半期報告書-第16期(平成29年5月1日-平成30年4月30日)

【提出】
2018/01/19 10:56
【資料】
PDFをみる
【項目】
54項目

業績等の概要

(1)業績
当中間会計期間におけるわが国経済は、外需の大幅なプラスに成長がけん引され、企業の収益体質も改善され、家計部門も緩やかな回復基調をたどりました。
ゴルフ産業を取り巻く環境は、少子高齢化、ゴルフ人口の伸び悩み等厳しい状況にありますが、ゴルフは子供から高齢者まで広く親しまれている国民スポーツでありますので、2020年を契機としたスポーツ産業の発展可能性及び企業によるスポーツ支援の面からも、産業界からゴルフ産業の潜在的能力は期待されはじめている状況にあります。
このような状況の下、当社では、主たる収入であります株式会社涼仙ゴルフ倶楽部への賃貸事業について、入場者数の確保やコスト削減のサポートを継続的に行っております。当中間会計期間におきましては、開場25周年を記念し株主会員募集を挙行し、ゴルフ場建設資金の借入金返済に充てる為の資金調達を行うとともに、会員数増加による入場者数の安定的確保の支援に努めてまいりました。
これらの結果、当社は株式会社涼仙ゴルフ倶楽部からの賃貸収入と入会金収入により、営業収益は1億17百万円(前年同期比2.9%減)、営業原価は29百万円(同1.4%増)となりました。営業外収益として訴訟損失引当金戻入額を計上したものの、営業外費用として支払利息を計上しましたことなどから、経常利益は1億13百万円(同0.1%増)となり、中間純利益は1億13百万円(同0.1%増)となりました。
なお、当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当中間会計期間末における現金及び現金同等物の残高は6億3百万円と期首に比べ1億76百万円の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前中間純利益が1億13百万円計上されたものの、訴訟損失引当金が57百万円減少したことなどにより、66百万円(前年同期は49百万円)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、長期貸付金の回収による収入が2百万円あったことなどにより、1百万円(同△10百万円)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金が3億59百万円減少したことなどにより、△2億44百万円(同1億1百万円)となりました。