有価証券報告書-第58期(令和1年7月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/09/25 9:22
【資料】
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【項目】
145項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
資金運用については、一時的な余資について安全性の高い金融資産に限定し、また、資金調達については、運転資金を銀行借入による方針であります。デリバティブ取引は、外貨建金銭債権債務に対する為替変動リスク並びに借入金の金利変動リスクをリスクヘッジする目的に限定し、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスクの管理体制
営業債権である完成業務未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、販売管理規定に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行ってリスクの軽減を図っております。また、外貨建の営業債権は為替の変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ管理基準に従い、必要に応じ先物為替予約を行う方針であります。
投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、定期的に時価を把握するとともに発行体の財務状況を把握しております。
営業債務である業務未払金、未払金、未払法人税等は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。
営業債務は、流動性リスクに晒されておりますが、月次で資金計画を作成する等の方法により管理しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、デリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(2019年6月30日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 現金及び預金6,538,7006,538,700
(2) 完成業務未収入金1,888,366
貸倒引当金 ※1△3,805
1,884,5601,884,560
(3) 投資有価証券
その他有価証券191,085191,085
資産計8,614,3468,614,346
(1) 業務未払金977,370977,370
(2) 未払金733,489733,489
(3) 未払法人税等240,527240,527
負債計1,951,3871,951,387

(※1)完成業務未収入金に対する貸倒引当金を控除しております。
当連結会計年度(2020年6月30日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1) 現金及び預金5,217,8765,217,876
(2) 完成業務未収入金2,640,766
貸倒引当金 ※1△5,226
2,635,5392,635,539
(3) 投資有価証券
その他有価証券198,606198,606
資産計8,052,0228,052,022
(1) 業務未払金881,807881,807
(2) 未払金664,301664,301
(3) 未払法人税等201,964201,964
負債計1,748,0731,748,073

(※1)完成業務未収入金に対する貸倒引当金を控除しております。
(注) 1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2)完成業務未収入金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。なお、投資有価証券はその他有価証券として保有しており、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照ください。
負 債
(1) 業務未払金、(2) 未払金、(3) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分前連結会計年度
(2019年6月30日)
当連結会計年度
(2020年6月30日)
非上場株式等 ※272,06671,384

(※2) 非上場株式等については、市場価格がなく、かつ、将来キャッシュ・フローを合理的に見積ることができないため、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3) 投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2019年6月30日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金6,536,272
完成業務未収入金1,888,366
合計8,424,638

当連結会計年度(2020年6月30日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金5,210,882
完成業務未収入金2,640,766
合計7,851,648