有価証券報告書-第53期(2022/12/01-2023/11/30)

【提出】
2024/02/28 15:00
【資料】
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【項目】
116項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、独立系のソフトウェア会社として、経営理念の特色を生かし、自立した企業体質を維持するためにも、安定した資金計画が事業継続の絶対条件であるという認識のもと、従来から大手ユーザーの基幹システムに係るソフトウェア開発の継続的受注に努め、安定的な収入の確保と生産性向上に見合った経費を予算化して支出の歯止めをかけ、無理のない資金計画を推進できる財務体質の強化に努めております。
以上の方針に基づき、資金運用については、余資を安全性の高い金融資産により運用しております。デリバティブ取引については、行っておりません。
(2) 金融商品の内容およびそのリスクならびにリスク管理体制
① 売掛金
営業債権である売掛金に係る取引先の信用リスクは、売掛債権管理規程に従い、取引先ごとに期日および残高を管理するとともに、信用状況を年1回見直し、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握および軽減を図っております。
② 有価証券および投資有価証券
主として満期保有目的の債券、株式、投資信託である投資有価証券に係る市場価格の変動リスクは、有価証券管理規程に従い、定期的に時価または発行体の財務状況等を把握して、保有状況を継続的に見直しております。
③ 買掛金、未払金および未払法人税等
営業債務である買掛金、未払金および未払法人税等に係る流動性リスクは、月次の予算統制に基づき、適時に資金繰り計画を作成することにより、管理しております。
2 金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。
前事業年度(2022年11月30日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1) 投資有価証券
満期保有目的の債券400,000397,976△2,024
その他有価証券2,939,0032,939,003-
資産計3,339,0033,336,979△2,024

(*1) 現金および短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものについては、注記を省略しております。
(*2) 市場価格のない株式等は「投資有価証券」には含めておりません。当該金融商品の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
(単位:千円)
区分前事業年度
(2022年11月30日)
非上場株式10,000

上記は、当社の非連結子会社である株式会社アドバートの株式であります。
当事業年度(2023年11月30日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価
(千円)
差額
(千円)
(1) 投資有価証券
満期保有目的の債券400,000397,908△2,092
その他有価証券2,860,1362,860,136-
資産計3,260,1363,258,044△2,092

(*1) 現金および短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものについては、注記を省略しております。
(*2) 市場価格のない株式等は「投資有価証券」には含めておりません。当該金融商品の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
(単位:千円)
区分当事業年度
(2023年11月30日)
非上場株式10,000

上記は、当社の非連結子会社である株式会社アドバートの株式であります。
(注) 1.金銭債権および満期がある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(2022年11月30日)
1年以内
(千円)
1年超5年以内
(千円)
5年超10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金11,004,768---
売掛金1,577,148---
有価証券
満期保有目的の債券(社債)-400,000--
合計12,581,917400,000--

当事業年度(2023年11月30日)
1年以内
(千円)
1年超5年以内
(千円)
5年超10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金12,936,507---
売掛金1,850,277---
有価証券
満期保有目的の債券(社債)-400,000--
合計14,786,784400,000--


3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:同一の資産または負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価
レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接または間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価をもって貸借対照表計上額とする金融資産および金融負債
前事業年度(2022年11月30日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
その他有価証券
株式11,407--11,407
その他2,927,595--2,927,595
資産計2,939,003--2,939,003

当事業年度(2023年11月30日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
その他有価証券
株式14,239--14,239
その他2,845,897--2,845,897
資産計2,860,136--2,860,136


(2)時価をもって貸借対照表計上額としない金融資産および金融負債
前事業年度(2022年11月30日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
満期保有目的の債券
社債-397,976-397,976
資産計-397,976-397,976

当事業年度(2023年11月30日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
満期保有目的の債券
社債-397,908-397,908
資産計-397,908-397,908

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
その他有価証券は、取引所の価格または取引金融機関から提示された価格によって評価しており、その時価をレベル1の時価に分類しております。
満期保有目的の債券は、取引金融機関から提示された価格により評価しており、その時価をレベル2の時価に分類しております。