有価証券報告書-第40期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
対処すべき課題
(1)会社の経営の基本方針
創業以来現在まで、たゆまぬ創造・革新によってお客様に常に満足を提供することを心がけてまいりました。これからも企業理念のキャッチコピーである「ココロを『みどり』でいっぱいに。」を合言葉に、各事業におきまして、お客様に夢や感動を提供することを最重要課題と位置付け、スタッフ一人一人が、いかなる状況の変化にも対応し、その状況を突破するための柔軟な発想と実行力を持つことに重点を置き、新しい付加価値を次々と創出していくことで、当社グループ事業の「強み」に磨きをかけ、日々変化する顧客ニーズや消費動向に対応するとともに、当社グループ事業の競争力を高めることで業績向上に努めてまいります。
また、企業として利益の確保に向けた経営を進めていくことはもちろんのこと、社会的責任を自覚の上、法令の遵守や倫理に則った企業活動を実践し、地域発展への貢献にも努め、すべてのステークホルダーから「信頼」される企業を目指してまいります。
(2)目標とする経営指標
目まぐるしく変化する消費動向に対応し、常に変化し続ける営業体制作りを心がけ、様々な商品やサービスの提供に努めて集客を図り売上増加を目指すとともに、現状分析及び関連設備の全面的な見直しを行い、無駄な経費の削減に努めてまいります。
このため、売上高経常利益率の向上を目標としております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
集客事業を柱とする当社グループでは、多彩なイベントの開催・季節に応じたキャンペーンの造成・女性層や3世代ファミリーに的を絞った戦略・さらには海外からのお客様に向けた制度を最大限に活かした営業展開や商品の販売強化に引き続き取り組み、さらなる集客を図ります。
また、外部環境に柔軟に対応可能な組織変更やグループ再編による各事業の効率化の実現を目指してまいります。
(4)会社の対処すべき課題
本年5月における新たな元号制定に象徴されるように、当社を取り巻く環境においても、様々な新しい変化が起きていくことが予想されます。
当社グループといたしましては、新しい環境や新しい顧客ニーズに対応すべく、決して従来の価値観や慣例にとらわれることなく、常に新しい挑戦意識を持って事業に取り組み、新たな企業価値の構築を目指してまいります。
各セグメントにおける具体的施策は次のとおりです。
(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、1月の冬休み期間と週末毎に夜間営業を行うとともに、イルミネーションイベント「光のファンタジー」を開催いたしました。高さ8メートルの巨大な光のツリーや「桜のさんぽみち」など、100ヶ所を超えるイルミネーションスポットは、年々その数と内容を拡充しており、リピーターを含め多くのお客様にご満足いただいております。
また、1月に開催したアイドルユニット「magical²(マジカルマジカル)」のライブショーは非常に盛況で、好調な出足となった冬場の集客を底上げする成果となりました。
春のイベントにつきましては、3月16日(土)から3大イベントを開催いたします。まず一つは、絵本がシリーズ累計500万部を超える大ヒットの「おしりたんてい」のイベント「おしりたんてい ププッとかいけつ!なぞときフェスティバル」を開催いたします。「おしりたんてい」の世界を凝縮させ、様々な体験が出来る楽しいパビリオンとなっております。
また、もう一つは、「仮面ライダージオウ バトルステージ」と題し、男児を中心に人気の高い「仮面ライダージオウ」を主役として、日本最大級となる全長70メートルの屋外ステージ「グリーンスタジアム」で大迫力のアクションショーを開催いたします。「仮面ライダー」の最大の魅力であるバイクによるアクションシーンが目の前で繰り広げられ、加えて、約230インチの巨大LEDスクリーンによる映像演出や特殊効果により、お客様は大興奮間違いなしの内容となっております。
さらに、数々のヒット曲を生み出し続け、若者を中心に幅広い世代から愛されるアーティスト「GReeeeN」とのコラボレーション企画を実施いたします。
