訂正有価証券報告書-第64期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/07/25 11:43
【資料】
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【項目】
78項目

対処すべき課題

(1)経営方針・経営戦略、経営環境等
令和3年は、新型コロナウイルス感染症の1月の第3波流行、4月からの第4波流行、8月からの第5波流行で10月には収束を見ると予測されましたが、オミクロン株による第6波流行がピークとなっています。それに伴い経済活動への影響は2年目に突入しました。ワクチン接種が進んだ今でもなお、社会経済活動の正常化は道半ばの状況であります。
ゴルフ業界では、それまで横ばいで推移していたゴルフ人口やゴルフ場の売り上げが、軒並み減少へと転じました。こうした動向を受け、近年のゴルフ場は入場者獲得のため、低価格化、薄利多売化傾向へと流れています。
このような環境下、当ゴルフ場は、令和4年1月2日より、平成29年に一時的に引き下げた名義書換料を元の水準に戻すとともに、他のゴルフ場と一線を画し、令和4年4月15日より新料金体系を提示し、より一層のサービス提供に努めてまいります。
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標といたしましては、債務超過額を最重要指標としています。具体的には、第70期までに債務超過解消を目指します。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
入場者数増加対策及び収益向上対策が重要であり課題であります。具体的な対策として、オールキャディー付きのプレースタイルを堅持し、引き続き伊香保温泉との協力体制を強化し、ご宿泊者に利便性をアピールすると共に、インターネット集客の更なる充実を図り、新規プレーヤー層の獲得を図ってまいります。レストラン業務ではゴルファー以外のレストラン利用者数の増加により、収益向上に努めてまいります。
以上に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(令和4年3月31日)現在において当社が判断したものであります。
なお、当社の事業の状況(業績等)につきましては、第2[事業の状況]3[経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フロー状況の分析]に記載しております。