有価証券報告書-第60期(平成29年10月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/12/13 10:28
【資料】
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【項目】
57項目

コーポレート・ガバナンスの状況

(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】
(1)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、企業価値の向上を図り、株主及び会員に対して経営の透明性、信頼性を高めるため、より健全な経営体制の確立に努めております。
当社は株主を主たる会員制のゴルフ場、呉羽カントリークラブを経営しており、経営努力に基づくゴルフ場施設、及びサービスの内容の充実により、利益還元を図ることを基本方針に掲げております。
当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、この基本方針の実現を目的としており、ゴルフ場経営の変化に迅速に対応できる組織体制造りと、内部統制体制の構築に努めております。また、会員で組織する理事会と協調し、会員からの意見も経営に反映させており、同時に、会社の経営状況を会員に開示して、経営の透明化を図っております。
(2)会社の機関について
① 会社の機関について
当社は監査役制度を採用しており、平成30年12月13日現在、取締役は18名(うち社外取締役16名)、監査役は3名(社外監査役)であります。監査役は取締役会及び重要な会議に出席し意見を述べるとともに、経営方針の決定経過及び業務執行を監視しております。
② 会社の機関の内容及び内部統制システム整備の状況
当社の内部統制システムといたしましては、経営管理は理事会からの意見も取り入れ、取締役会を中心に営業推進会議で営業方針を試案し、取締役会の承認後、キャップ会議で具体的対策を決定し実行いたします。
ゴルフ場の運営管理は理事会を意思決定機関として、取締役会と協調しながら諮問機関に12の委員会を設置し、ゴルフ場運営が円滑に図れるよう実施いたしております。
当社の機関及び組織体制は次の通りです。
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③ 監査役監査の状況
当社の監査役は3名であり、取締役会及び重要な会議に出席し、経営方針の決定経過及び業務執行を監視するとともに提言、助言を行い適正な取締役会運営の遂行や、経営全体に対する監視を行っております。
④ 当社と当社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係又は取引関係、その他の利害関係の概要
当社の社外取締役(16名)と社外監査役(3名)が保有する当社の株式の保有状況は「役員の状況」に記載の通りであります。会員登録している社外取締役、社外監査役は、他の会員と同一条件の保証金を預託しております。当社との個人取引、社外取締役及び社外監査役が取締役等に就任している会社との取引につきましても、規定料金及び一般取引先の取引と同一条件であり、当社との重要な利害関係はありません。
⑤ 会計監査の状況
当社の会計監査はEY新日本有限責任監査法人と監査契約を締結いたしております。当事業年度において業務を執行した公認会計士は安田康宏(継続関与年数9年)であり、会計監査業務に係る補助者は公認会計士3名であります。
(3)リスク管理体制の整備状況
当社のリスク管理体制としては、取締役会と理事会が中心となり、社外の見識者からの意見も聞き、経営管理、運営管理、その他業務全体のリスクに迅速に対応できるような体制の強化に努め、会員が快適なクラブライフを堪能して頂けるよう、経営の更なる健全化に努めております。
(4)役員報酬
当事業年度における当社の取締役及び監査役に対する報酬は次の通りであります。
取締役 15,960千円(社内取締役2名)
監査役 -千円
(注) 株主総会決議による報酬 取締役 年額 30,000千円以内
監査役 年額 5,000千円以内
(5)取締役の定数
当社の取締役は20名以内とする旨定款に定めております。
(6)取締役選任決議の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席した株主総会で、その議決権の過半数をもって行う旨定款で定めております。また取締役の選任決議は累積投票によらない旨も定款に定めております。