有価証券報告書-第41期(平成26年3月1日-平成27年2月28日)
今後の見通しといたしましては、わが国経済の景気回復基調は緩やかに持続するものの、円安による原材料の上昇や物価上昇にともなう家計の負担増により生活防衛意識が高まるなど、経営環境は依然として厳しい状況で推移することが予想されます。
当社グループが属する教育サービス業界におきましても、同業他社間の生徒獲得競争は一層厳しくなり、出店競争、価格競争など競合がますます激化するものと思われます。
このような状況の中で当社グループは、ドミナント形成注力エリア(千葉、東京、茨城)での新規小規模拠点の集中展開を進め、大規模な拠点で広範囲から集客するという従来の事業モデルからの転換をさらに進めてまいります。次に、グループ各社の取組みについてご説明いたします。
グループの主要営業部門である株式会社市進の生徒数増加は最大の課題であると捉えております。冬期講習から開校した「妙典教室」「八千代緑が丘教室」、2015年2月開校の「幕張本郷教室」「西船橋教室」「奏の杜教室」「亀戸教室」「篠崎教室」、2015年3月開校の「葛西教室」では順調に集客を伸ばしており、今後も当社グループの地盤である千葉・東京東部におきまして拠点展開を進めてまいります。また、地域密着を主眼とした都県本部制の徹底、3年目となる教務スタッフの小学生担当と中学生担当の専業制をさらに深化し、個別指導や映像指導のニーズを的確にとらえ集客増加に向けて対策を強化してまいります。これらの拠点展開の方針、営業体制の徹底の成果として、2015年3・4月の集客は予想を上回る状況で推移しており、年度業績を占う重要なポイントの一つとも言える立ち上がり時期を順調にスタートすることができました。
小学生部門については、従来の国私立中学受験(総合科)指導をさらに強化するとともに、近年、進学ニーズの高い公立中高一貫校受検対策教材の強化、小学校低学年を対象としたウイングキッズコースの拡充など、多様なニーズに対応してまいります。また、中学生部門では、受験のための学習に加えて学校の成績を向上させることにより学習意欲を高め、自立学習を促し、受験だけでなく目標に応じて自主的に学習できる能力を重視してまいります。さらに2014年度において好評を博した夏の「イングリッシュキャンプ」を当社グループにおける英語指導の中核事業として位置づけ、「グローバル社会への対応」「ネイティブ講師の活用」「大学入試改革への準備」などをコンセプトとした市進の英語指導を充実させることで、生徒の意欲と感動を引き出してまいります。2015年度は、市進教育グループ創立50周年を迎えます。「創立50周年記念キャンペーン」による販売促進や各種イベントの実施など、当社グループ全体で顧客ニーズを優先したプロモーションを実施いたします。
株式会社個学舎につきましては、FC展開による利益体質転換は順調に進んでいるものの、直営拠点の集客増と申込科目数増が課題となっております。個別指導分野も競争は激化しており、地域のニーズに対応した差別化を強化し、競合他社のサービスレベルを超えるようにオペレーションを見直してまいります。また、新しい個別指導形態を確立すべく、学研グループや地域の老舗書店南天書房とコラボレートした南天学舎の運営にも意欲的に取り組んでおります。
株式会社茨進につきましては、茨城県での学習塾ブランド「茨進」での集客は引き続き好調に推移しております。新規拠点展開や移転統合も積極的に進めており、例えばつくば竹園では3ヶ所に分散していた教室をより目立つ立地の一か所の建物に移転統合し、運営の効率化を図るとともに専用バスでの送迎を行うなど生徒保護者の利便性も向上しております。今春の県立並木中等教育学校や県立日立第一高等学校附属中学校などの公立中高一貫校、また県立土浦第一高等学校や県立水戸第一高等学校での高い合格実績を携え、新商品導入や、受講促進等の商品力アップにより今後も地域一番店としての地位をより確固たるものとすべく運営してまいります。
