有価証券報告書-第59期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、当社グループは顧客企業ごとの経営課題に応じて、「ドメイン(業種・事業領域)」「ファンクション(コーポレートファイナンス・HR・M&A・DX・マーケティング等)」「リージョン(全国10地域)」の観点から最適な専門コンサルタントを複数名選定し、チームを組成する「チームコンサルティング」という独自のコンサルティングスタイルにより、企業の存続・発展に貢献し、延いては社会にも広く貢献していきたいと考えております。そのために、社会や顧客にとってなくてはならない存在「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社(FCC)」の創造を経営ミッションとしております。
(2)中長期的な経営戦略
変化の激しい環境の中で多様化・専門化する経営ニーズに応えられるチームコンサルティングメソッドを開発する「グループC&C(コンサルティング&コングロマリット)戦略」(コンサルティング領域の多角化)を推進することが、当社グループの中長期的な経営戦略であります。企業のビジネスモデル変革・マーケティング・ブランディング等における戦略デザイン機能(上流工程)をアップデートすると共に、DX・バリューチェーン・オペレーションズ等の実装・実行機能(中流工程~下流工程)を「プロフェッショナルDXサービス」と定義してM&Aや事業開発により幅広く強化し、大企業から中堅企業の戦略策定から具体的課題の実装・実行までを一気通貫で支援するコンサルティング・バリューチェーン(価値連鎖)を構築してまいります。上記のドメイン・ファンクション・リージョンの3つの観点でこれらの戦略を推進することにより、世界で唯一無二のチームコンサルティング価値を実現し、全国に数多くのFCCを誕生させてまいります。また、当社グループの持続的成長も目指してまいります。
(3)経営環境
戦後最大の世界的危機と言えるコロナショックを経験し、ウィズコロナ・アフターコロナの環境下において、企業には、自社の貢献価値やグループ経営ビジョンの再構築・M&A等による事業ポートフォリオ戦略・組織戦略・DX・BCP(事業継続計画)等への対応が求められます。当社グループの主要顧客である全国の大企業から中堅企業(売上高50億円以上)を取り巻く経済及び経営環境は、目まぐるしく変化しております。
このような中で、グループ全体で延べ10,000社以上となるチームコンサルティング実績及び創業63年間で培ってきた成功済みのコンサルティングメソッドを駆使し、企業の経営全般を支援できる我々「Business Doctors」の役割はより一層増してきております。「ピンチをチャンスに変えて成長したい」「新しい社会に貢献できる自社の価値を見直したい」と考える経営者・リーダーに寄り添い、支援を強化できる経営環境であると認識しております。また、従来の枠に囚われない新しいサービス提供に挑戦できる機会であるとも認識しております。
経営コンサルティング事業においては、ファイナンス・HR・DX等の特定の経営機能や建設・ヘルスケア・外食等の特定の業種に特化する経営コンサルティング企業は多くありますが、当社グループが主要顧客とする大企業から中堅企業に対して、経営全般の支援及び経営の総合的な観点からの専門的な支援を提供するコンサルティング企業は稀であるため、競合他社は比較的少なく、当社グループの優位性は高いと認識しております。
マーケティングコンサルティング事業においては、広告代理店等を中心に競合他社も多いと認識しておりますが、競合他社にはない「戦略及び経営コンサルティング」視点でのマーケティング戦略の立案からブランディング、クリエイティブ、現場におけるリアルプロモーション、DXを駆使した営業生産性の向上までをワンストップで支援することが可能であるため、独自のポジションを構築していると認識しております。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
経営方針及び経営環境を踏まえて経営戦略を実行していくにあたり、当社グループ(TCG タナベコンサルティンググループ)の対処すべき課題については、次のとおりであります。

