当連結会計年度の我が国の経済は、二度の緊急事態宣言の発令にもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大に収束の目処は立たず、また変異ウイルスの拡大もみられる中、娯楽業、旅行業、飲食サービスといった対個人サービス産業の経営環境に与える影響は大きく、当社グループの主要な事業である映画興行事業におきましても休業や営業時間等の時短要請を受けるなど、厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループの当連結会計年度の業績につきましては、映画事業部門は、2020年4月および5月の臨時休業をはじめ、営業再開後も新型コロナウイルス感染症の各種拡大防止策を講じながら営業活動を行ってまいりましたが、業績は改善するに至らず、営業損失を計上することとなりました。不動産事業部門は、新型コロナウイルス感染症拡大による入居テナントの経営状態の悪化によるマイナス影響が懸念されましたが、ほぼ前年度並みの営業成績を確保することが出来ました。自動車教習事業部門は、自動車運転免許取得需要に大きな落ち込みは見られず、また大型自動車等や特殊自動車の運転免許取得需要もあり、営業成績は堅調に推移いたしました。また、特別利益として「新型コロナウイルス感染症による雇用調整助成金等」3千4百万円、特別損失として「臨時休業による損失」5千4百万円、さらには映画興行事業資産グループに係る「減損損失」2億4千7百万円を計上し、その結果、全体として売上高は12億3千2百万円(前期比18.5%減)、営業利益は7千1百万円(前期比1,113.6%増)、経常利益は8千6百万円(前期比117.4%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は2億1千6百万円(前期は5千1百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。当連結会計年度のセグメント情報ごとの業績の状況は以下の通りであります。
B. セグメントの状況
2021/06/30 12:18