グリーンランドの為に書き下ろされたオリジナルソングや園内を舞台に制作したミュージックビデオが流れる事はもちろん、ジェットコースターや観覧車などのアトラクションや各種イベントへの音声提供など「GReeeeNLAND」の名に負けない豪華な内容で展開します。その他、春の花火大会「HANABIフェスティバル」を開催するほか、低年齢層向けのキャラクターショー等、様々なスポットイベントを展開し、春休みをはじめ、多くの旅行客や九州への帰省客も見込まれる10連休のゴールデンウィークを中心に、より多くの集客を図ります。
また、広大なステージで繰り広げる「仮面ライダージオウ バトルステージ」を、絶好のポジションから楽しむことが出来る特別観覧席付前売券の販売を行うことで、売上の拡大を図ります。
アトラクションにおいては、「サラマンダー伝説」を「スーパーシューティングライド モンスターヒーローズ」へ、「ウエスタン列車」を「ウエスタン列車 悪モンバスターズ」へ、そして「アーチェリー」を「レーザーシューティング」へと各々刷新し、3大シューティングアトラクションとして前面に打ち出し、日本一のアトラクション数を誇る当園の強みを活かしつつ、更なる魅力増大を図ってまいります。
施設面では、イルミネーションイベント「光のファンタジー」における新たなイルミスポットを拡充させるほか、お客様が園内で快適にお遊びいただけるよう、夏季には清涼感の仕掛けや演出を施してまいります。
また、「ウォーターパーク(プール)」におきましても、新たに大型バルーンアトラクションを導入し、9つのプールによる多彩な楽しみ方をPRして、幅広い層の集客を図ります。『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春の遊園地オープンから、「仮面ライダージオウ」、「スター☆トゥインクルプリキュア」、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」など、男児女児それぞれに人気の高い最新キャラクターショーを開催いたします。
夏休み期間につきましても、「仮面ライダージオウ」をはじめとする多彩なキャラクターショーを連日開催するほか、元全日本チャンピオンを招聘して、迫力満点の「フリースタイルモトクロス」を開催し、幅広い層の集客を目指します。また、恒例となりました、夏休みの「いわみざわ公園花火大会」につきましても、アーティストとのコラボなど、様々な趣向を凝らして開催いたします。
秋催事期間及び連休には、人気タレントのスペシャルショー等を実施し、加えて、週末毎にはキャラクターショーを開催します。
アトラクションについては、人気の高い「カード迷路 ぐるり森大冒険」のカードを一部リニューアルするほか、ファンの多い体験型イベント「リアル脱出ゲーム」を開催することで、リピーターに加え新たな団体獲得へと繋げてまいります。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、スキーシーズンを通して、近年大きく増加が見られるインバウンド客、自衛隊訓練の取り入れを更に促進いたします。また、団体客の基盤となるジュニアスキースクールやスキー授業の営業強化を行うほか、シーズン券の販売を積極的に行い、天候変動に左右されにくい収益体質改善に努めます。
『いわみざわ公園管理』におきましては、引き続き指定管理者として適切な管理を行うとともに、「ローズフェスタ」開催等の積極的な集客施策にも取り組み、しっかりと収益基盤の安定化を図ってまいります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、3つの各ゴルフ場が持つ立地条件やコース特性等を強みとして活かしつつ、常にプレーヤー目線に立って、コース整備や設備の拡充に努め、リピーターの増大と新規顧客の獲得を図ってまいります。
また、3ゴルフ場を持つスケールメリットや国内外のゴルフ場との利用提携についてもしっかりとPRし、韓国を中心とする外国人ゴルファーの受け入れにも注力してまいります。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』では、最新式のナビゲーションシステムの充実した機能をPRするとともに、各慶事記念コンペ等のきめ細やかな営業にも注力し、新規コンペの獲得を図ります。