映像授業部門におきまして、全国展開している株式会社市進ウイングネットは加盟校となる同業他社にも幅広く受け入れられている「ウイングネット」を社名とし、2015年4月から株式会社ウイングネットとして営業体制を強化し新たにスタートいたします。映像授業コンテンツ販売は、異業種からの参入もあり競争が激化しておりますが、加盟校に対しては、生徒自らが受講講座や学習スケジュールを管理できるシステム「ジガク」や、英単語、英熟語、社会、古文などの暗記すべき知識をパソコン画面上で何度も繰り返すことで記憶を定着させる暗記学習支援ツール「解きメキ」など、各加盟校が活用しやすくなるよう各種アイテムの増強・バージョンアップを図っております。
各種映像の制作・販売事業を推進しているジャパンライム株式会社は主力商品の品ぞろえを強化し、売上高増加を目指します。順調に販売実績をあげている学校法人や医療機関向けのDVD販売に加え、タブレットでの視聴やダウンロード販売も可能にするなど販売チャンネルの拡大に取り組みながら、動画配信を売上の柱とするべく営業を強化してまいります。また、電子書籍の販売拡充にも注力いたします。
株式会社市進綜合研究所は、2015年度から株式会社桐杏学園として、幼児教育・小学校受験の「桐杏学園」、業務提携による学研ほっぺんくらぶ、またこの事業に関連する教材販売事業に特化し運営してまいります。茨城県水戸や千葉県流山おおたかの森に新教室を開設するほか、既存教室設備の充実も含めて積極的な拠点展開も検討します。
日本語学校を運営する株式会社江戸カルチャーセンターは、中国、韓国、ネパール、ベトナムなどアジアからの留学生の集客に注力しつつ、新規の対象国も開拓してまいります。また、現在運営しております赤坂の教室のほかに新規展開を検討しております。
株式会社市進ケアサービスは、高齢者向け賃貸住宅である友友ビレッジ(羽村・昭島)の運営に力を入れ、入居者様に、より手厚い介護サービスを提するべく訪問介護事業の開始を検討しております。また、川越自社ビルを活用して開設したココファン川越デイサービスにつきましては、地域との密着度合いを高めるため、地元のケアマネージャーの方々など介護事業に携わる皆様との連携を図る必要性から、居宅介護支援事業への参入を開始いたします。また今後予想される介護職員不足に対し、「介護職員初任者研修」を開講し、介護資格取得支援事業を行ってまいります。
株式会社市進アシストは、特例子会社としての社会的使命を達成することはもちろんのこと、企業として安定的な収益を得る体制を獲得し継続的な営業能力を備えていくことが必要となります。現在はグループ各社からの事務代行業務委託が中心ですが、今後はグループ内収入ばかりでなく外部収入を得る体制を構築することを目標としてまいります。
株式会社学研塾ホールディングスとの共同出資による株式会社GIビレッジは、幼児保育・学童保育の「クランテテ」を東京都港区で営業しております。「生きぬくちからをはぐくむモンテッソーリ・バイリンガル・スクール」として学研グループの持つ幼児教育の強みと当社グループの持つ小学生受験指導の強みの相乗効果を見込んでおります。2015年度は私立小学校内部進学対策「クランテテ・アカデミー」を開講し集客増加を図ってまいります。
また、学童保育部門といたしまして、2015年4月に学童保育施設「ナナカラ」を千葉県流山おおたかの森に開設いたしました。当社グループの強みであります「まなび」のプログラムも取り入れ、各種イベントや英語教室、農業体験といった当社グループならではの学童保育を目指してまいります。当施設では育児のために職を離れた女性向けの就労支援として、午前中の空き時間などを利用し、ビジネスマナーやパソコン講座、プレゼン講座なども実施を予定しております。
さらに当社能力開発室、海外事業室、人材開発室の各部署におきましては、「総合教育サービス企業」の“水平展開”の一翼を担う新規事業につきまして、準備・研究を進めております。当社グループの長年にわたる教授ノウハウ等を結集した企業・団体向けの研修メソッド外販事業、国内だけでなく香港やインドでも当社グループの教育サービスを提供すべく既に展開中の海外事業、グループ内の豊富な人材資源を活用した人材派遣事業など、まだ規模は小さいながらも将来に向けて確実に布石を打ってまいります。
