社グループは、これらの金融債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、破産更生債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しています。また、債務者の支払い能力等から債権の回収可能性がほとんどないと判断された場合、当該債権を償却しています。当社グループは、与信、リスク管理及び回収不能債権の償却を適切に行っているため、延滞債権の金額規模は僅少です。
2013年3月31日及び2014年3月31日における金融債権及び関連する貸倒引当金は、次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度末
2013年3月31日
割賦債権クレジット
未収債権
債権譲渡
未収金
その他合計
貸倒引当金
2012年3月31日残高6,1073,327-3969,830
繰入額7851,303-862,174
償却額△3,306△2,250-△21△5,577
その他の減少額(※)△2,239---△2,239
2013年3月31日残高1,3472,380-4614,188
集合的に評価される金融債権への引当金1,3472,380-303,757
個別に評価される金融債権への引当金---431431
金融債権
2013年3月31日残高2,120194,607240,2059,880446,812
集合的に評価される金融債権2,120194,607240,2059,220446,152
個別に評価される金融債権---660660

(※)「その他の減少額」は、割賦債権の売却目的債権への組替えに伴う貸倒引当金の減少額です。
前連結会計年度に売却した割賦債権及びクレジット未収債権の金額は、それぞれ268,778百万円及び44,901百万円であり、前連結会計年末における売却目的債権残高のうち割賦債権及びクレジット未収債権からの組替えによる金額は、それぞれ504,170百万円及び4,864百万円です。
(単位:百万円)
当連結会計年度末
2014年3月31日
割賦債権クレジット
未収債権
債権譲渡
未収金
その他合計
貸倒引当金
2013年3月31日残高1,3472,380-4614,188
繰入額-1,260-4,3195,579
償却額△1,144△1,496-△13△2,653
2014年3月31日残高2032,144-4,7677,114
集合的に評価される金融債権への引当金2032,144-3592,706
個別に評価される金融債権への引当金---4,4084,408
金融債権
2014年3月31日残高462220,979248,73220,073490,246
集合的に評価される金融債権462220,979248,73215,500485,673
個別に評価される金融債権---4,5734,573

当連結会計年度に売却した割賦債権及びクレジット未収債権の金額は、それぞれ504,827百万円及び57,261百万円であり、当連結会計年度末における売却目的債権残高のうち割賦債権及びクレジット未収債権からの組替えによる金額は、それぞれ711,283百万円及び4,691百万円です。

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