施設面においては、フロントカウンターの改装やオレンジレストランの拡張工事を行うことなど、プレーヤーの利便性や快適性向上に取り組みます。
『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースでは、新たに導入したナビゲーションシステムを前面に打ち出し、新規コンペ獲得に加えて、セルフプレーを含めたビジター客の増大を図ります。
また、メンバー専用ラウンジの設置やレディスティの新設等、様々な付加価値やプレー環境の変化を創出し、新たなゴルフ場全体の魅力増大を図ります。
その他、パブリックコースにおける友の会会員ならびに両メンバーシップコースにおける新規会員の募集にも積極的に取り組み、外部の予約サイトのみならず、独自の予約方法による集客にも注力し、運営基盤の強化に努めます。
(ホテル事業)
『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』におきましては、一大レジャーエリアのオフィシャルホテルとしての様々な機能性向上に取り組むとともに、それぞれのホテルが持つ強みを活かした商品開発や新たなサービスの提供に努めてまいります。
『ホテルブランカ』におきましては、季節に合わせた宿泊プランの設定により好調なネット予約を伸ばしていくことはもちろん、修学旅行の獲得強化や団体プランの販売促進により、更なる客室稼働率の向上を図ってまいります。
また、新たに、客室内のTVモニターによるインフォメーションシステムを導入して、宿泊客の利便性向上を図るほか、繁忙時におけるチェックイン専用カウンターの設置やアーリーチェックインを導入するなど、遊園地利用客へのサービス向上にも取り組みます。
その他、好評な、遊園地を望む中庭でのバーベキューや冬の鍋料理などのイベントプランの開催日を増やすとともに、エレベーターの新設による利便性向上により、館内の回遊性を高め、売上獲得機会の一層の拡大を図ります。
『ホテルヴェルデ』におきましては、新たに「仮面ライダージオウルーム」の造成を行い、ファミリー層の取り込みに注力するとともに、堅調な韓国や台湾からのインバウンド客獲得により、平日も含めた客室稼働率向上を図ります。また、好評なカニバイキングやワイン会等の特色ある料飲イベントを開催するとともに、中庭のバーベキューにおいても多国籍メニューも加えるなど、更なる魅力増大を図ります。
その他、Wi-Fi(ワイファイ)機能の増強工事や宴会場の改装など、顧客満足度向上にも努めてまいります。
『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』におきましては、遊園地をはじめとするリゾートエリア全体のオフィシャルホテルとして、幅広い魅力発信を行うとともに、都市圏に近い立地を活かした料飲イベント展開や宴会プラン造成による売上拡大に注力いたします。
『ホテルサンプラザ』におきましては、ファミリー層の着実な取り込みをはじめ、インバウンド客やスポーツ合宿等の獲得に注力して客室稼働率向上に努めるほか、朝食付きプランの見直しを行い、喫食率の向上と売上増大を図ります。
また、各種宴会プラン造成による営業強化に加え、プロポーズプランナー設置によるPRに努め、婚礼件数の増加を図ります。
『北村温泉ホテル』におきましては、企業等に向け、研修を兼ねた宿泊利用や、遊園地と連携した学生層のスポーツ合宿の利用等、新規団体客獲得に注力してまいります。また、個人客に対しましては、ワカサギ釣りや雪上バナナボート等を取り入れたスノーアクティビティにより集客拡大を図ります。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、社有地への新規テナント誘致に注力して、遊園地を中心とするリゾートエリアの更なる活性化を図ります。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、新たに運送業務受託を開始するとともに、ポゾテック等の建設資材の販売ならびに土木工事受注にも注力し、売上の拡大を目指してまいります。
また、客土用土の製造及び運搬ならびに火力発電所へのバイオマス燃料投入業務受託については、計画的な事業推進により収益基盤の拡大を図ります。
