有価証券報告書-第45期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/27 11:30
【資料】
PDFをみる
【項目】
152項目
35.金融商品
(1)資本管理
当社グループは、持続的な成長を通じて、企業価値を最大化することを目指して資本管理をしております。
当社グループが資本管理において用いる主な指標は、ネット有利子負債(有利子負債の金額から現金及び現金同等物を控除したもの)、親会社所有者帰属持分比率及び親会社所有者帰属持分当期利益率であります。
当社グループのネット有利子負債、親会社所有者帰属持分比率及び親会社所有者帰属持分当期利益率は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

移行日
(2023年4月1日)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
有利子負債(百万円)146,256141,255157,216
現金及び現金同等物(百万円)29,09236,46351,154
ネット有利子負債(差引)(百万円)117,164104,791106,062
親会社所有者帰属持分比率(%)24.6827.3625.73
親会社所有者帰属持分当期利益率(%)-23.8523.25

(注) 有利子負債にはリース負債が含まれており、その金額は、移行日122,686百万円、前連結会計年度119,016百万円及び当連結会計年度116,518百万円であります。これらの指標については、経営者に定期的に報告され、モニタリングしております。なお、当社グループが適用を受ける重要な資本規制はありません。
(2)財務上のリスク管理
当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・為替リスク・金利リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っております。また、当社グループは、デリバティブ取引を為替変動リスク又は金利変動リスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(3)信用リスク管理
信用リスクは、保有する金融資産の相手先が契約上の債務に関して債務不履行になり、当社グループに財務上の損失を発生させるリスクであります。
当社グループは、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制としております。
なお、当社グループは、特定の相手先又はその相手先が所属するグループについて、過度に集中した信用リスクを有しておりません。
連結財務諸表に表示されている金融資産の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに係るエクスポージャーの最大値であります。
債務保証については、注記「39.偶発債務」に表示されている債務保証の残高が、当社グループの信用リスクに係る最大エクスポージャーとなります。
これらの信用リスクに係るエクスポージャーに関し、担保として保有する物件及びその他の信用補完するものはありません。
当社グループの取引先は信用力の高い企業等が多く、信用リスクは限定的であり、また、過年度において重要な貸倒損失を認識した実績はなく、移行日、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、貸倒引当金を計上しておりません。
(4)流動性リスク管理
流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払いを実行できなくなるリスクであります。
当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、金融機関より随時利用可能な信用枠を確保し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。
当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行と貸出コミットメント契約を締結しております。
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
貸出コミットメントの総額16,00016,000
借入実行残高--
差引額16,00016,000

金融負債の期日別残高は以下のとおりであります。
移行日(2023年4月1日)
(単位:百万円)

帳簿価額契約上の
キャッシュ
・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他の債務7,6317,6317,631-----
短期借入金800800800-----
長期借入金21,79821,7986,1025,6626,4842,450792305
社債971971342342142142--
リース負債122,686133,63530,62026,56920,37715,45512,10228,510
合計153,888164,83745,49832,57527,00518,04812,89428,815

前連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:百万円)

帳簿価額契約上の
キャッシュ
・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他の債務8,1788,1788,178-----
短期借入金700700700-----
長期借入金20,91020,9106,0597,9793,9792,31249088
社債628628342142142---
リース負債119,016130,99631,21226,47319,43914,44011,82227,608
合計149,433161,41446,49434,59623,56116,75212,31227,696

当連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)

帳簿価額契約上の
キャッシュ
・フロー
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
営業債務及びその他の債務7,5927,5927,592-----
短期借入金600600600-----
長期借入金39,81139,81112,1788,1786,5114,6892,9195,335
社債285285142142----
リース負債116,518130,43331,44125,86619,41415,13312,34126,236
合計164,809178,72351,95634,18725,92519,82215,26031,571

(5)為替リスク管理
当社グループは、国際的に事業を展開していることから、主に米ドルの為替変動が業績に大きく影響いたします。
当社グループは、グローバルな事業展開を行っており、主に外貨建取引より発生する外貨建の債権について、為替相場の変動によるリスクに晒されておりますが、現時点の為替の変動が当社グループに与える影響は小さく、為替リスクは当社グループにとって重要なものではないと考えるため、記載を省略しております。
(6)金利リスク管理
当社グループは、事業活動の中で様々な金利変動リスクに晒されており、特に、金利の変動は借入コストに大きく影響いたします。
当社グループは、運転資金及び設備投資等に必要となる資金を調達しており、これらの有利子負債の中には、金利変動の影響を受けるものが含まれていることから、金利変動によるリスクに晒されております。金利リスクは、市場金利の変動により、金融商品の公正価値もしくは金融商品から生じる将来キャッシュ・フローが変動するリスクとして定義されております。
当社グループは、変動金利の借入金を超える額の余剰資金を短期的な預金等で運用しており、将来、金融市場環境の変化により金利が上昇した場合、当該余剰資金を返済原資として有利子負債を圧縮する方法及び金利スワップ契約等を利用することにより、将来発生する資金調達コストを抑えることが可能であります。
したがって、当社グループにとって、期末日時点の金利リスクは重要ではないと考えております。当社グループにおける金利リスクに対するエクスポージャーは限定的であると判断しております。金利が1%上昇した場合における金利リスクに対する感応度分析は以下のとおりであります。
金利リスク感応度分析
各報告期間において、金利が1%上昇した場合に、連結損益計算書の税引前利益に与える影響は以下のとおりであります。
ただし、本分析においてはその他の変動要因(残高、為替レート等)は一定であることを前提としております。
(単位:百万円)

移行日
(2023年4月1日)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
税引前利益△225△216△404

(7)金融商品の公正価値
金融商品の公正価値を、公正価値の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
①公正価値の算定方法
公正価値の算定方法は以下のとおりであります。
(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)
短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(その他の金融資産)
差入保証金の公正価値については、将来キャッシュ・フローを、期日までの期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(社債及び借入金)
社債は、市場価格又は取引先金融機関等から提示された価格に基づき算定しております。
短期借入金は、短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、公正価値は帳簿価額によっております。
長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利が反映されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
長期借入金のうち、固定金利によるものは、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
②償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりであります。
(単位:百万円)

移行日
(2023年4月1日)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
償却原価で測定する金融資産
差入保証金8,6938,6818,6518,5808,5608,335
合計8,6938,6818,6518,5808,5608,335
償却原価で測定する金融負債
長期借入金21,79821,75120,91020,84439,81139,020
社債971973628629285284
合計22,77022,72421,53821,47340,09739,304

(注)差入保証金、長期借入金及び社債の公正価値はレベル2に分類しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。