(1)業績
当中間会計期間におけるわが国の経済は、海外経済の堅調さにけん引され輸出が増加傾向にあり、雇用所得環境が改善し、緩やかな回復基調で推移しつつあります。その一方で、米国トランプ政権の政策運営や北朝鮮情勢などの不透明感から、将来に対する慎重な見方も強いようであります。
当クラブにおいては平成30年「福井しあわせ国体」の成年男子ゴルフ競技開催が決定しております。これに伴ってメンバーの皆様にお願いしておりました設備改修目的の年会費増額は前事業年度末で終了しております。心からのご支援厚く御礼申し上げます。
本年度上半期は、台風などの来襲も少なく比較的天候に恵まれました。また、夏季閑散期をカバーすべく集中した企画営業を実行したことや、中部ゴルフ連盟の競技を多く開催したことで、入場者の大幅な増加となりました。
このように、年会費収入は減少したものの、プレーフィー収入が増加し、さらに経費の削減に励んだことも奏功し、前年比では増収増益となりました。
上記の結果当社の業績は、入場者は28,176人で前年同期比2,217人(8.5%)の増加となりました。営業成績につきましては、営業収入が382,104千円となり、前年同期比16,780千円(4.6%)の増収になりました。一方、営業原価及び一般管理費につきましては、298,894千円となり、前年同期より8,301千円(2.9%)の増加となりました。 以上の結果、営業利益は83,210千円となり前年同期比で8,480千円(11.3%)の増益となりました。また、中間純利益は83,667千円となり、前年同期より11,830千円(16.5%)の増益となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前年同期末に比べて20,531千円増加し、43,198千円(前年同期末比90.6%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
前年同期に比べて37,396千円収入が増加し、105,615千円のキャッシュ・インフローとなりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
前年同期に比べて29,717千円支出が減少し、10,786千円のキャッシュ・アウトフローとなりました。支出の減少は主として、固定資産の取得額が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
前年同期に比べて49,855千円支出が増加し、61,788千円のキャッシュ・アウトフローとなりました。支出の増加は主として、短期借入金返済額の増加によるものであります。