半期報告書-第84期(平成29年9月1日-平成30年8月31日)

【提出】
2018/05/31 13:37
【資料】
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【項目】
87項目

業績等の概要

(1)業績
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、内外需要が堅調に推移し緩やかな景気回復傾向が見られるなか、米国の関税率引き上げ等による不安懸念があり、先行き不透明な状況にあります。
このような経済情勢の下で、当社グループ(当社及び連結子会社)は、「感動が商品」をモットーに安定した収益確保に努めるとともに、サービスの更なる向上を目指し努力してまいりました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は、興行事業が売上げを落とす一方、内装工事事業が大幅な伸びを出し、売上高69億3千6百万円(前年同期比19.5%増)、経常利益は2億1千6百万円(前年同期は4千4百万円の経常損失)と増収増益となり、親会社株主に帰属する中間純利益は1億1千4百万円(前年同期は1千6百万円の親会社株主に帰属する中間純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①興行事業
当中間期においては、劇場の休館の影響と団体顧客の減少により、売上高は11億8千6百万円(前年同期比8.9%減)となり、セグメント損失は1億5千5百万円(前年同期は1億3千6百万円の損失)となりました。
②附帯事業
肉の切り方等飲食部門は好調に推移しましたが、興行部門の不振の影響により、売上高は14億6千5百万円(前年同期比2.3%減)となり、セグメント利益は8千2百万円(前年同期比26.4%減)となりました。
③不動産事業
浜町センタービルの売上増等により、売上高は5億5千7百万円(前年同期比3.8%増)となり、セグメント利益は2億3千6百万円(前年同期比16.7%増)となりました。
④内装工事事業
事務所関係の受注の増加等により、売上高は29億9百万円(前年同期比74.3%増)となり、セグメント利益は1億5千4百万円(前年同期比130.7%増)と大幅な増収増益となりました。
⑤その他の事業
キャスティング業務等が堅調に推移し、売上高は8億1千7百万円(前年同期比2.8%増)となり、セグメント利益は1億8千6百万円(前年同期比11.2%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、固定資産の取得及び長期借入金等の弁済等により、当中間連結会計期間末の資金残高は、前連結会計年度末に比べ4億2千万円減少し26億6千4百万円(前連結会計年度末比13.6%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動による資金は、グループ各社の堅調な業績収支の影響を受け9億6百万円(前年同期は3千6百万円の増加)の増加となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は1億5千6百万円(前年同期は7億1千4百万円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出1億5千1百万円が主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動に係る収支は11億8千2百万円の資金減(前年同期は2億6千8百万円の資金増)となりました。これは配当金1千9百万円及び借入金弁済の純額11億3千7百万円の支出等が主な要因であります。