前記の「グループC&C戦略」推進の結果、現状のTCGについては、株式会社タナベ経営、大企業向けにBtoBデジタルマーケティングを提供する株式会社リーディング・ソリューション、同じく大企業向けにクロスボーダーを含むM&A全般の支援やバックオフィスに対するDX支援を提供するグローウィン・パートナーズ株式会社のグループ3社体制となります。
これにより、TCG全体では全国の大企業から中堅企業(売上高50億円以上)向けに「ドメイン(業種・事業領域)」「ファンクション(コーポレートファイナンス・HR・M&A・DX・マーケティング等)」「リージョン(全国10地域)」の観点で最適な専門コンサルタントを複数名選定するチームコンサルティングを提供できる体制を構築しております。
今後は、現状のコアバリューである戦略デザイン機能(上流工程)をアップデートしていくと共に、DX・バリューチェーン・オペレーションズ等の実装・実行機能(中流工程~下流工程)を「プロフェッショナルDXサービス」と定義してM&Aや事業開発により幅広く強化し、大企業から中堅企業の戦略策定から具体的課題の実装・実行までを一気通貫で支援するコンサルティング・バリューチェーンを構築してまいります。
①経営コンサルティング事業
a.ドメイン(業種・事業領域)コンサルティング
様々な業種・事業領域に対応できる中でも、重点ドメイン(食品・建設・サプライチェーン・ライフ&サービス・行政&公共サービス)を設定し、大阪本社・東京本社・中部本部・九州本部へ専門メンバーを重点配置して顧客企業のビジネスモデル変革を支援してまいります。
b.ファンクション(経営機能)コンサルティング
様々な経営機能に対応できる中でも、グループ企業であるグローウィン・パートナーズ株式会社とも連携して重点ファンクション(コーポレートファイナンス(ホールディングス・グループ経営・事業承継等)・BPR(経営システム改革・現場改善等))を設定し、大阪本社・東京本社・中部本部・九州本部へ専門メンバーを重点配置して顧客企業の企業価値を高めてまいります。
c.HR(人的資源)コンサルティング
人事戦略(組織開発・人事制度・採用戦略・働き方改革等)や人材育成(FCCアカデミー(企業内大学)設立・グループ経営者育成・ジュニアボード(次世代経営チーム育成)等)の専門性を強化し、大阪本社・東京本社・中部本部・九州本部へ専門メンバーを重点配置して顧客企業のプロフェッショナル人材の育成に貢献してまいります。
d.M&Aコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、グループ企業であるグローウィン・パートナーズ株式会社と共にクロスボーダーを含むM&A戦略立案からターゲットM&A、ファイナンシャルアドバイザリー、デューデリジェンス、PMI(経営統合)まで、事業の再生・存続・成長全てを実現するM&Aコンサルティングを提供してまいります。
e.アライアンスコンサルティング
従来からの全国の金融機関や士業等に加えて企業・団体等ともアライアンス(提携)契約を締結して協力関係を築き、アライアンス先の顧客企業へ様々なコンサルティングサービスを提供することにより、顧客企業・アライアンス先・当社グループによるトリプルウィンモデルを構築してまいります。
f.DXコンサルティング
大阪本社・東京本社及び戦略総合研究所へ専門メンバーを重点配置すると共に、グループ企業である株式会社リーディング・ソリューション及びグローウィン・パートナーズ株式会社とも連携し、経営視点から顧客企業のDX課題を解決していくと共に、当社が長年培ってきたコンサルティングメソッドとデジタル技術とを融合させた「コンサルティングテック」の開発も推進してまいります。
g.リージョナル戦略コンサルティング
全国の本部事業所にもドメイン・ファンクション・HRの専門組織を組成し、大阪本社・東京本社からのサポートも含め、各地域特性を踏まえた競争力のあるコンサルティングを地域密着で展開すると共に、引き続き支社事業所の組織・人員体制も強化し、TCGの力を結集したコンサルティング・バリューチェーンを全国に構築してまいります。
②マーケティングコンサルティング事業
a.ブランドプロモーションコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、顧客企業の経営理念・ビジョン・ミッションを実現するための戦略マーケティング活動を支援してまいります。グループ企業である株式会社リーディング・ソリューションと連携し、営業DXコンサルティングサービス等も開発してまいります。
