半期報告書-第34期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2024/08/13 11:08
【資料】
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【項目】
43項目
(追加情報)
(会社分割による持株会社体制への移行)
当社は、2024年6月25日開催の取締役会において、当社のインターネットインフラ事業(ドメイン事業、クラウド・ホスティング事業、アクセス事業)及びインターネット広告・メディア事業(以下、対象事業)を吸収分割の方法により、当社の連結子会社であるGMOアドパートナーズ株式会社(以下、GMO-AP)へ承継させることを決議し、同日付けで吸収分割契約を締結しております。
また、本吸収分割に伴い、当社は持株会社体制へ移行いたします。
1.本吸収分割による持株会社体制への移行の目的
(1)AIロボティクス革命に向けた体制強化
当社グループは、「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」をキャッチコピーとして、いち早くグループ全体でAIの積極的な利活用を進めています。足元では、AIと親和性が高いといえるロボットの開発が急速に進展していくことを見据え、GMO AI&ロボティクス商事株式会社を設立し、AIロボティクス革命に向けた体制を構築しています。
今般、持株会社体制に移行することで、商流を整理し、よりスムーズなシナジー創出が可能になると考えております。
(2)GMO-APの持続的成長、企業価値最大化
GMO-APは、インターネット広告・メディア事業の中核会社です。インターネット広告市場の急速な変化と競争の激化に対応するため、当社のインターネットインフラ事業とGMO-APの広告・メディア事業を統合し、両社の強みを活かした迅速な事業展開を目指します。これにより、GMO-AP及び当社の持続的成長と企業価値の最大化につながると判断しました。
(3)グループ経営機能の強化
持株会社制への移行により、グループ経営機能に特化しスピード経営を一段と加速させることで持続的成長を実現するための体制をより強固にしてまいります。
2.本吸収分割の要旨
(1)本吸収分割の日程
本吸収分割契約の承認に係る取締役会決議日2024年6月25日
本吸収分割契約締結日2024年6月25日
本吸収分割効力発生日2025年1月1日(予定)

(注)本吸収分割は、当社においては会社法第784条第2項の規定に定める簡易分割に該当するため、当社において本吸収分割の承認のための株主総会は開催いたしません。
(2)本吸収分割の方式
当社を吸収分割会社、GMO-APを吸収分割承継会社とする吸収分割により、当社が営む対象事業をGMO-APに承継する予定です。
(3)本吸収分割に係る割当ての内容
GMO-APは、対象事業の対価として、GMO-AP普通株式257,941,328株を当社に割当交付する予定です。
3.本吸収分割の当事会社の概要
吸収分割会社吸収分割承継会社
(1)名称GMOインターネットグループ株式会社GMOアドパートナーズ株式会社
(2)所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号東京都渋谷区桜丘町26番1号
(3)代表者の役職・氏名代表取締役グループ代表
会長兼社長執行役員・CEO 熊谷正寿
代表取締役社長執行役員 橋口誠
(4)事業内容インターネットインフラ事業
インターネット広告・メディア事業
インターネット金融事業
暗号資産事業
インキュベーション事業
総合ネットメディア・広告事業
(5)資本金5,000百万円1,301百万円
(6)直前事業年度の財政
状態及び経営成績
2023年12月期(連結)2023年12月期(連結)
純資産172,839百万円5,242百万円
総資産1,757,636百万円10,847百万円
1株当たり純資産777.50円320.98円
売上高258,643百万円14,903百万円
営業利益(△は損失)42,471百万円△25百万円
経常利益45,947百万円180百万円
親会社株主に帰属する
当期純利益
14,191百万円40百万円
1株当たり当期純利益133.33円2.50円
1株当たり配当金44.10円1.30円

4.分割する事業の概要
分割する部門の事業内容
インターネットインフラ事業(ドメイン事業、クラウド・ホスティング事業、アクセス事業)及びインターネット広告・メディア事業
5.実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理する予定であります。