当期の武蔵カントリークラブは、年初こそ暖冬の効果もあり、来場者数は順調に推移していました。しかし、3月以降は新型コロナウイルスが首都圏を中心に拡大し、不要不急の外出自粛要請や緊急事態宣言の発令により、大口コンペを中心にキャンセルが相次ぎ、来場者数は激減しました。また、感染対策として、食堂や浴場などの一部施設の利用制限や、新規ゲスト予約の一時停止などの措置を実施したこともあり、上半期の業績は前期を大きく下回りました。一方、下半期は、夏から秋にかけて感染拡大が一時沈静化したことや、屋外スポーツであるゴルフは比較的感染のリスクが低いと考えられたことにより、会員の来場が大きく増加しましたが、ゲストの来場は前期の7割程度に留まりました。その結果、当期の来場者数は、56,844名(前期比3,981名減)となり、内訳としては、会員が40,508名(前期比2,405名増)、ゲストが16,336名(前期比6,386名減)となりました。また、コース別では、豊岡コースが28,547名(前期比2,959名減)、笹井コースが28,297名(前期比1,022名減)となりました。営業日数は、積雪及び新型コロナウイルス陽性者の発生による休場のため、前期比5.5日減の298.5日(豊岡コース0.5日、笹井コース0.5日で換算)となりました。
営業収益につきましては、売上高はゲストの大幅な減少や、食堂の利用制限、パーティーの減少などにより、1,190,436千円(前期比12.6%減)となりました。
売上原価は、浴室の利用制限による水道光熱費の減少や、来場者数の減少に伴う食材費等の変動費の減少、環境整備による樹木伐採を6月以降中止したことなどにより、1,254,549千円(前期比5.6%減)となりました。販売費及び一般管理費は、関東倶楽部対抗などの対外競技や、クラブ内での競技・懇親会などが軒並み中止となったことなどにより、167,964千円(前期比13.1%減)となりましたが、売上高の減少の影響が大きく、当期の営業損失は232,077千円(前期比44.6%増)となりました。
2021/03/29 9:09