臨時報告書

【提出】
2021/06/11 16:22
【資料】
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提出理由

当社の連結子会社であるGMOフィナンシャルホールディングスは、2021年5月25日開催の取締役会において、子会社取得を決議しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第16号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

連結子会社による子会社取得の決定

当社連結子会社による子会社の取得
(1)子会社取得の決定に関する事項
以下の連結子会社は、2021年5月25日開催の取締役会において、子会社取得を決議しました。
名称GMOフィナンシャルホールディングス株式会社
住所東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号
代表者の氏名取締役兼代表執行役社長 CEO 鬼頭 弘泰

(2)取得対象子会社の商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
商号ワイジェイFX株式会社
本店の所在地東京都千代田区紀尾井町1番3号
代表者の氏名代表取締役社長 CEO 松本 好史
資本金の額490百万円
純資産の額22,120百万円(2021年3月31日現在)
総資産の額137,438百万円(2021年3月31日現在)
事業の内容金融商品取引法に基づく第一種金融商品取引業
金融商品取引法に基づく第二種金融商品取引業
金融商品取引法に基づく投資助言業

(3)取得対象子会社の最近三年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
事業年度2019年3月期2020年3月期2021年3月期
営業収益7,747百万円8,525百万円9,783百万円
営業利益1,999百万円2,581百万円2,779百万円
経常利益1,990百万円2,377百万円3,049百万円
純利益917百万円1,587百万円2,115百万円

(4)提出会社及び当該連結子会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係該当事項はありません。
人的関係該当事項はありません。
取引関係該当事項はありません。

(5)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社グループは、「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチに掲げ、1995年のプロバイダーサービスの提供を皮切りにインターネット事業を開始し、現在ではインターネットインフラ事業を中心として、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネット企業グループとなっています。
当社連結子会社であるGMOフィナンシャルホールディングス(以下、GMO-FH)は、当社のインターネット金融事業及び暗号資産交換事業において、「金融サービスをもっとリーズナブルにもっと楽しく自由に」の企業理念のもと、主に個人投資家向けに株式、FX、CFD、暗号資産など様々な金融商品をオンラインで取引できるサービスを提供する証券・FX事業、暗号資産事業を展開しております。証券・FX事業の主力商品である店頭FX取引サービスにおいては、その子会社であるGMOクリック証券株式会社が利便性の高い取引環境を追求することで顧客基盤を拡大し、9年連続で取引高国内第1位※1を達成するなど業界をリードしております。
ワイジェイFXは、2003年9月に創業し、2013年1月からはヤフー株式会社の金融領域における戦略的子会社として、オンラインFX取引サービスを提供しています。「金融にインテロバング※2をつけてゆく」をミッションに掲げ、使いやすいスマートフォンツールの提供などを強みに顧客基盤を拡大し、成長を続けています。
現在、GMO-FHは、持続的な成長の実現に向けて、「強いものをより強くする」の方針のもと、強みである店頭FXのシェア拡大と収益力強化に取り組んでおります。今般、GMO-FHとワイジェイFXがこれまで培ってきた知見、ノウハウ、経営資源を共有し連携を強化することで、サービスの価値を高めるとともに、さらなるシェアの拡大と収益性改善を図り、GMO-FH及び同社の成長を加速させることが可能であると判断し、同社株式を取得することとしました。※1 ファイナンス・マグネイツ調べ(2012年1月~2020年12月)※2 インテロバングとは、疑問符「?」と感嘆符「!」を縦に重ね合わせた文字であり、両方の意味を兼ね備えた記号です。
(6)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
ワイジェイFX株式会社の普通株式 28,824百万円
アドバイザリー費用等(概算額) 100百万円
合計(概算額) 28,924百万円