b.デザインプロモーションコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、重点ドメイン(消費財・流通・ビューティー等)に属するグローバル大企業等の独自のブランドストーリー・世界観等をデザイン・クリエイティブ・DXの力を駆使して表現し、企業価値をさらに高めるコミュニケーションを支援してまいります。
c.ブランディングツールコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、既存顧客企業を中心にプロモーションツールやダイアリーを提供してまいります。
③グループ全体
中長期的に持続的成長及び企業価値向上を加速させるため、新たに「One&Only 世界で唯一無二の新しいコンサルティンググループ TCGの創造」をスローガンとした中期経営計画(2021~2025)「TCG Future Vision 2030」を策定いたしました。
中期経営計画の最終年度である2026年3月期の目標としての売上高150億円・営業利益18億円・自己資本当期純利益率(ROE)10%・総資産経常利益率(ROA)15%・従業員数800名を実現すべく、以下の5点を成長モデルと設定し、推進してまいります。
a.「プロフェッショナルDXサービス」の拡大によるコンサルティング・バリューチェーンの構築
b.コンサルティング事業の開発モデル
c.LTV(Life Time Value=コンサルティング継続率)70%を実現するマーケティングモデル
d.パートナー人材100名体制を実現するチームアップ&パートナー100モデル
e.「TCGアカデミー」によりグループ全体で数多くのプロフェッショナル人材を育成するアカデミーモデル
また、TCGが世界で唯一無二のコンサルティング・バリューチェーンを構築し、持続的成長を続けていくための基盤として、以下も推進してまいります。
a.TD&I(タナベ ダイバーシティー&インクルージョン)
多様な人材がお互いを知り、尊重し合い、より生産性の高い仕事ができる環境をつくることが重要であり、そのためのオフィスリニューアル投資等を積極的に実施してまいります。また、健康経営も推進してまいります。
b.DX投資
顧客企業に対するコンサルティング価値の向上及びコンサルタントの生産性向上を実現する「コンサルティングテック」(TCGのコンサルティングメソッド×テクノロジー)の開発を加速させてまいります。また、TCG各社のバックオフィスの生産性向上を実現する「スマートDX」投資も推進してまいります。
c.コーポレートコミュニケーション
「One&Only 世界で唯一無二の新しいコンサルティンググループ TCG」としてのブランドポジションを確立すべく、ステークホルダー別の適切なIR・SR・PR、そしてブランディング活動を推進してまいります。
d.ESG・SDGs
2019年10月に国連グローバル・コンパクトへ署名して参加企業として登録されると共に、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンへ加入しておりますが、全ての基盤である地球の「持続可能な開発」のため、「コンサルティング」を通じて社会や地球環境の改善に貢献するESG・SDGs対応を推進してまいります。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
現場で数多くの企業の経営と向き合い、企業を救い元気にし、そして社会や顧客にとってなくてはならない存在であるFCCへと導くと共に、当社グループもFCCを目指して持続的成長及び中長期的な企業価値の向上を実現していく上で、売上高成長率の向上と営業利益及び売上高営業利益率の向上を目標としております。そして、安定的な利益確保により、まずは有事にも動じない高い安定性を備えた最適資本構成を実現してまいります。その上で、中期経営計画で目標としている自己資本当期純利益率(ROE)や総資産経常利益率(ROA)を向上してまいります。前記により、収益性・安定性・効率性のバランスの取れた企業を目指してまいります。
そのために、「売上高」「営業利益」「売上高営業利益率」「自己資本当期純利益率」「総資産経常利益率」を重要な指標として位置づけております。
当連結会計年度における「売上高」は92億13百万円、「営業利益」は7億51百万円、「売上高営業利益率」は8.2%、「自己資本当期純利益率」は4.5%、「総資産経常利益率」は5.9%でした。引き続きこれらの指標の改善に向けて取り組んでまいります。
