有価証券報告書-第56期(2024/04/01-2025/03/31)
(2)戦略
「サステナビリティ関連のリスク及び機会」に関しては今後、取締役会が主導し、分析を実施することで事業に対する具体的な影響等を把握してまいりますが、現在認識している重要な事項に関して、以下に記載いたします。
①マテリアリティ1:事業による社会課題の解決(資源循環型ビジネスモデルの実現)
リスク
・気候変動に起因する猛暑・豪雨・豪雪等による生産・物流・施工部門における生産性の低下
・鋼材・木材などの資源の使用規制が強化されることによる生産量の減少
・パンデミック・戦争・自然災害等によるサプライチェーンの寸断
・鋼材価格の高騰やリユース性の高い素材への変更によるコストアップ
・脱炭素化への流れが進むことで、炭素税増税等の環境規制強化によるコストアップ
機会
・職人不足の状況下において、モバイルスペースを工場生産することで、建築工事における効率化と省人化の実現
・スクラップ&ビルドが一般的な建築業界において、レンタルによる期間限定利用や、販売したモバイルスペースの買取及び再販による、リユース市場の拡大に伴う建築廃材の削減
・モバイルスペースを折りたたむ当社独自の技術による運搬効率の向上と、それに伴う輸送コストの低減
・自然災害・パンデミック・気候変動等の変化が激しい世の中で、モバイルスペースの可変性・移設性・高速施工の強みによる柔軟性のある建物を求めるニーズへの対応
②マテリアリティ2:人的資本の拡充
リスク
・人材の多様性の不足による発想の均質化
・社員数減少に伴う供給力・顧客対応力の低下及び、製品開発、事業拡大に向けての活動の遅れ
機会
・自社一貫のバリューチェーンを持つことによる多様な職種の人材が活躍できる場の提供
・多様な職種・国籍の人材の価値が衝突し、新たな価値が生まれる環境を醸成することによる競争力強化
・社員が健康で安全かつ安心して働くことができる環境を整備することによるモチベーションと生産性の向上
※当社は、ビジョン2050「モバイルスペースを世界の常識にし、ハピネスあふれる社会の実現に貢献する」を達成するために「人的資本の拡充」は重要であると考えており、実現に必要な組織づくりに取り組んでおります。ビジョン2050を達成するための組織像を見据えたうえで、専門家を交えて、多角的な視点から現状の組織の状況を把握し、課題の整理、方針の策定を進めております。「人的資本の拡充」における対策である人材育成と社内環境整備に関しましては、次に具体的に記載します。
●人材育成方針
組織と個人、双方の能力を高め、人的資本の拡充を図ります。
当社の能力開発制度では、各部門の役割(職務内容定義)及び、役割を遂行するための能力(能力定義)を設定し、その能力を高めていくための教育計画を作成・実施していくことによって、組織の能力向上(技術力・営業力などの向上)を図っております。
さらに、個人が能力を発揮し、出した成果について適切に評価する制度を構築することで、社員一人一人がモチベーションを維持する評価制度への改善を進めております。
また、組織と個人の成長が相乗効果を生み出し、両者の更なる成長に発展する好循環が形成されるよう、制度を改善し「人的資本の拡充」を進めてまいります。
社員が学ぶことができる環境を整えます。
モバイルスペースで施工した当社オフィスMSLABでは、個人が持つ知識や経験が組織に共有される方法を体系化した「SECIモデル※1」を設計に取り入れ、組織学習の活性化を図っております。「SECIモデル」における「12の知識創造行動※2」を社員が実践できるよう、環境を整えております。
制度面では、各部門における重要資格を定め、資格取得支援の拡充を図っております。具体的には資格取得による業務範囲の拡大や専門性の向上につながる教育の導入・資格手当の拡充・インセンティブ制度を設定し、社員の自発的な能力向上への取り組みを一層促進しております。また、e-ラーニング制度の導入により、過去に実施した研修について、いつでも振り返り可能な環境を整備しております。
※1 一橋大学大学院教授の野中郁次郎氏らが提唱した知識創造のプロセスモデル
※2 SECIモデルにおける知識創造の各プロセスを行動に置き換えてまとめ具体化したもの
●社内環境整備方針
多様性溢れる社員を集め、身体的・精神的に働きやすい環境を実現します。
当社グループは、社員が安全かつ安心して働くことができる環境整備と多様性の確保に関して、重要な経営課題であると認識しております。労働災害を防止する安全パトロールの実施、適切な労働時間の管理など、社員の負担を減らし、健康的かつイキイキと働くことができる環境を整えることで各社員のモチベーションと生産性を向上させてまいります。
多様性の確保に向けた取り組みとしては、採用の計画を見直すとともに男性育児休業取得の推進、女性管理職登用率向上に向けたダイバーシティ研修等を実施し、当社グループの未来を担う多様性溢れる人材を集め、育成してまいります。
「規律を大切にする文化」を醸成します。
当社グループは、コンプライアンス、内部統制、制度、ルール、業務フローなど、守るべき基準を内包する考えとして「規律」を定義づけ、「規律を大切にする文化」の醸成に取り組んでまいりました。今後も社内外との信頼関係の再構築を図るべく、継続的に組織文化の醸成に努めてまいります。
