当事業年度における我が国経済は、期首時点ではキャッシュレス決済時のポイント還元などの増税対策効果に加え、雇用・所得の改善が続いたことで個人消費が回復し景気に持ち直しの動きがありました。そこに新型コロナウィルスが直撃し、景気後退が決定的となりました。主要国がロックダウンに陥る中、日本でも4月7日に緊急事態宣言が発出され、外出・出勤の抑制や飲食店等の営業自粛によって経済活動が急激に落ち込みました。緊急事態宣言は5月下旬に解除され、その後の景気は回復に向かいましたが、業種間の格差は広がりました。
当社においては、新型コロナウィルスによる営業収入へ甚大な被害を受ける中、良好なコースコンディション作りに努めてまいりました。特に、前事業年度に大半のグリーンにヒメクグを中心とした雑草が大量に発生し、悪化した箇所の芝の張替えと薬剤の散布の他、散水用濾過装置の入替え、水不足に備え新たに井戸の掘削等の設備投資を実施致しました。8月以降もコンペ自粛が継続する中、コースコンディションの良化と共に、少人数でのプレーヤーが増加する傾向となりました。
当事業年度の来場者数は、新型コロナウィルスの影響により、54,625名と前年同期比3,665名(6.3%)の減少となり、入場料等収入は545,441千円と前年同期比82,987千円(13.2%)の減少となりました。また、前期より実施しました口数限定の新会員を秋期に募集しましたが、春期の中止により名義書換登録料が14,450千円と前年同期比1,325千円(8.4%)の減少となり、会費収入を含めた営業収入は606,910千円、前年同期比85,736千円(12.4%)の減少となりました。
2021/02/25 9:10