半期報告書-第83期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2018/09/26 10:21
【資料】
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【項目】
43項目

業績等の概要

(1)業績
当中間会計期間における我が国の経済は、政府の大規模経済施策により、国内企業の収益拡大と共に雇用環境の改善も見られ、穏やかではございますが、個人の所得環境にも回復基調がございました。
しかしながら、ゴルフ場業界におきましては、ゴルフ人口の減少に伴い、ゴルファー獲得のための低価格競争が厳しさを増している状況でございます。
当ゴルフ場では、昨年は、コースの風格、美観を取り戻すため、「緑あふれる綺麗なコース作り」に力を入れてまいりました。おかげさまで、会員ならびにゲストの皆様から、お褒めの言葉をいただく機会が多くなりました。
今年度におきましては、最上級のコースコンディションと最上級のおもてなしを大前提とした、キャディフィ等諸料金の値上げを行い、会員制ゴルフ倶楽部としての魅力をお客様にご提供するため、努力を致しております。
当中間会計期間における営業日数は151日(前年同期比16日減)となりました。来場者数は、会員4,367名、ゲスト7,816名の合計12,183名となり、前年実績12,969名と比較して786名の減となりました。
来場者は減少となりましたが、当中間会計期間における営業収入は、341,600千円(前年同期比1.0%増)となりました。
営業費用につきましては、458,055千円(前年同期比4.6%減)となりました。従いまして、営業損失は116,455千円(前中間会計期間は営業損失141,726千円)となりました。
また、当中間会計期間における新規入会者に伴う入会金収入が120,000千円(前年同期比27.3%減)と前中間会計期間に比べ減少したことにより、経常利益は6,675千円(前年同期比74.2%減)となりました。
結果、法人税等を計上した後の中間純利益は、1,660千円(前年同期比93.3減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ、7,706千円増加の557,471千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動による資金の増加は、40,241千円(前中間会計期間は83,180千円の増加)となりました。主な増加要因は、減価償却費42,158千円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動による資金の減少は、22,145千円(前中間会計期間は47,861千円の減少)であります。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出19,596千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動による資金の減少は、10,389千円(前中間会計期間は2,503千円の減少)であります。主な減少要因は、会員預り金の返還による支出8,000千円によるものであります。