「サステナビリティ関連のリスク及び機会」に関しては今後、取締役会が主導し、分析を実施することで事業に対する具体的な影響等を把握してまいりますが、現在認識している重要な事項に関して、以下に記載いたします。
①マテリアリティ1:事業による社会課題の解決(資源循環型ビジネスモデルの実現)
リスク
・気候変動に起因する猛暑・豪雨・豪雪等による生産・物流・施工部門における生産性の低下
・鋼材・木材などの資源の使用規制が強化されることによる生産量の減少
・パンデミック・戦争・自然災害等によるサプライチェーンの寸断
・鋼材価格の高騰やリユース性の高い素材への変更によるコストアップ
・脱炭素化への流れが進むことで、炭素税増税等の環境規制強化によるコストアップ
機会
・職人不足の状況下において、モバイルスペースを工場生産することで、建築工事における効率化と省人化の実現
・スクラップ&ビルドが一般的な建築業界において、レンタルによる期間限定利用や、販売したモバイルスペースの買取及び再販による、リユース市場の拡大に伴う建築廃材の削減
・モバイルスペースを折りたたむ当社独自の技術による運搬効率の向上と、それに伴う輸送コストの低減
・自然災害・パンデミック・気候変動等の変化が激しい世の中で、モバイルスペースの可変性・移設性・高速施工の強みによる柔軟性のある建物を求めるニーズへの対応
②マテリアリティ2:人的資本の拡充
リスク
・人材の多様性の不足による発想の均質化
・社員数減少に伴う供給力・顧客対応力の低下及び、製品開発、事業拡大に向けての活動の遅れ
機会
・自社一貫のバリューチェーンを持つことによる多様な職種の人材が活躍できる場の提供
・多様な職種・国籍の人材の価値が衝突し、新たな価値が生まれる環境を醸成することによる競争力強化
・社員が健康で安全かつ安心して働くことができる環境を整備することによるモチベーションと生産性の向上
※当社は、ビジョン2050「モバイルスペースを世界の常識にし、ハピネスあふれる社会の実現に貢献する」を達成するために「人的資本の拡充」は重要であると考えており、実現に必要な組織づくりに取り組んでおります。ビジョン2050を達成するための組織像を見据えたうえで、専門家を交えて、多角的な視点から現状の組織の状況を把握し、課題の整理、方針の策定を進めております。「人的資本の拡充」における対策である人材育成と社内環境整備に関しましては、次に具体的に記載します。
●人材育成方針
組織と個人、双方の能力を高め、人的資本の拡充を図ります。
当社の能力開発制度では、各部門の役割(職務内容定義)及び、役割を遂行するための能力(能力定義)を設定し、その能力を高めていくための教育計画を作成・実施していくことによって、組織の能力向上(技術力・営業力などの向上)を図っております。
さらに、個人が能力を発揮し、出した成果について適切に評価する制度を構築することで、社員一人一人がモチベーションを維持する評価制度への改善を進めております。
また、組織と個人の成長が相乗効果を生み出し、両者の更なる成長に発展する好循環が形成されるよう、制度を改善し「人的資本の拡充」を進めてまいります。
社員が学ぶことができる環境を整えます。
モバイルスペースで施工した当社オフィスMSLABでは、個人が持つ知識や経験が組織に共有される方法を体系化した「SECIモデル※1」を設計に取り入れ、組織学習の活性化を図っております。「SECIモデル」における「12の知識創造行動※2」を社員が実践できるよう、環境を整えております。
制度面では、各部門における重要資格を定め、資格取得支援の拡充を図っております。具体的には資格取得による業務範囲の拡大や専門性の向上につながる教育の導入・資格手当の拡充・インセンティブ制度を設定し、社員の自発的な能力向上への取り組みを一層促進しております。また、e-ラーニング制度の導入により、過去に実施した研修について、いつでも振り返り可能な環境を整備しております。
※1 一橋大学大学院教授の野中郁次郎氏らが提唱した知識創造のプロセスモデル
※2 SECIモデルにおける知識創造の各プロセスを行動に置き換えてまとめ具体化したもの
●社内環境整備方針
多様性溢れる社員を集め、身体的・精神的に働きやすい環境を実現します。
当社グループは、社員が安全かつ安心して働くことができる環境整備と多様性の確保に関して、重要な経営課題であると認識しております。労働災害を防止する安全パトロールの実施、適切な労働時間の管理など、社員の負担を減らし、健康的かつイキイキと働くことができる環境を整えることで各社員のモチベーションと生産性を向上させてまいります。
多様性の確保に向けた取り組みとしては、採用の計画を見直すとともに男性育児休業取得の推進、女性管理職登用率向上に向けたダイバーシティ研修等を実施し、当社グループの未来を担う多様性溢れる人材を集め、育成してまいります。
「規律を大切にする文化」を醸成します。
当社グループは、コンプライアンス、内部統制、制度、ルール、業務フローなど、守るべき基準を内包する考えとして「規律」を定義づけ、「規律を大切にする文化」の醸成に取り組んでまいりました。今後も社内外との信頼関係の再構築を図るべく、継続的に組織文化の醸成に努めてまいります。