当社グループといたしましては、「ココロを『みどり』でいっぱいに。」というキャッチコピーを掲げ、スタッフ全員がお客様に感動を与えていくことを念頭に置くとともに、スタッフ全員の心も豊かに満たされることを目指して、日々の事業活動に取り組んでおります。これからも、様々な時代の変化やお客様のニーズの変化を迅速に感じ取り、当社独自のサービスを創造して、更に磨きを掛けていくことで、一層の顧客満足度の向上に努めてまいります。
創業以来現在まで、たゆまぬ創造・革新によってお客様に常に満足を提供することを心がけてまいりました。これからも企業理念のキャッチコピーである「ココロを『みどり』でいっぱいに。」を合言葉に、各事業におきまして、お客様に夢や感動を提供することを最重要課題と位置付け、スタッフ一人一人が、いかなる状況の変化にも対応し、その状況を突破するための柔軟な発想と実行力を持つことに重点を置き、新しい付加価値を次々と創出していくことで、当社グループ事業の「強み」に磨きをかけ、日々変化する顧客ニーズや消費動向に対応するとともに、当社グループ事業の競争力を高めることで業績向上に努めてまいります。
また、企業として利益の確保に向けた経営を進めていくことはもちろんのこと、社会的責任を自覚の上、法令の遵守や倫理に則った企業活動を実践し、地域発展への貢献にも努め、すべてのステークホルダーから「信頼」される企業を目指してまいります。
(2)目標とする経営指標
目まぐるしく変化する消費動向に対応し、常に変化し続ける営業体制作りを心がけ、様々な商品やサービスの提供に努めて集客を図り売上増加を目指すとともに、現状分析及び関連設備の全面的な見直しを行い、無駄な経費の削減に努めてまいります。
このため、売上高経常利益率の向上を目標としております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
集客事業を柱とする当社グループでは、多彩なイベントの開催・季節に応じたキャンペーンの造成・女性層や3世代ファミリーに的を絞った戦略・さらには海外からのお客様に向けた制度を最大限に活かした営業展開や商品の販売強化に引き続き取り組み、さらなる集客を図ります。
また、外部環境に柔軟に対応可能な組織変更やグループ再編による各事業の効率化の実現を目指してまいります。
(4)会社の対処すべき課題
本年5月における新たな元号制定に象徴されるように、当社を取り巻く環境においても、様々な新しい変化が起きていくことが予想されます。
当社グループといたしましては、新しい環境や新しい顧客ニーズに対応すべく、決して従来の価値観や慣例にとらわれることなく、常に新しい挑戦意識を持って事業に取り組み、新たな企業価値の構築を目指してまいります。
各セグメントにおける具体的施策は次のとおりです。
(遊園地事業)
九州の『グリーンランド』におきましては、1月の冬休み期間と週末毎に夜間営業を行うとともに、イルミネーションイベント「光のファンタジー」を開催いたしました。高さ8メートルの巨大な光のツリーや「桜のさんぽみち」など、100ヶ所を超えるイルミネーションスポットは、年々その数と内容を拡充しており、リピーターを含め多くのお客様にご満足いただいております。
また、1月に開催したアイドルユニット「magical²(マジカルマジカル)」のライブショーは非常に盛況で、好調な出足となった冬場の集客を底上げする成果となりました。
春のイベントにつきましては、3月16日(土)から3大イベントを開催いたします。まず一つは、絵本がシリーズ累計500万部を超える大ヒットの「おしりたんてい」のイベント「おしりたんてい ププッとかいけつ!なぞときフェスティバル」を開催いたします。「おしりたんてい」の世界を凝縮させ、様々な体験が出来る楽しいパビリオンとなっております。
また、もう一つは、「仮面ライダージオウ バトルステージ」と題し、男児を中心に人気の高い「仮面ライダージオウ」を主役として、日本最大級となる全長70メートルの屋外ステージ「グリーンスタジアム」で大迫力のアクションショーを開催いたします。「仮面ライダー」の最大の魅力であるバイクによるアクションシーンが目の前で繰り広げられ、加えて、約230インチの巨大LEDスクリーンによる映像演出や特殊効果により、お客様は大興奮間違いなしの内容となっております。
さらに、数々のヒット曲を生み出し続け、若者を中心に幅広い世代から愛されるアーティスト「GReeeeN」とのコラボレーション企画を実施いたします。
