訂正有価証券報告書-第12期(平成25年5月1日-平成26年4月30日)

【提出】
2016/07/21 10:35
【資料】
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【項目】
69項目

業績等の概要

(1)業績
当期におけるわが国経済は、世界景気の回復期待が高まるとともに、政府の大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略からなる「三本の矢」に一体的に取り組む方針のもとで、円安方向への動きや株価の上昇が続き、家計や企業のマインドが改善し輸出や消費が増加に転じる動きがみられました。
ゴルフ場業界は、中部ゴルフ連盟に加盟するゴルフ場の平成25年1月から12月までの年間の総入場者数は、前年同期比101%、平成26年1月から4月までの総入場者数は、同99%とほぼ横ばいで推移しております。
そのような状況のもと、当社におきましては、主たる営業収入であります株式会社涼仙ゴルフ倶楽部からの賃貸収入を近隣ゴルフ場の賃貸相場に照らし見直しましたことなどから、営業収益は3億10百万円(前年同期比27.7%増)となりました。
また、平成23年に実施しました設備投資が株式会社涼仙ゴルフ倶楽部の収益向上に一部寄与したこともあり、コース管理費負担金を減額しましたことなどから、営業原価は65百万円(同33.3%減)となりました。販売費及び一般管理費は42百万円(同7.8%増)となり、営業利益は2億2百万円(同92.9%増)となりました。
営業外費用として42百万円の支払利息が生じましたが、営業外収益として担保提供損失引当金戻入額を計上しましたことなどから経常利益は2億55百万円(同51.2%増)となりました。さらに、特別利益を計上しましたことなどから当期純利益は6億94百万円(同317.3%増)となりました。
なお、当社の事業はゴルフ場事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は3億49百万円と期首残高に比べ63百万円の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益が6億95百万円計上されたものの、債務免除益が4億39百万円あったことなどにより、97百万円(前年同期は1億56百万円)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が22百万円あったことなどにより、△22百万円(同△44百万円)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純減少額が1億13百万円あったものの、使途制限付預金の払戻による収入が1億2百万円あったことなどにより、△12百万円(同△1億37百万円)となりました。