当社グループが属する教育サービス業界におきましても、同業他社間の生徒獲得競争は一層厳しくなり、出店競争、価格競争など競合がますます激化するものと思われます。
このような状況の中で当社グループは、ドミナント形成注力エリア(千葉、東京、茨城)での新規小規模拠点の集中展開を進め、大規模な拠点で広範囲から集客するという従来の事業モデルからの転換をさらに進めてまいります。次に、グループ各社の取組みについてご説明いたします。
グループの主要営業部門である株式会社市進の生徒数増加は最大の課題であると捉えております。冬期講習から開校した「妙典教室」「八千代緑が丘教室」、2015年2月開校の「幕張本郷教室」「西船橋教室」「奏の杜教室」「亀戸教室」「篠崎教室」、2015年3月開校の「葛西教室」では順調に集客を伸ばしており、今後も当社グループの地盤である千葉・東京東部におきまして拠点展開を進めてまいります。また、地域密着を主眼とした都県本部制の徹底、3年目となる教務スタッフの小学生担当と中学生担当の専業制をさらに深化し、個別指導や映像指導のニーズを的確にとらえ集客増加に向けて対策を強化してまいります。これらの拠点展開の方針、営業体制の徹底の成果として、2015年3・4月の集客は予想を上回る状況で推移しており、年度業績を占う重要なポイントの一つとも言える立ち上がり時期を順調にスタートすることができました。
小学生部門については、従来の国私立中学受験(総合科)指導をさらに強化するとともに、近年、進学ニーズの高い公立中高一貫校受検対策教材の強化、小学校低学年を対象としたウイングキッズコースの拡充など、多様なニーズに対応してまいります。また、中学生部門では、受験のための学習に加えて学校の成績を向上させることにより学習意欲を高め、自立学習を促し、受験だけでなく目標に応じて自主的に学習できる能力を重視してまいります。さらに2014年度において好評を博した夏の「イングリッシュキャンプ」を当社グループにおける英語指導の中核事業として位置づけ、「グローバル社会への対応」「ネイティブ講師の活用」「大学入試改革への準備」などをコンセプトとした市進の英語指導を充実させることで、生徒の意欲と感動を引き出してまいります。2015年度は、市進教育グループ創立50周年を迎えます。「創立50周年記念キャンペーン」による販売促進や各種イベントの実施など、当社グループ全体で顧客ニーズを優先したプロモーションを実施いたします。
株式会社個学舎につきましては、FC展開による利益体質転換は順調に進んでいるものの、直営拠点の集客増と申込科目数増が課題となっております。個別指導分野も競争は激化しており、地域のニーズに対応した差別化を強化し、競合他社のサービスレベルを超えるようにオペレーションを見直してまいります。また、新しい個別指導形態を確立すべく、学研グループや地域の老舗書店南天書房とコラボレートした南天学舎の運営にも意欲的に取り組んでおります。
株式会社茨進につきましては、茨城県での学習塾ブランド「茨進」での集客は引き続き好調に推移しております。新規拠点展開や移転統合も積極的に進めており、例えばつくば竹園では3ヶ所に分散していた教室をより目立つ立地の一か所の建物に移転統合し、運営の効率化を図るとともに専用バスでの送迎を行うなど生徒保護者の利便性も向上しております。今春の県立並木中等教育学校や県立日立第一高等学校附属中学校などの公立中高一貫校、また県立土浦第一高等学校や県立水戸第一高等学校での高い合格実績を携え、新商品導入や、受講促進等の商品力アップにより今後も地域一番店としての地位をより確固たるものとすべく運営してまいります。