グリーンランドの為に書き下ろされたオリジナルソングや園内を舞台に制作したミュージックビデオが流れる事はもちろん、ジェットコースターや観覧車などのアトラクションや各種イベントへの音声提供など「GReeeeNLAND」の名に負けない豪華な内容で展開します。その他、春の花火大会「HANABIフェスティバル」を開催するほか、低年齢層向けのキャラクターショー等、様々なスポットイベントを展開し、春休みをはじめ、多くの旅行客や九州への帰省客も見込まれる10連休のゴールデンウィークを中心に、より多くの集客を図ります。
また、広大なステージで繰り広げる「仮面ライダージオウ バトルステージ」を、絶好のポジションから楽しむことが出来る特別観覧席付前売券の販売を行うことで、売上の拡大を図ります。
アトラクションにおいては、「サラマンダー伝説」を「スーパーシューティングライド モンスターヒーローズ」へ、「ウエスタン列車」を「ウエスタン列車 悪モンバスターズ」へ、そして「アーチェリー」を「レーザーシューティング」へと各々刷新し、3大シューティングアトラクションとして前面に打ち出し、日本一のアトラクション数を誇る当園の強みを活かしつつ、更なる魅力増大を図ってまいります。
施設面では、イルミネーションイベント「光のファンタジー」における新たなイルミスポットを拡充させるほか、お客様が園内で快適にお遊びいただけるよう、夏季には清涼感の仕掛けや演出を施してまいります。
また、「ウォーターパーク(プール)」におきましても、新たに大型バルーンアトラクションを導入し、9つのプールによる多彩な楽しみ方をPRして、幅広い層の集客を図ります。『北海道グリーンランド遊園地』におきましては、春の遊園地オープンから、「仮面ライダージオウ」、「スター☆トゥインクルプリキュア」、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」など、男児女児それぞれに人気の高い最新キャラクターショーを開催いたします。
夏休み期間につきましても、「仮面ライダージオウ」をはじめとする多彩なキャラクターショーを連日開催するほか、元全日本チャンピオンを招聘して、迫力満点の「フリースタイルモトクロス」を開催し、幅広い層の集客を目指します。また、恒例となりました、夏休みの「いわみざわ公園花火大会」につきましても、アーティストとのコラボなど、様々な趣向を凝らして開催いたします。
秋催事期間及び連休には、人気タレントのスペシャルショー等を実施し、加えて、週末毎にはキャラクターショーを開催します。
アトラクションについては、人気の高い「カード迷路 ぐるり森大冒険」のカードを一部リニューアルするほか、ファンの多い体験型イベント「リアル脱出ゲーム」を開催することで、リピーターに加え新たな団体獲得へと繋げてまいります。
『北海道グリーンランドホワイトパーク(スキー場)』におきましては、スキーシーズンを通して、近年大きく増加が見られるインバウンド客、自衛隊訓練の取り入れを更に促進いたします。また、団体客の基盤となるジュニアスキースクールやスキー授業の営業強化を行うほか、シーズン券の販売を積極的に行い、天候変動に左右されにくい収益体質改善に努めます。
『いわみざわ公園管理』におきましては、引き続き指定管理者として適切な管理を行うとともに、「ローズフェスタ」開催等の積極的な集客施策にも取り組み、しっかりと収益基盤の安定化を図ってまいります。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、3つの各ゴルフ場が持つ立地条件やコース特性等を強みとして活かしつつ、常にプレーヤー目線に立って、コース整備や設備の拡充に努め、リピーターの増大と新規顧客の獲得を図ってまいります。
また、3ゴルフ場を持つスケールメリットや国内外のゴルフ場との利用提携についてもしっかりとPRし、韓国を中心とする外国人ゴルファーの受け入れにも注力してまいります。
『グリーンランドリゾートゴルフコース』では、最新式のナビゲーションシステムの充実した機能をPRするとともに、各慶事記念コンペ等のきめ細やかな営業にも注力し、新規コンペの獲得を図ります。
施設面においては、フロントカウンターの改装やオレンジレストランの拡張工事を行うことなど、プレーヤーの利便性や快適性向上に取り組みます。