(1)経営方針
「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、当社グループは顧客企業ごとの経営課題に応じて、「ドメイン(業種・事業領域)」「ファンクション(コーポレートファイナンス・HR・M&A・DX・マーケティング等)」「リージョン(全国10地域)」の観点から最適な専門コンサルタントを複数名選定し、チームを組成する「チームコンサルティング」という独自のコンサルティングスタイルにより、企業の存続・発展に貢献し、延いては社会にも広く貢献していきたいと考えております。そのために、社会や顧客にとってなくてはならない存在「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社(FCC)」の創造を経営ミッションとしております。
(2)中長期的な経営戦略
変化の激しい環境の中で多様化・専門化する経営ニーズに応えられるチームコンサルティングメソッドを開発する「グループC&C(コンサルティング&コングロマリット)戦略」(コンサルティング領域の多角化)を推進することが、当社グループの中長期的な経営戦略であります。企業のビジネスモデル変革・マーケティング・ブランディング等における戦略デザイン機能(上流工程)をアップデートすると共に、DX・バリューチェーン・オペレーションズ等の実装・実行機能(中流工程~下流工程)を「プロフェッショナルDXサービス」と定義してM&Aや事業開発により幅広く強化し、大企業から中堅企業の戦略策定から具体的課題の実装・実行までを一気通貫で支援するコンサルティング・バリューチェーン(価値連鎖)を構築してまいります。上記のドメイン・ファンクション・リージョンの3つの観点でこれらの戦略を推進することにより、世界で唯一無二のチームコンサルティング価値を実現し、全国に数多くのFCCを誕生させてまいります。また、当社グループの持続的成長も目指してまいります。
(3)経営環境
戦後最大の世界的危機と言えるコロナショックを経験し、ウィズコロナ・アフターコロナの環境下において、企業には、自社の貢献価値やグループ経営ビジョンの再構築・M&A等による事業ポートフォリオ戦略・組織戦略・DX・BCP(事業継続計画)等への対応が求められます。当社グループの主要顧客である全国の大企業から中堅企業(売上高50億円以上)を取り巻く経済及び経営環境は、目まぐるしく変化しております。
このような中で、グループ全体で延べ10,000社以上となるチームコンサルティング実績及び創業63年間で培ってきた成功済みのコンサルティングメソッドを駆使し、企業の経営全般を支援できる我々「Business Doctors」の役割はより一層増してきております。「ピンチをチャンスに変えて成長したい」「新しい社会に貢献できる自社の価値を見直したい」と考える経営者・リーダーに寄り添い、支援を強化できる経営環境であると認識しております。また、従来の枠に囚われない新しいサービス提供に挑戦できる機会であるとも認識しております。
経営コンサルティング事業においては、ファイナンス・HR・DX等の特定の経営機能や建設・ヘルスケア・外食等の特定の業種に特化する経営コンサルティング企業は多くありますが、当社グループが主要顧客とする大企業から中堅企業に対して、経営全般の支援及び経営の総合的な観点からの専門的な支援を提供するコンサルティング企業は稀であるため、競合他社は比較的少なく、当社グループの優位性は高いと認識しております。
マーケティングコンサルティング事業においては、広告代理店等を中心に競合他社も多いと認識しておりますが、競合他社にはない「戦略及び経営コンサルティング」視点でのマーケティング戦略の立案からブランディング、クリエイティブ、現場におけるリアルプロモーション、DXを駆使した営業生産性の向上までをワンストップで支援することが可能であるため、独自のポジションを構築していると認識しております。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
経営方針及び経営環境を踏まえて経営戦略を実行していくにあたり、当社グループ(TCG タナベコンサルティンググループ)の対処すべき課題については、次のとおりであります。