映像授業部門におきまして、全国展開している株式会社市進ウイングネットは加盟校となる同業他社にも幅広く受け入れられている「ウイングネット」を社名とし、2015年4月から株式会社ウイングネットとして営業体制を強化し新たにスタートいたします。映像授業コンテンツ販売は、異業種からの参入もあり競争が激化しておりますが、加盟校に対しては、生徒自らが受講講座や学習スケジュールを管理できるシステム「ジガク」や、英単語、英熟語、社会、古文などの暗記すべき知識をパソコン画面上で何度も繰り返すことで記憶を定着させる暗記学習支援ツール「解きメキ」など、各加盟校が活用しやすくなるよう各種アイテムの増強・バージョンアップを図っております。
各種映像の制作・販売事業を推進しているジャパンライム株式会社は主力商品の品ぞろえを強化し、売上高増加を目指します。順調に販売実績をあげている学校法人や医療機関向けのDVD販売に加え、タブレットでの視聴やダウンロード販売も可能にするなど販売チャンネルの拡大に取り組みながら、動画配信を売上の柱とするべく営業を強化してまいります。また、電子書籍の販売拡充にも注力いたします。
株式会社市進綜合研究所は、2015年度から株式会社桐杏学園として、幼児教育・小学校受験の「桐杏学園」、業務提携による学研ほっぺんくらぶ、またこの事業に関連する教材販売事業に特化し運営してまいります。茨城県水戸や千葉県流山おおたかの森に新教室を開設するほか、既存教室設備の充実も含めて積極的な拠点展開も検討します。
日本語学校を運営する株式会社江戸カルチャーセンターは、中国、韓国、ネパール、ベトナムなどアジアからの留学生の集客に注力しつつ、新規の対象国も開拓してまいります。また、現在運営しております赤坂の教室のほかに新規展開を検討しております。
株式会社市進ケアサービスは、高齢者向け賃貸住宅である友友ビレッジ(羽村・昭島)の運営に力を入れ、入居者様に、より手厚い介護サービスを提するべく訪問介護事業の開始を検討しております。また、川越自社ビルを活用して開設したココファン川越デイサービスにつきましては、地域との密着度合いを高めるため、地元のケアマネージャーの方々など介護事業に携わる皆様との連携を図る必要性から、居宅介護支援事業への参入を開始いたします。また今後予想される介護職員不足に対し、「介護職員初任者研修」を開講し、介護資格取得支援事業を行ってまいります。
株式会社市進アシストは、特例子会社としての社会的使命を達成することはもちろんのこと、企業として安定的な収益を得る体制を獲得し継続的な営業能力を備えていくことが必要となります。現在はグループ各社からの事務代行業務委託が中心ですが、今後はグループ内収入ばかりでなく外部収入を得る体制を構築することを目標としてまいります。
株式会社学研塾ホールディングスとの共同出資による株式会社GIビレッジは、幼児保育・学童保育の「クランテテ」を東京都港区で営業しております。「生きぬくちからをはぐくむモンテッソーリ・バイリンガル・スクール」として学研グループの持つ幼児教育の強みと当社グループの持つ小学生受験指導の強みの相乗効果を見込んでおります。2015年度は私立小学校内部進学対策「クランテテ・アカデミー」を開講し集客増加を図ってまいります。
また、学童保育部門といたしまして、2015年4月に学童保育施設「ナナカラ」を千葉県流山おおたかの森に開設いたしました。当社グループの強みであります「まなび」のプログラムも取り入れ、各種イベントや英語教室、農業体験といった当社グループならではの学童保育を目指してまいります。当施設では育児のために職を離れた女性向けの就労支援として、午前中の空き時間などを利用し、ビジネスマナーやパソコン講座、プレゼン講座なども実施を予定しております。
さらに当社能力開発室、海外事業室、人材開発室の各部署におきましては、「総合教育サービス企業」の“水平展開”の一翼を担う新規事業につきまして、準備・研究を進めております。当社グループの長年にわたる教授ノウハウ等を結集した企業・団体向けの研修メソッド外販事業、国内だけでなく香港やインドでも当社グループの教育サービスを提供すべく既に展開中の海外事業、グループ内の豊富な人材資源を活用した人材派遣事業など、まだ規模は小さいながらも将来に向けて確実に布石を打ってまいります。