有価証券報告書-第50期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「お客様の新たなる価値を創造し提供し続ける企業であり続ける」ことを基本的な経営方針として掲げ、創業以来、日本中のお客様に、さまざまなITサービスを提供させて頂いてまいりました。
地方公共団体や民間企業のお客様に対して、当社グループが持つ技術力・業務ノウハウ等を最大限に活用し、お客様の課題解決・価値創造に貢献できるように事業展開を行っております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、「高収益企業への事業構造改革実現」を目指し、営業利益率8%を目標として掲げております。
(3)経営環境及び対処すべき課題等
情報サービス産業におきましては、デジタルトランスフォーメーションや働き方改革などのキーワードが注目を集め、好調な企業業績もあって民間企業におけるIT投資意欲は前連結会計年度から引き続き堅調に推移しておりますし、自治体経営の高度化が求められる中、公共セクターにおける情報投資意欲は堅調と捉えております。一方、民間企業や地方公共団体における情報投資予算を獲得すべく、ITベンダー各社間の競争は激化しております。こうした経営環境の中、当社グループは、以下のように対処すべき課題に取り組む考えです。
①当社主要3事業と株式会社ネットカムシステムズの統合連携
「公共事業」、「エンタープライズ事業」、「セキュリティ事業」と、それぞれの領域で安定成長だけでなく、株式会社ネットカムシステムズも合わせ、それぞれの強みを生かした、よりセキュアでスケールアウトした形態のトータル・ソリューションサービスの創出を図り、事業活動を推進してまいります。
「公共事業」
公会計系ビジネス、総務省ガイドラインに対応する「情報セキュリティ基盤強靭化ソリューション」など、自治体が直面する様々な課題に対して、幅広く事業を展開してまいります。
「エンタープライズ事業」
現行事業の盤石化を目指し、金融系/産業系/社会基盤系でのベースビジネスの安定化と拡大を図るとともに、AI、IoT、BI、画像処理製品、セキュリティ製品など、先端技術を活用したインテグレーテッド・ソリューションを確立してまいります。
「セキュリティ事業」
これまでご愛顧いただいていた自社パッケージに加え、お客様の情報システムの強靭性を向上させるソリューションのラインナップを充実させるとともに、仮想化、クラウド化の観点からセキュリティ基盤の構築に対応できる体制を確立し、積極的に事業を展開してまいります。
②次世代技術の取り込みとサービス化に向けた活動
本部昇格した「ビジネスイノベーション本部」を中心に、第4次産業革命の新たな技術を取り込み、様々な社会課題に対してソリューションを提供できるよう、新たな価値創造を推進してまいります。
③ワークスタイル変革に基づく仕事への取組み
「働き方改革」の一環とし、仕事のために使う時間と自分及び家族や地域社会に使う時間、仕事と生活、調和とメリハリのある時間の活用推進を支援します。また、社員が働きやすい職場環境、業務環境の整備に努め、持てる力を存分に発揮でき、安心・安全に根付いた会社様式、行動様式を展開することにより、社員及び事業を通して健全なる会社として認知され続けることを目指します。
④人材開発
当社にとって最大の資産は人材です。いかに既存の人材を強化・育成するか、そして、新たに優秀な人材を獲得するかが当社の企業価値を決定します。第49期から人材投資の強化を意識し、研修プログラムのアップデートや採用強化を図ってまいりましたが、今後も人材確保と育成につきましては重点施策として注力してまいります。