当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府による経済政策と日本銀行の大規模な金融緩和の効果により、円安の進行、株価も上昇し、輸出環境および一部企業収益の改善や個人消費が持ち直し傾向にあり、景気は緩やかな回復をみせている。一方で平成26年の消費税率引き上げによる個人消費の動向、円安を背景としたエネルギー、食品などの輸入価格の高騰による内需の落ち込みの懸念や、海外経済においては一部新興国の経済不振、長期化するEU諸国の債務危機等、依然として不確実要素は多く、本格的な景気回復の阻害要因となっている。
このような経済情勢下、当社グループは前期に引続き、顧客第一主義に徹し創意と熱意をもって行動することをモットーに、より一層のサービス向上や積極的な営業活動の展開など事業環境に対応した事業施策に基づきながら、全事業所において収益の出る組織構造の実現に向けて努めた。当社グループの主力事業である映画興行関連事業においては、静岡市葵区鷹匠のシネシティザートが、邦画アニメ作品の高稼働、洋画作品の奮起により売上高は増加、更に、コンセッションにおいても飲食商品やキャラクター商品の販売収入が増加となった。この結果、当連結会計年度の売上高は1,802,906千円で前年同期と比べ65,339千円(3.7%)の増収となり、営業費用では減価償却費が減少し、経常利益は28,235千円、前年同期と比べると147,865千円増益となったものの、前年同期に計上した特別利益が剥落したため、当期純利益は30,455千円と前年同期に比べ370,533千円の減益となった。
① 映画興行関連事業
2014/04/23 11:04