前記の「グループC&C戦略」推進の結果、現状のTCGについては、株式会社タナベ経営、大企業向けにBtoBデジタルマーケティングを提供する株式会社リーディング・ソリューション、同じく大企業向けにクロスボーダーを含むM&A全般の支援やバックオフィスに対するDX支援を提供するグローウィン・パートナーズ株式会社のグループ3社体制となります。
これにより、TCG全体では全国の大企業から中堅企業(売上高50億円以上)向けに「ドメイン(業種・事業領域)」「ファンクション(コーポレートファイナンス・HR・M&A・DX・マーケティング等)」「リージョン(全国10地域)」の観点で最適な専門コンサルタントを複数名選定するチームコンサルティングを提供できる体制を構築しております。
今後は、現状のコアバリューである戦略デザイン機能(上流工程)をアップデートしていくと共に、DX・バリューチェーン・オペレーションズ等の実装・実行機能(中流工程~下流工程)を「プロフェッショナルDXサービス」と定義してM&Aや事業開発により幅広く強化し、大企業から中堅企業の戦略策定から具体的課題の実装・実行までを一気通貫で支援するコンサルティング・バリューチェーンを構築してまいります。
①経営コンサルティング事業
a.ドメイン(業種・事業領域)コンサルティング
様々な業種・事業領域に対応できる中でも、重点ドメイン(食品・建設・サプライチェーン・ライフ&サービス・行政&公共サービス)を設定し、大阪本社・東京本社・中部本部・九州本部へ専門メンバーを重点配置して顧客企業のビジネスモデル変革を支援してまいります。
b.ファンクション(経営機能)コンサルティング
様々な経営機能に対応できる中でも、グループ企業であるグローウィン・パートナーズ株式会社とも連携して重点ファンクション(コーポレートファイナンス(ホールディングス・グループ経営・事業承継等)・BPR(経営システム改革・現場改善等))を設定し、大阪本社・東京本社・中部本部・九州本部へ専門メンバーを重点配置して顧客企業の企業価値を高めてまいります。
c.HR(人的資源)コンサルティング
人事戦略(組織開発・人事制度・採用戦略・働き方改革等)や人材育成(FCCアカデミー(企業内大学)設立・グループ経営者育成・ジュニアボード(次世代経営チーム育成)等)の専門性を強化し、大阪本社・東京本社・中部本部・九州本部へ専門メンバーを重点配置して顧客企業のプロフェッショナル人材の育成に貢献してまいります。
d.M&Aコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、グループ企業であるグローウィン・パートナーズ株式会社と共にクロスボーダーを含むM&A戦略立案からターゲットM&A、ファイナンシャルアドバイザリー、デューデリジェンス、PMI(経営統合)まで、事業の再生・存続・成長全てを実現するM&Aコンサルティングを提供してまいります。
e.アライアンスコンサルティング
従来からの全国の金融機関や士業等に加えて企業・団体等ともアライアンス(提携)契約を締結して協力関係を築き、アライアンス先の顧客企業へ様々なコンサルティングサービスを提供することにより、顧客企業・アライアンス先・当社グループによるトリプルウィンモデルを構築してまいります。
f.DXコンサルティング
大阪本社・東京本社及び戦略総合研究所へ専門メンバーを重点配置すると共に、グループ企業である株式会社リーディング・ソリューション及びグローウィン・パートナーズ株式会社とも連携し、経営視点から顧客企業のDX課題を解決していくと共に、当社が長年培ってきたコンサルティングメソッドとデジタル技術とを融合させた「コンサルティングテック」の開発も推進してまいります。
g.リージョナル戦略コンサルティング
全国の本部事業所にもドメイン・ファンクション・HRの専門組織を組成し、大阪本社・東京本社からのサポートも含め、各地域特性を踏まえた競争力のあるコンサルティングを地域密着で展開すると共に、引き続き支社事業所の組織・人員体制も強化し、TCGの力を結集したコンサルティング・バリューチェーンを全国に構築してまいります。
②マーケティングコンサルティング事業
a.ブランドプロモーションコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、顧客企業の経営理念・ビジョン・ミッションを実現するための戦略マーケティング活動を支援してまいります。グループ企業である株式会社リーディング・ソリューションと連携し、営業DXコンサルティングサービス等も開発してまいります。
