有価証券報告書-第173期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/26 13:11
【資料】
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【項目】
152項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画に照らして、必要な資金を銀行借入により調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブ取引は行っておらず、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
有価証券及び投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式及び満期保有目的の債券であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1ヶ月以内の支払期日であります。
長期借入金は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、当該契約は固定金利のため金利の変動リスクはありません。その他、株式給付信託(従業員持株会処分型)の導入に伴う信託口における金融機関からの借入金が含まれており、当該契約は変動金利のため金利の変動リスクを含んでおります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、与信管理規程に従い、営業債権について、担当部署が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、主に設備投資に係る資金調達を目的とした借入金の支払金利変動リスクを抑制するため、固定金利での借入を行っております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、担当部署が適時に資金繰計画を作成することにより、流動性リスクを管理しております。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2023年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 有価証券及び投資有価証券1,951,6711,951,671-
(2) その他投資2,300,0002,300,352352
資産計4,251,6714,252,023352
(1) 長期借入金及び1年以内に期限到来の
固定負債
188,735188,7372
負債計188,735188,7372

当連結会計年度(2024年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 有価証券及び投資有価証券2,874,0672,874,067-
(2) その他投資2,140,0002,140,446446
資産計5,014,0675,014,513446
(1) 長期借入金及び1年以内に期限到来の
固定負債
149,525149,5261
負債計149,525149,5261

(注)1.現金及び預金、受取手形及び売掛金、支払手形及び買掛金、短期借入金、未払法人税等については、現金で
あること及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであること、その他投資のうち満期ま
での期間が決算日の翌日から起算して1年を超える預金以外のものは重要性が乏しいことから、記載を省略
しております。
2.市場価格のない株式等は、「(1)有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結
貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分前連結会計年度(千円)当連結会計年度(千円)
非上場株式695,408688,872

3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金6,968,608---
受取手形及び売掛金6,274,136---
有価証券及び投資有価証券
満期保有目的の債券
国債・地方債等----
その他有価証券のうち
満期があるもの
その他----
その他投資
長期性預金-2,300,352--
合計13,242,7452,300,352--

当連結会計年度(2024年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金7,194,065---
受取手形及び売掛金5,848,549---
有価証券及び投資有価証券
満期保有目的の債券
国債・地方債等----
その他有価証券のうち
満期があるもの
その他----
その他投資
長期性預金-2,140,446--
合計13,042,6152,140,446--

4. 長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2023年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
長期借入金2,6231,9371,396779182,000-
合計2,6231,9371,396779182,000-

(注)長期借入金の内182,000千円は「株式給付信託(従業員持株会処分型)」に係るものであり、分割返済
日ごとの返済金額の定めがありませんので、期末の借入金残高を最終返済日に一括して返済した場合を
想定して記載しております。
当連結会計年度(2024年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
長期借入金1,9371,396779145,413--
合計1,9371,396779145,413--

(注)長期借入金の内145,413千円は「株式給付信託(従業員持株会処分型)」に係るものであり、分割返済
日ごとの返済金額の定めがありませんので、期末の借入金残高を最終返済日に一括して返済した場合を
想定して記載しております。
5.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時
価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算
定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
株式1,951,671--1,951,671
資産計1,951,671--1,951,671

当連結会計年度(2024年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
株式2,874,067--2,874,067
資産計2,874,067--2,874,067

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2023年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
その他投資
定期預金-2,300,352-2,300,352
資産計-2,300,352-2,300,352
長期借入金及び1年以内に期限到来の固定負債-188,737-188,737
負債計-188,737-188,737

当連結会計年度(2024年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
その他投資
定期預金-2,140,446-2,140,446
資産計-2,140,446-2,140,446
長期借入金及び1年以内に期限到来の固定負債-149,526-149,526
負債計-149,526-149,526

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
有価証券及び投資有価証券
上場株式は取引所の価格によっております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の
時価に分類しております。
その他投資
満期までの期間が決算日の翌日から起算して1年を超える定期預金については、期間に基づく区分ごとに、新規に
預金を行った場合に想定される預金金利で割り引いた現在価値を算定しており、その時価をレベル2の時価に分類し
ております。
長期借入金及び1年以内に期限到来の固定負債
固定金利によるものは、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値に
より算定し、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映していることから、時価は帳簿価額とほぼ等しいと考
えられるため、当該帳簿価額によるものとして、いずれもレベル2の時価に分類しております。