訂正有価証券報告書-第23期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/05/13 16:00
【資料】
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注記事項-従業員給付、連結財務諸表(IFRS)

25. 従業員給付
当社グループは、退職給付制度として、主に確定給付制度を採用しています。当社グループの確定給付制度は、主に退職一時金制度です。退職一時金制度は、退職給付制度債務に対して外部積立を行わず、当社グループが直接受給者への支給義務を負っています。積立に関する法的要請はありません。退職一時金は各社の就業規則等の退職金規定に基づき給与や勤務期間等に基づいた金額が支払われます。
(1) 連結財政状態計算書において認識した金額
連結財政状態計算書で認識した金額は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
当連結会計年度
(2019年12月31日)
確定給付制度債務の現在価値5,45311,643
制度資産の公正価値289269
連結財政状態計算書に認識した確定給付に係る負債の純額5,16411,374

(2) 確定給付制度債務の現在価値の増減
確定給付制度債務の現在価値の増減内容は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
当連結会計年度
(2019年12月31日)
確定給付制度債務の現在価値(期首)3895,453
勤務費用1,3325,303
利息費用1428
確定給付制度の再測定
人口統計上の仮定の変更により生じた数理計
算上の差異
△195
財務上の仮定の変更により生じた数理計算上の
差異
21246
その他実績の修正631,006
給付支払額△199△337
企業結合及び処分の影響額3,852△58
その他0△3
確定給付制度債務の現在価値(期末)(注)5,45311,643

(注) 前連結会計年度の確定給付制度債務の加重平均デュレーションは10.7年、当連結会計年度の確定給付制度債務の加重平均デュレーションは11.3年です。
(3) 数理計算上の仮定
重要な数理計算上の仮定(加重平均)は、以下のとおりです。
前連結会計年度
(2018年12月31日)
当連結会計年度
(2019年12月31日)
割引率0.57%0.38%

(4) 感応度分析
重要な数理計算上の仮定についての感応度分析は、以下のとおりです。
感応度分析における確定給付制度債務の算定にあたっては、連結財政状態計算書で認識されている確定給付制度債務の算定方法と同一の方法を適用しています。感応度分析は期末日において合理的に推測し得る仮定の変動に基づき行っています。また、感応度分析は分析の対象となる数理計算上の仮定以外のすべての数理計算上の仮定が一定であることを前提としていますが、実際には他の数理計算上の仮定の変化が影響する可能性があります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
当連結会計年度
(2019年12月31日)
割引率0.5%上昇した場合△220△580
0.5%低下した場合238631