『大牟田ゴルフ場』、『広川ゴルフ場』の両メンバーシップコースでは、新たに導入したナビゲーションシステムを前面に打ち出し、新規コンペ獲得に加えて、セルフプレーを含めたビジター客の増大を図ります。
また、メンバー専用ラウンジの設置やレディスティの新設等、様々な付加価値やプレー環境の変化を創出し、新たなゴルフ場全体の魅力増大を図ります。
その他、パブリックコースにおける友の会会員ならびに両メンバーシップコースにおける新規会員の募集にも積極的に取り組み、外部の予約サイトのみならず、独自の予約方法による集客にも注力し、運営基盤の強化に努めます。
(ホテル事業)
『ホテルブランカ』ならびに『ホテルヴェルデ』におきましては、一大レジャーエリアのオフィシャルホテルとしての様々な機能性向上に取り組むとともに、それぞれのホテルが持つ強みを活かした商品開発や新たなサービスの提供に努めてまいります。
『ホテルブランカ』におきましては、季節に合わせた宿泊プランの設定により好調なネット予約を伸ばしていくことはもちろん、修学旅行の獲得強化や団体プランの販売促進により、更なる客室稼働率の向上を図ってまいります。
また、新たに、客室内のTVモニターによるインフォメーションシステムを導入して、宿泊客の利便性向上を図るほか、繁忙時におけるチェックイン専用カウンターの設置やアーリーチェックインを導入するなど、遊園地利用客へのサービス向上にも取り組みます。
その他、好評な、遊園地を望む中庭でのバーベキューや冬の鍋料理などのイベントプランの開催日を増やすとともに、エレベーターの新設による利便性向上により、館内の回遊性を高め、売上獲得機会の一層の拡大を図ります。
『ホテルヴェルデ』におきましては、新たに「仮面ライダージオウルーム」の造成を行い、ファミリー層の取り込みに注力するとともに、堅調な韓国や台湾からのインバウンド客獲得により、平日も含めた客室稼働率向上を図ります。また、好評なカニバイキングやワイン会等の特色ある料飲イベントを開催するとともに、中庭のバーベキューにおいても多国籍メニューも加えるなど、更なる魅力増大を図ります。
その他、Wi-Fi(ワイファイ)機能の増強工事や宴会場の改装など、顧客満足度向上にも努めてまいります。
『ホテルサンプラザ』ならびに『北村温泉ホテル』におきましては、遊園地をはじめとするリゾートエリア全体のオフィシャルホテルとして、幅広い魅力発信を行うとともに、都市圏に近い立地を活かした料飲イベント展開や宴会プラン造成による売上拡大に注力いたします。
『ホテルサンプラザ』におきましては、ファミリー層の着実な取り込みをはじめ、インバウンド客やスポーツ合宿等の獲得に注力して客室稼働率向上に努めるほか、朝食付きプランの見直しを行い、喫食率の向上と売上増大を図ります。
また、各種宴会プラン造成による営業強化に加え、プロポーズプランナー設置によるPRに努め、婚礼件数の増加を図ります。
『北村温泉ホテル』におきましては、企業等に向け、研修を兼ねた宿泊利用や、遊園地と連携した学生層のスポーツ合宿の利用等、新規団体客獲得に注力してまいります。また、個人客に対しましては、ワカサギ釣りや雪上バナナボート等を取り入れたスノーアクティビティにより集客拡大を図ります。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、社有地への新規テナント誘致に注力して、遊園地を中心とするリゾートエリアの更なる活性化を図ります。
(土木・建設資材事業)
土木・建設資材事業におきましては、新たに運送業務受託を開始するとともに、ポゾテック等の建設資材の販売ならびに土木工事受注にも注力し、売上の拡大を目指してまいります。
また、客土用土の製造及び運搬ならびに火力発電所へのバイオマス燃料投入業務受託については、計画的な事業推進により収益基盤の拡大を図ります。
当社グループといたしましては、「ココロを『みどり』でいっぱいに。」というキャッチコピーを掲げ、スタッフ全員がお客様に感動を与えていくことを念頭に置くとともに、スタッフ全員の心も豊かに満たされることを目指して、日々の事業活動に取り組んでおります。これからも、様々な時代の変化やお客様のニーズの変化を迅速に感じ取り、当社独自のサービスを創造して、更に磨きを掛けていくことで、一層の顧客満足度の向上に努めてまいります。