有価証券報告書-第24期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 15:23
【資料】
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【項目】
90項目

対処すべき課題

(1)当企業グループの経営基盤の強化
当社グループは継続的に経営の合理化を図っており、各事業部門の意思決定及び業務遂行の効率化を推進できるものと考えております。
また、事業面においては各事業領域の特定分野でプレゼンスを高めるべく専門分野の深耕と新たな成長分野を模索するとともに、財務面ではフリーキャッシュ・フローを重視し、有利子負債に依拠しない体制を構築し健全性を保持してまいります。
(2)収益力の向上
当社は、平成20年4月1日に純粋持株会社に移行し、収益力の向上を図ってまいりました。その結果、一時的には経常黒字を達成いたしましたが、ここ2年間は経常損失の計上を余儀なくされております。前連結会計年度においては、新たに保育園運営事業を開始するなど新規事業の創出を行ったものの、充分な収益確保ができず、55百万円の経常損失となりました。
今後は、より一層の経営の効率化、既存事業の伸長及び新規事業の創出等により、収益基盤を強化していく所存であります。
(3)積極的な投資
既存事業の伸張による収益力の向上はもちろんのこと、既存事業とシナジーが期待されると思われる新規事業については、フィージビリティ・スタディを厳格に実施したうえで、当社グループにとって適正な金額の投資を行い、収益力を向上させてまいります。