b.デザインプロモーションコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、重点ドメイン(消費財・流通・ビューティー等)に属するグローバル大企業等の独自のブランドストーリー・世界観等をデザイン・クリエイティブ・DXの力を駆使して表現し、企業価値をさらに高めるコミュニケーションを支援してまいります。
c.ブランディングツールコンサルティング
大阪本社・東京本社へ専門メンバーを重点配置し、既存顧客企業を中心にプロモーションツールやダイアリーを提供してまいります。
③グループ全体
中長期的に持続的成長及び企業価値向上を加速させるため、新たに「One&Only 世界で唯一無二の新しいコンサルティンググループ TCGの創造」をスローガンとした中期経営計画(2021~2025)「TCG Future Vision 2030」を策定いたしました。
中期経営計画の最終年度である2026年3月期の目標としての売上高150億円・営業利益18億円・自己資本当期純利益率(ROE)10%・総資産経常利益率(ROA)15%・従業員数800名を実現すべく、以下の5点を成長モデルと設定し、推進してまいります。
a.「プロフェッショナルDXサービス」の拡大によるコンサルティング・バリューチェーンの構築
b.コンサルティング事業の開発モデル
c.LTV(Life Time Value=コンサルティング継続率)70%を実現するマーケティングモデル
d.パートナー人材100名体制を実現するチームアップ&パートナー100モデル
e.「TCGアカデミー」によりグループ全体で数多くのプロフェッショナル人材を育成するアカデミーモデル
また、TCGが世界で唯一無二のコンサルティング・バリューチェーンを構築し、持続的成長を続けていくための基盤として、以下も推進してまいります。
a.TD&I(タナベ ダイバーシティー&インクルージョン)
多様な人材がお互いを知り、尊重し合い、より生産性の高い仕事ができる環境をつくることが重要であり、そのためのオフィスリニューアル投資等を積極的に実施してまいります。また、健康経営も推進してまいります。
b.DX投資
顧客企業に対するコンサルティング価値の向上及びコンサルタントの生産性向上を実現する「コンサルティングテック」(TCGのコンサルティングメソッド×テクノロジー)の開発を加速させてまいります。また、TCG各社のバックオフィスの生産性向上を実現する「スマートDX」投資も推進してまいります。
c.コーポレートコミュニケーション
「One&Only 世界で唯一無二の新しいコンサルティンググループ TCG」としてのブランドポジションを確立すべく、ステークホルダー別の適切なIR・SR・PR、そしてブランディング活動を推進してまいります。
d.ESG・SDGs
2019年10月に国連グローバル・コンパクトへ署名して参加企業として登録されると共に、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンへ加入しておりますが、全ての基盤である地球の「持続可能な開発」のため、「コンサルティング」を通じて社会や地球環境の改善に貢献するESG・SDGs対応を推進してまいります。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
現場で数多くの企業の経営と向き合い、企業を救い元気にし、そして社会や顧客にとってなくてはならない存在であるFCCへと導くと共に、当社グループもFCCを目指して持続的成長及び中長期的な企業価値の向上を実現していく上で、売上高成長率の向上と営業利益及び売上高営業利益率の向上を目標としております。そして、安定的な利益確保により、まずは有事にも動じない高い安定性を備えた最適資本構成を実現してまいります。その上で、中期経営計画で目標としている自己資本当期純利益率(ROE)や総資産経常利益率(ROA)を向上してまいります。前記により、収益性・安定性・効率性のバランスの取れた企業を目指してまいります。
そのために、「売上高」「営業利益」「売上高営業利益率」「自己資本当期純利益率」「総資産経常利益率」を重要な指標として位置づけております。
当連結会計年度における「売上高」は92億13百万円、「営業利益」は7億51百万円、「売上高営業利益率」は8.2%、「自己資本当期純利益率」は4.5%、「総資産経常利益率」は5.9%でした。引き続きこれらの指標の改善に向けて取り組んでまいります。